授乳クッションで赤ちゃんが寝てしまうこと、よくありますよね。
むしろ、日に何度もあることだと思います。
そして、ママの本音は
「できれば布団で寝て欲しい!」
ですよね~。
ですが、そんなママの願いとは裏腹に。
布団におろした瞬間、泣いて起きちゃう赤ちゃん…。
いわゆる「背中スイッチ」の状況ですね~。
授乳クッションから布団へおろすのって、けっこう難しい。
わたしも悪戦苦闘しました。
でも、2人の子どもを育ててみて、やっとコツをつかんだんです!
そのコツは、以下の3つです。
- 授乳クッションの上にタオルを敷いておく
- 熟睡しているか確認
- 頭→背中→お尻の順で下ろす
それぞれについて、詳しくお話しますね。
すぐに実践できる方法ですので、ぜひ、今日の寝かしつけから試してみてください!
赤ちゃんが布団で寝てくれたら、ママもゆっくり休めるもんね!
授乳クッションで寝る赤ちゃんのおろし方のコツ
授乳後、そのまま授乳クッションで赤ちゃんが寝てしまうことは、一日の中で何度もありますよね。
そのまま抱っこし続けるのはしんどいため、布団で寝てくれたら助かりますよね!
わたしが授乳クッションで寝ている赤ちゃんを布団で下ろすときにやっていた方法がこちら!
- 授乳クッションの上にタオルを敷いておく
- 熟睡しているか確認
- 頭→背中→お尻の順で下ろす
成功率が高かったので、ぜひ、やってみてくださいね!
授乳クッションの上にタオルを敷いておく
あらかじめ、授乳クッションの上にタオルを敷いておきます。
暑い時期はガーゼ生地のバスタオル、寒い時期はブランケットがおすすめ。
それに、バスタオルなどが敷いてあると、赤ちゃんが吐き戻してしまったときでも、すぐに洗い替えすることができます。
もしくは、おくるみでもOKです!
むしろ、まだ首が座ってない時期は、おくるみに包んだままの方が抱っこしやすいですよね。
おくるみやタオルなどが赤ちゃんの下に敷いてあると、布団におろしたときに温度差で起きてしまうことが少なくなります!
特に、寒い時期の布団はひんやりしますよね。
大人だって、冷たい布団だとなかなか寝つけないです。
赤ちゃんも同じ。
また、エアコンを上手に使って室温を快適な温度にしておくのも忘れないで。
冬の乾燥する時期は、加湿器も併用すると暖かく感じます。
ちなみに、床暖房や電気毛布、湯たんぽの利用はNGです!
少し、温めるために使うのはOKですが、赤ちゃんが寝たまま使わないでくださいね。
なぜなら、低温やけどのおそれがあるから。
赤ちゃんは暑がりで汗っかきです。
汗をかいてしまうと、あせもが心配ですよね。
そのため、うちの子たちには、背中にガーゼを仕込んでました!
夏でも冬でも、汗をかいてしまったとき、ガーゼを引っこ抜けばOK。
お着替えの回数が減るので、試してみてくださいね。
熟睡しているか確認
抱っこから布団へおろすときにいちばん大事なのが、赤ちゃんが熟睡していること!
実は、意外と簡単な方法で熟睡か、それともタヌキ寝入りの状態なのか?
見極めることができるんです。
それが、赤ちゃんの舌の位置。
赤ちゃんの舌あごを軽く指で押さえながら口をのぞいてみて。
舌が奥の方で縮こまっていれば、熟睡しているサインです!
布団への移動を開始してOK。
逆に、舌がまだ手間にあるときは、まだ眠りが浅くタヌキ寝入りをしている状況。
布団に移動させても失敗しちゃう可能性が高いため、もう少し、様子を見てくださいね。
布団におろすときのテクニック
赤ちゃんを布団におろすとき、頭→背中→お尻の順で置いてみて。
赤ちゃんは、お尻を支えられていると安心するらしんです。
そのため、お尻を最後におろすと、起きずに布団で寝てくれる確率が高くなるんです!
でもつい、お尻から先に置きたくなっちゃいますよね。
わたしもそうでした。
でも、抱っこ紐で赤ちゃんが寝ちゃったとき。
抱っこ紐から布団におろすときは、「頭から先に布団に置いてる…!」ってことに気づいたんです。
しかも、このときの方が布団におろしても起きず、成功率が高い!と。
他にも、
- 赤ちゃんのお腹はギリギリまでママの体にくっつけておく
- 赤ちゃんの胸に手を当てる
などの小技も有効!
赤ちゃんはお腹が離れるとき、「落ちる!」と感じるんだとか。
不思議ですね。
お尻を最後におろす方法なら、自然と赤ちゃんのお腹もママの体にくっついた状態が長く続きます。
さらに、布団におろしてすぐに側を離れるのではなく、もうしばらく、赤ちゃんの側にいてあげて。
赤ちゃんの胸にママの手を当てたり、優しくトントンすると、より安心して眠ってくれます。
思い切って、添い寝しちゃうのもいいですね!
赤ちゃんが寝ている時間は、家事をしたり好きな事をするチャンスでもあるのですが、ママの体を休めることも大事。
わたしは寝不足だとイライラしちゃうので、赤ちゃんと一緒に寝るようにしてました!
それに、添い寝すると不思議と、わが子は長い時間寝てくれたりしてました。
先にママが起きると、釣られて5分とか10分後ぐらいに赤ちゃんも起きてしまうんですが。
きっと、赤ちゃんにはママを察知するセンサーが付いていたのだと思います。(笑)
うちの子も、3歳ぐらいまでは添い寝してないとすぐに目覚めてしまって、朝活やら夜活は、ほとんどできませんでした…!
けど、子どもと一緒に寝れる時期って意外と短い期間です。
上は小学生で体も大きいので、もう一緒の布団で寝るには狭いです。(笑)
そのまま寝かせられる授乳クッションも
「もうすでに、授乳クッション持ってるよ!」
という方が、ほとんどだとは思うのですが。
「毎日・毎回、授乳クッションからおろして布団に寝かせるのが大変。」
「失敗も多くて寝かしつけのストレスが溜まる…」
と、お困りのママへ。
そんなときこそ、育児グッズに頼るのもアリです!
最近は、「授乳クッション」と「ベビー布団」が一体化したようなものもあるんです。
- ケラッタの「抱っこ布団」
- エルゴの「授乳まくら」
2つ、ご紹介しますね。
抱っこ布団
まず、一つ目にご紹介するのが、ケラッタの「抱っこふとん」。
薄くて軽いのが特徴です。
ですが、逆に「薄さが気になる」という方もいらっしゃいます。
もうねっ、ココはホント好みです。
ただ、持ち運びしやすいため、帰省のときも持っていくことができます。
また、おくるみ代わりにもなるため、首がすわってない新生児でも抱っこしやすいのが特徴。
赤ちゃんの抱っこに慣れていない人、祖父母に抱っこして欲しいときなど。
「新生児でも抵抗感なく抱っこできた」という声もあります。
丸洗いできちゃうのも、嬉しいポイントですね。
もちろん、布団にそのまま寝かしつけることができます。
授乳まくら
2つ目にご紹介するのは、エルゴの「授乳まくら」。
エルゴといえば、抱っこ紐が有名ですよね。
こちらは、先ほどの抱っこ布団とは真逆。
授乳クッションとしては硬めの素材で、しっかりとした作りが特徴です。
へたりにくいため、新生児期だけではなく、長く使うことができます。
- 育児に不慣れなママ
- 2人目・3人目を考えている方
上記のような方にオススメの商品です。
高さもあり、赤ちゃんをしっかりホールドしてくれるので、安心感があります。
授乳と寝かしつけは毎日のこと。
特に新生児のうちは、一日のうちに何度も授乳と寝かしつけを繰り返しますね。
少しでも、ママの負担を減らすこと。
そして、ゆったりとした気持ちで赤ちゃんに接すること。
実は、何よりもものすご~く大事なことなんです。
ご自身の好みと予算に合わせて。
授乳クッションを選んでみてくださいね。
赤ちゃんの背中スイッチはなぜ起こる?
赤ちゃんの背中スイッチ。
厄介ですよね~。
わたしもだいぶ翻弄されました…。
けど、どうして背中スイッチが起きるのでしょう?
原因はさまざまなようです。
- モロー反射
- 布団のひんやり感
- 背中が真っすぐなのがイヤ
長い期間、ママのお腹の中で過ごしいていた赤ちゃん。
ママに抱っこされたり包まれたりしていると安心するんですよね。
ですが逆に、布団にポンと置かれると、手足が伸びて不安に感じちゃうんです。
モロー反射で起きちゃうことも。
手足が動かないよう、おひな巻きにしてあげるのも効果的なんです。
また、寒い時期は布団もひんやりしてますよね。
大人も布団の冷たさを感じること、ありますよね。
大人に比べて眠りが浅い赤ちゃんは、温度差にも敏感で、布団の冷たさで起きてしまうこともよくあるんです。
そして最後に赤ちゃんの背骨の形。
赤ちゃんはママのお腹にいるときは、丸まった姿勢ですよね?
そのため、新生児のうちは、赤ちゃんの背骨は丸くCカーブを描いているんです。
抱っこだと背中が丸まって赤ちゃんが安心できる姿勢なのですが、布団におろすと背中が真っすぐになりますよね?
赤ちゃんにとっては不快に感じる姿勢でもあるんです。
そのため、そのまま寝かせることができる授乳クッションなどで、適度にカーブを付けてあげると安心して眠ってくれるんですね。
まとめ
授乳クッションで赤ちゃんが寝落ちしちゃうこと、よくありますよね。
というより、授乳していると毎日、しかも1日に何度もあることですね。
わたしは、そのまま抱っこで過ごすこともありましたが、やっぱり布団で寝てくれると助かる!
何より、布団で寝てくれたら、ママも一緒に休むことができますよね。
夜中のお世話でも何度も起きなければいけないため、ママは寝不足になりがち。
わたしも、細切れの睡眠は辛かったです。
寝不足が続くと、頭痛などの体調不良だけじゃなく、ストレスも溜まってイライラしやすくなっちゃいます。
そのため、赤ちゃんが寝ている時間は、ママも貴重なお休みタイム。
赤ちゃんと一緒に快適に眠れるよう、上手く授乳クッションから布団へおろすコツ、いろいろ試してみてくださいね。
毎日のことですので、便利な育児グッズに頼るのも、いいと思いますよ。
以上、「眠った赤ちゃんを授乳クッションからおろすコツ」に関するお話でした。
ちなみに、赤ちゃんは授乳クッションの上でそのまま寝かせても大丈夫。
理由は、赤ちゃんの背骨の形にあります。
ですが、夜間に授乳クッションの上に寝かせるのはおすすめできませんので、ご注意くださいね。
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