産休を取得する女性から、挨拶メールが届くこと、ありますよね。
ここで気になるのが「返信する内容」ですね。
また、「親しかった人」と「あまり関りがなかった人」とでは、やはり返信する内容も違ってきます。
返信例文をご用意しましたので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
また、メールを送るときに気を付けたいポイントやマナーもご紹介しています。
たった1通のメールで、ガクッとイメージダウンしちゃうこともあります。
気を付けたいですね。
わたしも過去に2回、産休をとったことがあるよ~。
根掘り葉掘り聞くのは、マナー違反だよ。
産休の挨拶メールへの返信例文
それではさっそく、産休の挨拶メールへ返信する例文をご紹介します。
- 親しかった人
- あまり関りがなかった人
それぞれの例文をご用意しました。
親しかった人への返信
まずは、仕事で関わることが多く、個人的にも親しくしていた間柄の人への返信例文です。
○○さん
お疲れさまです。○○です。
お忙しい中、お知らせいただきありがとうございます。
ご懐妊、本当におめでとうございます。今後の業務については、新担当の方と進めさせていただきますね。
体調が安定せず、大変な時期かと存じます。
どうか無理なさらず、ご自愛くださいませ。またお仕事でご一緒できる日を楽しみにしています。
署名
あまり関りがなかった人への返信
次は、あまりお仕事を一緒にする機会がなかった人への返信例文です。
▼例文1▼
○○さん
お疲れさまです。○○です。
ご懐妊、本当におめでとうございます。
お体を大事に、ゆっくりとお過ごしください。
署名
▼例文2▼
○○さん
お疲れさまです。○○です。
この度は、おめでとうございます。
どうぞ健やかにお過ごしください。
署名
どちらの例文も、サラッとした文章です。
仕事で関りがなかったとしても、やはりビジネスでの場。
簡単な文章で構いませんので、返信したほうがていねいな印象が残ります。
産休の挨拶メールへ返信するときのポイント
次は、産休の挨拶メールへ返信するときのポイントをお話します。
- 件名は変えない
- ご懐妊の祝福を伝える
- 体調を気遣う
- (仕事で関りがあった場合は)引継ぎについて、明記する
対面で話すよりも、メールはどうしてもドライな印象になりがちです。
そこで、お祝いの言葉や体を気遣う一文を入れるだけで、かなり柔らかい印象の文章が出来上がります。
仕事で関りのあった方は、引継ぎについても明記してくださいね。
産休を取得する立場の女性は「迷惑をかけてしまって申し訳ないな」という気持ちを抱いています。
自分が休みに入ったあとの仕事の状況も、気になるものです。
そこで、「新担当の人と進めるから安心してね」というニュアンスの文章を入れると安心してもらえます。
妊娠中の女性は気持ちが浮き沈みしやすいもの。
優しさや気遣いが感じられると、印象に残るものです。
そもそも産休の挨拶メールに返信すべき?
産休の挨拶メールが届いたとき、「そもそも返信すべきかどうか?」
意外と悩みますね。
- 同じチームで日頃からコミュニケーションを取っている
- 仕事で関わったことがない
「とても親しい」場合と、逆に「ほとんど関わったことが無い」場合がありますよね。
会社の雰囲気にもよりますが、返信しなくてもいいパータンもあります。
たとえば、隣の席で仕事をしているのに、わざわざメールで返信するのは不自然…ですよね。
逆に、仕事でまったく接点がない場合も、返信しなくても失礼ではありません。
むしろ仕事以外のメールが届くと、必要なメールが埋もれちゃって迷惑に感じることも。
本来は、メールを送る側(産休をとる女性)が宛先を精査していることが望ましい状況です。
とはいえ、一斉送信で「産休に入る時期を伝えたい」という思惑もあります。
相手の立場にたって考えると、理解できますね。
そのため、「産休メールへ返信するかどうか」に対する結論は、
「部署は違うけど仕事で関りがある」
という方へ返信するのがベターです。
むしろ、関係者から返事が来ると「ちゃんと引き継ぎのことが伝わった」と安心してもらえますね。
産休の挨拶メールへの返信は、相手との関係性で判断してみて。
これはNG!産休の挨拶メールへ返信するときのマナー
産休の挨拶メールへ返信するとき、実は気を付けたいことがあります。
- プレッシャーにならないよう配慮する
- プライベートな話題は避ける
たった1通のメールで、あなたのイメージがガタ落ちする危険もあります。
プレッシャーにならないよう配慮する
まずは、妊婦さんのプレッシャーになるような言葉は注意が必要です。
ときどき、
「元気な赤ちゃんを産んでね!」
「早く復帰してね!」
という言葉、耳にしますね。
もちろん、発している側はプレッシャーをかけているつもりはありません。
ですが、出産は産まれるまで何があるかわかりません。
妊娠後期は、出産に対する恐怖や不安も増している時期。
安易に出産に関することはメールにも書かない方がいいです。
さらに、無事に生まれたとしても、復帰できるかどうかはわからないもの。
- 保育園が決まらないかもしれない
- 夫が転勤になるかもしれない
長い産休育休の間に、ライフスタイルが大きく変わることだってあり得ます。
復帰を急かすような言葉は控えてくださいね。
プライベートな話題は避ける
生まれてくる赤ちゃんのことをアレコレ詮索するのはNGです。
意外と「不妊治療でやっと授かった…!」という方も多いものなんです。
わたしのまわりも結構多かったので、妊娠に関する話題はデリケートでした。
他にも、「生まれたときの楽しみのために性別は聞かない!」という方もいらっしゃいます。
価値観は人それぞれ。
自分の意見を押し付ける人は、嫌われちゃいますよね。
そして、性別関係なく、「ただただ無事に生まれるてきて欲しい!」と思っている女性がほとんどです。
特に、対面よりもメール文の方が良くない印象を与えてしまうもの。
質問攻めにするのは絶対にNGです。
産休の挨拶メールへの返信例文~お客様向け~
取引先の方から、産休の挨拶のメールが届くこともあると思います。
基本的には、上司や先輩と相談しながら返信するようにしてくださいね。
○○様
いつもお世話になっております。
この度は、誠におめでとうございます。
大変な時期にも関わらず、
ご丁寧にお知らせいただき恐縮です。今後のお仕事については、○○様へご連絡差し上げます。
体調が安定しない日もあるかと存じます。
お体に気を付けてお過ごしください。取り急ぎ、メールでのお祝いを申し上げます。
署名
基本的には、社内向けのメールと内容は大差ありません。
ですが、やはり取引先へ失礼があってはいけませんね。
自己判断せず、必ず上司や先輩のチェックをもらってから返信してくださいね。
まとめ
産休の挨拶メールに対して、どのような返信をすればいいのか迷うこと、ありますよね。
そもそも「必ず返信したほうがいいのか?」も悩むポイントだと思います。
改めて仕事で確認したいことなどが無い場合は、返信しなくてもOKだと個人的には思います。
というのも、お祝いのみのメールをもらっても正直、困ってしまうこともあるんですよね。
同じような方が複数いて、大事なメールが埋もれてしまうと迷惑に感じることも…!
相手の立場になって考えてみるのもいいですね。
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