2人目を妊娠したとき、
とても嬉しいい気持ちと同時に、
「出産時、上の子はどうしよう?」と
考えたママも多いのではないでしょうか。
私も現在2人の子供を育てていますが、
上の子はかなりのママっこです。
ママ以外は受け付けなく、
ママと離れたことがない子でしたので、
二人目の出産時はどうしようか、
とても悩みました。
実は、妊娠中からの準備がとても大切。
わたしはこの3つで乗り越えました。
- ママが入院することを説明する
- ママ以外の大人と過ごす時間を増やす
- 万が一に備え、子連れ入院できる産院を選ぶ
3つ目の「万が一」は、できれば使いたくなかったのですが、
わが家の上の子、ママと離れられなかったので
いっしょに入院生活を送りました・・!
二人目出産で入院する前に上の子へきちんと説明を!
ママが出産するとき、上の子は必ずママと離れなければなりませんね。
しかし、ママが大好きな子供はいきなり、
ママが入院で会えない!となると
不安定になってしまいます。
泣きじゃくる子どもと離れるのも、
ママにとってもツライですよね・・。
そのような事態にならないよう、
事前に上の子に説明すること。
これが意外と重要なんです。
子供だし、まだわからないから、
とないがしろにせず、
どの年齢のお子さんでも語りかけてあげてくださいね。
わたしの場合、3つのポイントに気を付けて
上の子に説明をしました。
説明するのは臨月に入ってから
何か月も前から、
出産時にママと離れてしまうことを伝えてしまうと、
不安な気持ちがずっと続いてしまう子もいます。
説明は臨月に入る頃がベスト。
赤ちゃんが産まれてくることを
楽しみに待てるような言葉がけを、
たくさんしていけると良いですね。
簡単で分かりやすい言葉で伝える
出産~入院という流れや、
赤ちゃんはどうやって産まれるのか?
ママの体調はどうなのか?
あまりにも長々と説明しても、
子供はあまり理解できません。
と言うより、大人だって難しい話を
延々と説明されても理解するのに
時間がかかりますよね。
簡単でわかりやすい言葉を選ぶよう、
意識してみてくださいね。
たとえば、
- ママと赤ちゃんは病院にお泊りするよ
- ○回寝たら、ママと赤ちゃんは家に帰ってくるよ
- 病院に、パパといっしょに会いに来てね
- 保育園にはおばあちゃんと行くんだよ
中でもいちばん大切なのが
「ママは必ず帰ってくるからね」です。
「赤ちゃんとの生活、楽しみだね」と
前向きな言葉で語りかけてみてくださいね。
子供の不安や質問には根気よく優しく説明する
子供なりに、ママの説明を理解しようとしますが、
なんで?どうして?という気持ちも大きく
不安を解消するために
何度も理由を聞いてくる場合もあります。
実際に、わたしが上の子へ出産時のことを説明したときも、
子供なりに理解し受け入れるまで時間がかかり、
何度も出産時のことを聞いてきました。
そのたびに、根気強く優しく話すよう心掛けました。
そうすることで、少しづつ理解はしていったように思います。
いざ出産へ!入院説明したのに上の子が泣く場合はどうする?
上の子に説明をしっかりとしていても、
いざ入院!となると、
やっぱり不安で泣いてしまうこともあるんです。
特に、初めて離れ離れになる夜は
不安も大きくなってしまう事でしょう。
そこで、入院する前にママと離れる練習を
しておくことも大事です。
祖父母に面倒をみてもらう予定の方は、
祖父母と関わる時間を意識的に増やしていけるといいですね。
ママと寝るのが習慣になっている子は、
パパと二人で寝る練習をしてみるのも
効果的です。
できる範囲でかまいませんので、
ママ以外の大人と関わる時間を
徐々に増やしていけるといいですね。
どうしても離れたくない!出産入院を上の子も一緒にという方法も
上の子に言い聞かせや、
祖父母・パパと過ごせるように練習したけど
全然上手くいかない・・。
または、祖父母が遠方だったり
パパが多忙で頼れない場合もありますよね。
さまざまな理由で、上の子がどうしても
ママから離れられない!という場合、
産院にいっしょにお泊りする、という選択肢もあります。
もちろん、全ての産院で
受け入れている訳ではありませんので、
心配な方は産院選びの段階で確認しておいてくださいね。
ただ、産後の体って本当に辛いですよね。
入院中だけでもいいからしっかり休んで
体力を回復させたいところ。
できれば避けたい選択肢・・ではありますが、
実はわたし、上の子もいっしょに入院しました。
妊娠中から手は尽くして、
ママと離れられるように練習したのですが・・
ダメでした。
念のため・・と思い、上の子も
いっしょに入院できる産院を選んでおいてよかったです。
いざ出産!となったとき、
上の子はパパに預けましたが案の定
泣きっぱなし。
パパもお手上げ状態だったようで、
泣いて泣いて寝てくれなかったため、
電話がかかってきました。
電話で上の子と話すと
安心できたようで電話はつながったまま、
子供は眠りました。
この姿を見て、パパも限界を感じ、
翌日から子連れで入院生活を送りました。
実際、子連れ入院はかなり大変で・・!
体は全然休まりませんでした。
しかし、上の子の精神状態はとても良く、
赤ちゃんを見て「かわいいね」などと言って
優しく受け入れてくれました。
もしあのまま、子連れ入院をしなかったら、
赤ちゃん返りや、わがままが大きくなっていたかもしれません。
体力的にはかなり大変でしたが、
上の子が安心して過ごしているのをみて
私は上の子のために子連れ入院をして、
よかったと思っています。
子供の性格や家庭の環境によって、
上の子への対応は変わってくると思います。
しかし、弟や妹を喜んで受け入れてくれるように、
しっかりと説明し、
新しい命の誕生を楽しみに待てるよう
話していくことが一番大切だと思います。
二人目の出産は不安もたくさんあるママも多いでしょうが、
事前に準備をして、周りの協力を借りながら出産に臨んでくださいね。
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