新生児育児の時期を過ぎると、徐々に寝る時間や授乳の時間が決まってきて、生活リズムが付いてきますよね。
少しだけ、子育てがラクになってきたわ~!と感じると同時に、新生児のころとは違う悩みが出てきちゃうんですよね。
- 離乳食
- フォローアップミルク
- 母乳やミルクのやめどき
- 夜泣き
などなど。
わが家でも、はじめての離乳食づくりには悪戦苦闘しましたし、寝かしつけや夜泣きにはずいぶん悩みました。
わが家の体験談も交えながら、少しでも育児がラクになる解決策をまとめました。
フォローアップミルクには危険性があるの!?
何となく、時期がきたらフォローアップミルクを飲ませたほうがいいのかな?と漠然と考えているママ、きっと多いと思います。
たしかに、「鉄分・カルシウムの補強に」「ビタミン・ミネラルのバランスアップ!」という宣伝文句が書かれていると、気になっちゃいますよね。
それに、離乳食をスタートしても、まだまだ食べムラがあったり、急に離乳食を食べなくなってしまったりと、うまく進まずに心配になっちゃうこともあると思います。
そんなとき、フォローアップミルクで栄養補給できたら、何となく安心ですよね。
ですが、実は気を付けなくてはいけないことがあるんです。
- 赤ちゃんが下痢や便秘になっちゃうことがある
- ミルクの代わりにはならない
- クセになりすぎないように要注意
鉄分やカルシウム、ビタミンやミネラルの強化に・・・と言われると、つい気になってしまいますが、実はまだ、赤ちゃんにはあまり必要な栄養じゃないんです。
そればかりだけではなく、まだ胃や肝臓が成長途中の赤ちゃんにとっては消化吸収しきれず、便秘や下痢になってしまうことも少なくないんです。
また、フォローアップミルクと育児用の粉ミルクは全く別物。
栄養も、そして製造過程も異なりますので、フォローアップミルクは比較的安価なんですね。
「粉ミルクからフォローアップミルクへ切り替える」という考え方は危険なんです。
味も全然違いますので、せっかく与えても飲まない子もいます。
赤ちゃんが飲まない場合は、ムリに飲ませようとしなくても大丈夫です!
ちなみにわが家の二人の子供は、フォローアップミルクは飲まずに成長しました。
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離乳食の調理器具は消毒するべき?
離乳食をはじめるにあたり、赤ちゃんが使う食器や離乳食を作るお鍋やフライパン・包丁などの調理器具は、毎回消毒するべきか、迷いますよね。
今まで哺乳瓶はしっかり消毒をしていたため、引き続き、気を付けたほうがいいのかな?と思っちゃいますよね。
ですが、消毒はしなくても大丈夫です!
理由はこちら。
- 離乳食はしっかり火を通しているので大丈夫
- 離乳食をはじめるころには赤ちゃんの免疫もアップしている
基本的に、大人と同じ調理器具で離乳食を作って、赤ちゃんの食器も普通に洗って大丈夫です!
一つだけ、気を付けなければいけないのが「生ものを切った包丁やまな板」です。
雑菌が移らないよう、まな板や包丁を洗ったスポンジも注意が必要です。
毎回消毒するのが大変・・・という場合は、スポンジを分けるのがおすすめです。
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離乳食の調理器具は大人と同じでOK!毎回消毒しなくても大丈夫
母乳はいつまで最低限続ける?
母乳育児を続けていると、ふと、いつまで続ければいいのかな?と考えてしまうことあるんですよね。
- 仕事復帰を控えている
- 次の子の妊娠を考えている
などなど、きっと理由があると思います。
他にも、
- なんとか母乳育児を続けてみたけどなかなか軌道に乗らずしんどい
という悩みを抱えているママもいらっしゃると思います。
「1歳までは続けましょう」とか「卒乳までがんばって!」「断乳はかわいそう」などという意見もありますが、実は、ママの気持ちがいちばん大事なんです!
つい、赤ちゃん優先にしちゃうと思いますが、ママの気持ちをないがしろにしないでください!
「つらい」と思ったら、断乳しちゃってOKなんです。
特に、生後5~6か月ぐらいになると離乳食もはじまり、母乳以外からも少しずつ栄養を摂れるようになってきます。
離乳食をがはじまるタイミングは、母乳をやめるきっかけにもなりますね。
実は、母乳は絶対に「いつからいつまでは続けて!」という決まりはないんです。
わたしもいろいろと調べてみて、個人的にしっくりときた答えがこちらです。
最低6か月までは母乳育児を、6か月~1歳までは母乳と食事での混合栄養、
1歳以降はママと赤ちゃんが好きなだけ続けましょう。米国小児科学会(AAP)
完全母乳にこだわらなくても、混合でも、完全ミルク育児でも、赤ちゃんは成長します!
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寝る前のミルクのやめどきはいつ?
混合やミルク育児をしている場合、そろそろ夜寝る前のミルクをいつやめるべきか?気になりますよね。
歯が生えてくると、虫歯予防も気になります・・・。
ミルクのやめどきは、ずばり「離乳食が3回食になったら」です。
この頃になると、食事から栄養を摂れるようになってきますので、ミルクは飲まなくても大丈夫です。
ただ、個人差はありますので、離乳食が進まないとき、食べムラがあったときはミルクを飲ませても大丈夫です。
逆に、しっかり食事から栄養を摂れているのに、さらにミルクを飲ませてしまうと、いくら赤ちゃんでもカロリーオーバーで太ってしまいます。
ミルクは3ステップで徐々に辞めるようにトレーニングしていきます。
- 言い聞かせ
- 哺乳瓶を卒業させる
- 麦茶や白湯にシフト
中でも「言い聞かせ」は意外と重要です!
「まだ言葉がわからないから」と諦めてはダメです!
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1歳過ぎたのに夜間授乳が増えた!
赤ちゃんも成長とともに夜寝る時間が長くなり、夜中に目覚める回数も徐々に減ってきますよね。
ママもやっと寝不足から開放される!朝までグッスリ眠れる日も近いのでは・・・!と思っていたのに、急に夜間授乳が増えた!
1歳過ぎたらラクになると思っていたのに・・・夜泣きがツライ!と悩んでしまうこと、あるんですよね~。
わが家も、下の子がまさにそうでした。
なんとか添い乳で乗り切ってみたり、週末はパパにドライブへ連れ出してもらったり・・・と試行錯誤の日々でした。
夜泣きが増える時期でもあるため、原因はさまざま。
- 寝室が寒い、または暑すぎる
- 添い乳がよくなかった
エアコンを付けている場合は、室温を1度変えるだけでも、赤ちゃんがグッスリ眠れるようになることも多々あります!
たいていは「暑すぎる」場合がほとんどのようです。
そしてわが家の場合、添い乳での寝かしつけがよくなかった・・・!
添い乳で寝かしつけをすると、夜中に赤ちゃんが目覚めたときに「おっぱいがない!」とパニックになっちゃうんだとか。
添い乳とトントンを併用した寝かしつけをすれば、夜中に起きる回数が徐々に減ってくる可能性が大きいです!
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