授乳中でも、1日2~3杯はコーヒーを飲んでも大丈夫!と言われていますね。
ですがふと、カフェインが抜けるまでどれくらい時間がかかるのか?気になりますね。
できれば、赤ちゃんへのカフェイン移行量は最小限にしたいですしね。
個人差はありますが、完全にカフェインが抜けるまで約6時間ほどかかると言われています!
特に、夜間の睡眠への影響を考えると、夕方以降のカフェイン摂取は抑えたいところ。
わたし自身も二児の母ですが、授乳中でも自分のリフレッシュのためにもコーヒーは欠かせませんでした。
「授乳のあとにコーヒーを飲む」という方法も、赤ちゃんへのカフェイン移行を最小限にできます。
ママ自身が質のいい睡眠をとるためにも、カフェインのことは知っておきたいね。
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カフェインが抜けるまでの時間と授乳への影響
カフェインが抜けるまでは約6時間
カフェインがほぼ体内から抜けるまで、約6時間ほどかかると言われています。
※「コーヒーのカフェイン持続時間」参照
ただし、これはコーヒー1杯あたりの目安です。
玉露やエナジードリンクなど、カフェインが多く含まれているものは抜けるまで時間もかかります。
さらに、カフェインが抜けきらないうちに、もう一杯コーヒーを飲んでしまうと、カフェインが抜けない時間が長く続いてしまいます。
また、カフェイン耐性は個人差がありますよね。
ほんの少しコーヒーを飲んだだけで、夜眠れなくなる方もいらっしゃいますし、全く影響を感じない方もいますね。
他にも、その日の体調が影響することも。
コーヒーは刺激物ですので、胃の調子が良くないときや、風邪気味のときは控えてくださいね。
普段からよくコーヒーや紅茶を飲む方は、自分はどれぐらいの耐性があるのか?ご存じだと思います。
自分の体質と、その日の体調に合わせてカフェインを飲む量を調整することも大切ですね。
授乳への影響はごくわずか!
授乳中のママがコーヒーなどを飲むと、1%のカフェインが母乳に移行すると言われています。
しかも今のところ、母乳を通してカフェインを摂取した赤ちゃんに問題が発生した、という文献はありません。
あまり神経質にならずに、コーヒーや紅茶を楽しんでも良さそうですね。
赤ちゃんのため…と思い、大好きなコーヒーをガマンしてストレスが溜まってしまっては、本末転倒です。
カフェインよりも、ストレスが母乳にあたえる影響の方が大きいんです。
”ストレスを抱えているママが急に母乳が出なくなってしまった”という事例があるんです。
そんなことになってしまっては、ママも赤ちゃんも悲しすぎですね。
適度にカフェインを摂って、ママのストレスを軽減することの方が大切です。
授乳中のカフェイン量はどれくらいまで?
日本の厚生労働省では、授乳中のカフェイン摂取量について明確に定めていないんですよね。
ですが、各国での保健省では以下のように定めています。
世界保健機関(WHO)では、コーヒーは1日3から4杯まで
英国食品基準庁(FSA)では、コーヒーは2杯程度まで
カナダ保健省(HC)では、コーヒーは2杯程度まで※厚生労働省「カフェインの摂取について」より引用
1日2杯程度のコーヒーなら飲んでも大丈夫そうですね!
わたし自身も、1日2杯ほどのコーヒーは授乳中でも飲んでました。
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授乳中でもカフェインを楽しむコツ
授乳のあとに飲む
カフェインを摂取した後、15分~2時間の間は母乳のカフェイン濃度がピークになる、と言われています。
少しでも、赤ちゃんへのカフェイン移行を抑えたいのなら、授乳後に、コーヒーや紅茶を飲むのがベストです。
特に、夜泣きへの影響を最小限にしたいなら、夕方以降のカフェイン摂取は控えてみて。
ですが、カフェインだけが夜泣きの原因とは限りません…!
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母乳とカフェインと夜泣きの関係とは?赤ちゃんへの影響を減らす飲み方
仮眠の前に飲む
睡眠不足は育児にはつきものですよね。
赤ちゃんが眠っているときは、ママもいっしょに寝たいですが、溜まっていた家事を片づけるチャンスでもあります。
短時間の睡眠ですっきりしたい!と思うときは、寝る前にカフェインを摂取してみてください。
ちょうど目覚める頃にカフェインが効いてくるので、すっきり目覚めることができます。
カフェイン・ノンカフェインの食品を知る
カフェインが入っている飲み物として有名なのは、コーヒー・紅茶ですね。
実は他にもたくさんあります。
飲み物だけではなく、カフェインが含まれている食品もありますしね。
1日2~3杯コーヒーを飲んで、知らないうちに他の飲み物からもカフェインを摂取していた・・なんてことにならないよう、正しい知識をつけておきましょう。
カフェインを含む飲み物
- コーヒー
- 紅茶
- 緑茶
- ほうじ茶
- 抹茶
- ココア
- ウーロン茶
- 玉露
- 栄養ドリンク
- コーラ
カフェインを含む食べ物
- チョコレート
- ミントガム
- チョコレート味やココア味のお菓子
ノンカフェインの飲み物
- 麦茶
- ハーブティー
- ルイボスティー
- たんぽぽコーヒー
コーヒー豆のかわりに、たんぽぽの根から作られた飲み物です。
完全ノンカフェイン、体を温める飲み物なので、母乳に良いとされています。 - ごぼう茶
ごぼう茶も母乳にいいとされています。
サラサラの母乳を作る助けをしてくれるので、乳腺炎を予防してくれます。
コーヒーや紅茶など、好きな物を飲む代わりに、水分補給は基本ノンカフェインを選ぶと安心ですよ。
特に、授乳しているとノドがかわくんですよね!
母乳の主成分は水分のため、授乳するだけでたくさんの水分が失われるんです。
そのため、こまめに水分補給することは大事。
ですが、育児中のママって赤ちゃんのお世話に追われ、自分のことは後回しになりがち。
気付いたら、全然水分を摂ってなかった!なんてことも、あるんですよね。
ですが、授乳中だからこそ、脱水症状には注意が必要です。
水分不足になると、肌も乾燥して荒れちゃいますからね。
そこで、わたしは、
- 家の中でもマグボトルを活用
- 食事からの水分も意識
で、水分をとれるようになりました。
さらに、わたしの場合、水分をたくさんとるようになってから、母乳トラブルも激減したんです。
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カフェインを取りすぎてしまったとき
授乳中なのに、カフェインを摂りすぎてしまった!という場合もあるかもしれません。
そんなときは慌てず、水や麦茶など、ノンカフェインの飲み物でたっぷり水分補給して。
代謝をアップさせて排尿を促せば、効率的にカフェインを体外に排出させることができます。
カフェインは体内には蓄積されませんので、慌てなくて大丈夫です。
一時的にミルクに切り替える方法もあります。
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授乳中コーヒーを飲み過ぎてカフェイン取りすぎた!と思ったら水分を
授乳中にコーヒーを飲んでいた体験談
わたしが授乳中にコーヒーを飲んでいたタイミングは1日2回。
- 朝食のとき
- お昼寝前
朝、目覚めのコーヒーは欠かせないですね。
でも、やはり赤ちゃんへの影響は気になっていたため、朝起きてすぐ授乳し、そのあと自分の朝食のときにコーヒーを飲む!という生活をしていました。
子どもをお昼寝で寝かしつけた後、コーヒーを飲んでホッとする時間を作ってました。
いつも育児で頑張ってる自分へ、リフレッシュする時間は大切にしていました。
他にも、
- 牛乳をたっぷり入れる
- 夕方以降は飲まない
- 水や麦茶で水分補給
ということを気を付けていました!
牛乳たっぷりのカフェオレやミルクティー、ほっこり美味しいですよね。
豆乳を入れて、ソイラテを楽しむのもいいですよね~。
また、自分のためにも夕方以降のカフェイン摂取は控えていました。
わたしの場合、夕方以降にコーヒーを飲むと胃が痛くなることが多かったので…。
そして、それ以外の水分補給は水や麦茶など、ノンカフェインの飲み物を意識して飲むようにしていました。
授乳中ってすっごく喉が渇くんですよね。
母乳の出を良くするためにも、水分はたっぷりと!と言われますね。
おかげで、コーヒーのせいで赤ちゃんが寝ない…!と感じたことはありません。
ですが、やはり個人差がありますよね。
赤ちゃんが寝なくなったように感じる…という場合は、カフェインを摂らない日を設けることも効果的です。
ノンカフェインの飲み物に置き換えるのも一つの方法ですね。
まとめ
今日はコーヒーを飲まない!という日を設けてもいいかもしれませんが、ストレスになる・・という方は、カフェインレスのコーヒーも検討してみて。
少し前までは「おいしくない」というイメージでしたが、最近では手軽においしいカフェインレスコーヒーが手に入るようになりました。
カフェでもカフェインレスコーヒーを出しているお店がありますね。
自分好みのカフェインレスコーヒーを探してみるのも楽しいものです。
わたしは、ドリップ式のカフェインレスコーヒーが好きです。
しっかりコーヒーの味があり、ドリップしているときに香りも楽しめます。
何より、近くのスーパーで手に入るし、コスパも優秀です。
そして赤ちゃんの様子にも気を配るようにしましょう。
いつもは寝る時間になかなか寝なかったり、落ち着きがなくソワソワ、興奮した様子がないか?など、観察しましょう。
もしかしたら、知らず知らずのうちに、ママがカフェインを多く摂取してしまい、赤ちゃんに影響を及ぼしてしまっている可能性があります。
そんな時は慌てず、ママはカフェインを控えて普段通り授乳しましょう。
カフェインは、基本的には時間の経過とともに自然に抜けるので大丈夫です。
そして冷静に、飲んだ飲み物の種類・授乳の時間など振り返ってみて。
もし、心当たりがあるようなら、改善しましょうね。
少し、カフェインを摂るときには注意が必要ですが、そこまで神経質にならなくても、基本的には大丈夫です。
コーヒーのアロマ効果で、忙しい家事・育児の合い間に、ほっと一息できる時間は必要ですよね。
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コーヒーの他にも、紅茶やミルクティー、コーラやジュース、そして母乳にいいと噂の豆乳などなど。
授乳中にカフェインや母乳に与える影響が気になる飲み物はたくさんありますね。
それぞれの飲み物についても、授乳中に飲んでも大丈夫なのか?
注意点やストレスを溜めずに上手く飲むコツをご紹介しています。
授乳中の紅茶やミルクティー
実は、紅茶には産後ママに嬉しい美容パワーが期待できちゃうんです!
紅茶ポリフェノールに含まれる抗酸化作用や、肥満防止。
カテキンに含まれる風邪予防の効果など。
もちろん、紅茶さえ飲んでいればすぐに健康になれる!というワケではないんですが、どうせ飲むなら美容と健康にいい紅茶、選ぶのはいいですよね。
さらに、紅茶の優しい香りでリラックスる時間、育児中のママにはとっても大切ですね。
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授乳中のコーラ
無性に炭酸が飲みたくなること…あるんですよね!
特に暑い日はシュワっとしたものを飲んでスカッとした気分になりたいことも。
授乳中でも、コーラは飲んでOKですよ!
カフェインの量も、コーヒーに比べると半分以下。
ただし、気を付けたいのが糖分!
たくさんの糖分が含まれていますので、毎日飲み続けたり、500mlをがぶ飲みしたりしなければ、授乳中でも飲んで大丈夫です。
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授乳中にコーラを飲んでしまったけど…大丈夫!でも糖分には要注意
授乳中のジュース
コーヒーや紅茶はカフェインが気になりますが、ジュースは糖分が気になりますよね。
コーラ同様、授乳中でもジュースは飲み過ぎなければ飲んでOKです!
しかも、ジュースの種類や飲み方によっては母乳にいいものもあるんです。
それが、
- 甘酒
- ピュアココア
- 自家製の炭酸ジュース
甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるほど、産後ママが摂りたい栄養がたくさん。
ピュアココアや自家製の炭酸ジュースは、自分で甘さを調整できるのがポイントです。
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母乳に豆乳がいい!?
豆乳にはご存じ、イソフラボンが含まれていますね。
麦芽コーヒーやソイラテなど、豆乳を使った飲み物も、いろいろとありますね。
ですが、実は豆乳を飲んだからと言って、母乳の量や質がアップするこはないんです。
豆乳などの大豆製品に限ったことではないのですが、やはりバランスよく食べることがいちばん大事なんです。
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