大曲の夏の花火競技大会は「日本三大花火」の一つとしても知名度があり、
毎年、全国から70~80万人ほどの人が訪れる、有名な花火大会です。
そんな大混雑必至の大曲の夏の花火大会は、
前日入りするか、当日の朝7時までには会場入りしないと
無料の駐車場や大会会場近くの有料駐車場は満車になってしまいます。
※ただ、駐車場は多数設けられていますので、徒歩1時間歩いても構わないという場合は、
お昼頃でもじゅうぶんに間に合います。
さらに、有料席が取れなかった場合、自由席(有料)を狙うことになるんですが、
自由席は午前9時半に解放されます。
入場の待機場所が設けられるのですが、こちらには午前6時から入ることができます。
有料自由観覧エリアについて、詳細は公式サイをご確認ください。
https://www.oomagari-hanabi.com/static/paidspace.pdf
いずれにせよ、大曲の花火大会を間近で鑑賞したいと思うなら、
早朝から大曲に入らなければいけません。
ところで、そんなに早く行って花火が始まるまでの待ち時間、
いったい何をして過ごせばいいのやら・・?
田舎町ですので、時間をつぶせるようなお店などはありません。
コンビニも、あることはあるのですが、70万人ほどの人出が予想されていますので、
おにぎりやお弁当、飲み物などは早々に売れ切れてしまいます。
それに、せっかく確保した自由席を無人にするわけにはいきませんね。
カードゲームやポータブルゲーム機、小説やワンセグTVなどがあると
暇つぶしにはなります。
飲み物・食べ物も、大きめのクーラーボックスに入れて持ち込むのがベストです。
ただ、暇つぶしグッズは最小限に抑えて、
必需品の暑さ・虫よけ・雨・寒さ対策グッズと一緒に、最小限の荷物で向かいたいですね。
大曲の花火がはじまるまでの暇つぶし・・みんなどうしてる?
暇つぶし1:ゲームや読書を楽しむ
グループで行く場合は、オセロや将棋など、ボードゲームを持ち込んで
花火が始まるまでみんなでワイワイ楽しんでいる光景を見かけます。
一人で場所取り、少人数で行く場合は、
ポータブルゲーム機があると暇つぶしになります。
ただ、そうなると充電器は必需品です。
他にも文庫本や雑誌など、読みたかった本を読破しちゃうのもいいですね。
ただ、アレもコレもと持って行くとかさばってしまうので、
暇つぶしグッズは最小限のモノにとどめるようにしてくださいね。
他にも、必需品はたくさんあるので・・。
暇つぶし2:屋台グルメを楽しむ
花火大会当日は、観覧席の周辺を中心にたくさんの屋台が立ち並びます。
観覧席の土手を下ると、広い通路に屋台がびっしりと並んでいます。
目移りしてしまいますが、中でも、おすすめの屋台グルメはこの2つ!
- 横手焼そば
- ババヘラアイス
横手焼そばといえば、秋田のB級グルメで有名になりました。
もちもちのストレート麺に、出汁入りのウスターソースの香りが食欲をそそります。
具材はお肉とキャベツがメイン。目玉焼きをトッピングしていただきます。
ぜひ、一度は食べてみてください!やみつきになるはず。
暑い夏でも、ペロッと食べられます。
ババヘラアイスは、おばちゃん(秋田弁でババ)がヘラですくってくれるアイスなので、
「ババヘラ」と呼ばれるようになりました。
わたしも小さいころから慣れ親しんでいる味です。
イベントがあるとどこからともなく必ずやってきて、
パラソルの下でアイスをコーンに盛り付けてくれます。
最近では、バラの装飾をしてくれる販売員の方もいるようですね。
イチゴとバナナ味、と言っていいのか、少し迷いますが、(笑)
さっぱりとした味ですので、子供でも一人でぺろりと食べきれちゃいます。
ただし、食べ過ぎ・飲み過ぎには注意してくださいね。
大曲の花火は暇つぶしグッズだけじゃない!必需品をご紹介
大曲の花火大会で持って行くと便利なモノをご紹介します。
夏の花火大会ですが、日中は暑くても、日が沈むと肌寒く感じるほど涼しくなるのが
秋田の夏の特徴です。
暑さ対策だけではなく、寒さ対策も必要なんです。
- バスタオル(※イチオシ)
- 紫外線対策に、日焼け止め・日傘
- 虫よけ・虫刺されに、携帯用の薬・虫よけパッチ・虫よけリング
- 天候次第では、レインコートなどの雨具も
- 浴衣はNG!動きやすい服装で
- クッション
暑さ、日焼け対策
夏の秋田といっても、やはり日中の日差しは容赦ありません。
日影もありませんので、日傘や首に巻くひんやりタオルなど、
暑さ・日焼け対策は万全にしてくださいね。
観覧席では日中、パラソルやテントの設営はできませんが、
日傘の使用は許可されていますので、上手に日陰を作ってくださいね。
日焼け止めもあると安心です。
そして、実はいちばん重宝するのがバスタオル。
日中の秋田は暑いのですが、夜になると涼しくなってきます。
暑ければ頭にかぶって日よけに、夜になって寒くなったら羽織の代わりに、
長時間座っていてお尻がいたくなったら敷物として、と3役もこなしてくれます!
虫刺され対策
大きな虫よけスプレーや虫刺されの薬は、荷物になってしまいますよね。
虫刺されの薬は、携帯サイズの小さいものを準備すると荷物が減ります。
虫よけスプレーですが、大勢の人がいる観覧席で使うのは、気が引けますね。
虫よけリング、虫よけパッチなどを持って行けば、荷物も減るし
スプレーを振りまく手間も省けます。
特に、小さい子供には虫よけパッチはおすすめですよ。
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カラフルでかわいい虫よけリングもあるんですね!
花火大会はもちろん、キャンプなどのレジャーでも活躍してくれそうです。
普段使いでも違和感なく、使えそうです。
こちらは18センチSサイズ、小柄な女性・子供向けですが、
20センチのMサイズもあります。
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虫よけパッチも虫よけリングも、シトラスやミントなど、
ハーブの爽やかな香りがします。
寒さ、雨対策
秋田の夜は肌寒くなってきますので、薄手の羽織るものがると役立ちます。
もちろん、バスタオルでもOKですよ。
天気予報次第ですが、レインコートがあると安心です。
服装
浴衣は避けた方が無難です。
とにかく動きやすい恰好がおすすめ。特に、足元はスニーカーがベストです。
花火の観覧席は河川敷なので、前日の雨なんかで濡れていたりすると、
ぬかるんでいることもあります。
もし、サンダルや下駄で行ってしまうと、汚れて悲惨なことに。
Tシャツにパーカー、ストレッチがきいているズボン、スニーカーがベストですよ。
飲み物・食べ物は必要最小限で
飲み物・食べ物は、保冷バックに入れたり保冷剤を上手に活用したりして、
傷まないように気を付けてくださいね。
ただ、持って行きすぎるとかさばるので、
屋台や会場周辺のスーパーも上手に活用しながら、必要最小限の量にしましょう。
大曲の花火に訪れたら・・観光スポット3選
東京や仙台など、わざわざ大曲の花火を観るために県外から訪れるという方、
たくさんいらっしゃると思います。
大曲の花火大会にあわせて前日入り、または翌日にゆっくり帰る、という方。
せっかくだから、大曲の観光も楽しんでみてくださいね。
大曲駅
新幹線を利用する方、大曲駅は必ず利用しますよね。
秋田のお土産はもちろん、花火の街大曲ならではのグッズもたくさん。
お土産選びは、ここで済ませちゃうと楽ちんです。
他にも、大曲の駅構内には観光情報センターがあります。
観光センターイチオシの観光スポットやグルメなど、紹介していますので
まずは観光の情報収集として、立ち寄ってみてくださいね。
意外な穴場情報をゲットできちゃうかも・・!?
旧池田氏庭園
地元では紅葉の名所として知られています。
夏の花火の時期には、ちょうど特別公開のイベントが催されています。
洋館ガイドツアーや庭園ガイドサービスなどがあります。
ガイドを希望される方は、ご見学希望日の3日前までに文化財保護課(0187-63-8972)へ申し込みください。
【営業時間】9:00~16:00(最終入園15:30) 休園日:月曜(祝日の場合は翌日)
【入園料】大人:300円 高校生以下:無料
【アクセス】JR大曲駅より車で約10分/バスの場合千屋線「金堀」下車、徒歩5分
詳細はホームページでご確認くださいね。
払田柵跡(ほったのさくあと)
平安時代の遺跡です。
平安時代の国家が、この地を統一するために役所や軍事施設を造ったとされていますが、
古文書などには記述がなく、謎が多いミステリアスな遺跡です。
冬には「払田柵の冬まつり」が開催され、1000個以上のミニかまくらに灯が灯されます。
とっても幻想的な風景を味わうことができますよ。
【料金】無料
【アクセス】JR大曲駅より車で15分/バスの場合千屋線「埋蔵文化財センター」(フリー乗降区間)下車後すぐ
詳細は、大仙市のホームページでご確認くださいね。
大曲花火大会の関連記事
大曲の夏の花火競技大会へのアクセスについては、別の記事でご紹介しています。
また、「花火の街」として知られている大曲では、
月に一度、花火大会を実施しています。
中でも、「春・夏・秋・冬」の四季の花火大会は規模が大きいんです。
今回は、夏の花火大会を注目した記事ですが、
個人的には「春」と「秋」がイチオシです。
花火のクオリティはそのままに、夏の花火大会よりも混雑が少ないのが魅力です。
春と同様、秋の章も個人的にはおすすめの花火大会です。
便利な駐車場2か所をピックアップして地図付きでご紹介しています。
夏の花火大会との違いを徹底比較したり、駐車場を地図付きでご紹介しています。
個人的には、夏の花火大会よりもおすすめです。
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