赤ちゃんが授乳中にそのまま授乳クッションの上で寝てしまうこと。
多々ありますよね。
だけど、「授乳クッションに寝かせたままでいいの?」というのは、気になりますね。
- 将来、猫背になる心配は?
- 授乳クッションからずり落ちると苦しそう…
- そもそも、授乳クッションは寝かしつけに使っていいの?
…と。
結論を言ってしまうと、授乳クッションに寝かせても問題ありません。
赤ちゃんの背骨が曲がってしまう心配は、まっっったくありません。
むしろ、赤ちゃんの背骨は大人とは違い、Cカーブをえがいています。
そのため、授乳クッションで適度なカーブを作ってあげたほうが、赤ちゃんにとっては安心する姿勢なんです。
実はわたしも、気になって産院の助産師さんに教えてもらいました。
さらに、ママに抱っこされて眠るのは、赤ちゃんにとっても気持ち良くて安心できるもの。
寝顔もかわいいですよね~。
でも、だからと言って、ずーっと抱っこしているのはツライですね…。
お布団で寝てほしいときもあります。
特に、「夜はママも一緒に布団でゆったり眠りたい!」という切実な気持ち。
よ~くわかります!
わたし自身、2人の子育てを経験して試行錯誤しながらたどり着いた。
授乳クッションを上手く活用した寝かしつけの方法を詳しくお話します。
ママも、赤ちゃんが寝ているときはしっかり休んでね~。
新生児の赤ちゃんが授乳クッションの上で寝るのは大丈夫!
まずは、赤ちゃんが授乳クッションの上で寝るのは大丈夫な理由をお話しますね。
赤ちゃん、特に新生児期は背中は丸~くCカーブを描いています。
これは、ママのお腹にいたときの姿勢なんですね。
そのため、背中を真っ直ぐにして布団に寝かせるよりも。
授乳クッションを使って背中を丸めるような姿勢をしてあげると赤ちゃんは安心します。
しかも、授乳クッションを上手に活用することで、布団で寝てくれる確率もアップします!
授乳クッションを使った寝かせ方は簡単。
- 授乳クッションを布団の上に置く
- 授乳クッションの上にバスタオルを敷く
- 赤ちゃんの頭がクッションの上に、お尻がくぼみに入るように寝かせる
- 赤ちゃんが熟睡したら、授乳クッションを外す
これだけでOKです!
授乳クッションを使って寝かせると、赤ちゃんが熟睡してくれます。
ただ、時間が経つとクッションからずり落ちてしまって、首が苦しそうになっていること、ありますよね。
そんな事態を防ぐためにも、バスタオルを敷くことで調整できます。
バスタオルがハンモックのような役割をしてくれるので、心地よい姿勢を保ってくれます。
ただし、これでも首が落ちてしまうことがあります。
そんなときはムリに姿勢を戻そうとせず。
授乳クッションを引き抜いちゃってくださいね。
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赤ちゃんが授乳クッションで寝るとずり落ちる!首をラクに保つ方法
ですが、首が落ちていなくても。
赤ちゃんが熟睡したタイミングを見計らって、そっと授乳クッションを引き抜いてあげて。
特に、夜など長時間寝かせるときは、授乳クッションは使わない方が無難です。
どうしても、安全面が気になりますからね。
そして、タオルが一枚敷いてあることで、布団のひんやり感が軽減されます。
さらに、授乳クッションを引き抜く前に、赤ちゃん用の枕を下に敷くと、さらに成功率が上がります。
なんと、「枕のおかげで赤ちゃんが爆睡してくれるようになった…」という、驚きの口コミもあるほどです。
大人も、枕ひとつで睡眠の質に影響を与えますよね。
ぜひ、ベビー枕も合うものを選んであげてくださいね。
ちなみに、安くてもいいので、授乳クッションは2つあると便利です。
「授乳専用」と「寝かしつけ専用」という感じに。
とはいえ、授乳クッションは何個も必要ない…ですね。
時期が来たら、使わなくなってしまいますし。
そんなママのために。
「授乳クッション」と「ベビー布団」が一体になったものを、ご紹介します。
ケラッタの「抱っこ布団」は薄くて使いやすい。
丸洗いできるのも、うれしいポイントですね。
エルゴの「授乳まくら」は、丈夫でへたりにくい作り。
はじめての育児でも、しっかりサポートしてくれます。
ご自身のライフスタイルと赤ちゃんのクセに合わせて。
上手に選んでみてくださいね。
また、こちらの記事では、授乳クッションで寝落ちした赤ちゃんを上手におろすコツをご紹介しています。
- 熟睡しているか、確認する方法
- 赤ちゃんを布団に下ろすときの順番
ちょっとしたテクニックですが、知っているのと知らないのとでは大違い!
今日からできるカンタンな方法ですので、ぜひ、取り入れてみてくださいね。
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そもそも授乳クッションは授乳以外で使ってもいいの?
ここまで、授乳クッションを使って赤ちゃんを寝かしつける方法をご紹介しました。
ただ、「そもそも、授乳クッションは授乳以外でも使って大丈夫なの?」と。
気になる方もいらっしゃると思います。
だって「授乳するためのクッション」ですからね。
授乳がラクに、そして正しい姿勢で行えるよう、授乳クッションはサポートするのが本来の役割ですね。
ですがもちろん、授乳以外に使ってもOKです。
- 妊娠中、ママの抱き枕として
- 赤ちゃんがお座りをし始めたら、腰のサポートに
- 一時的に寝かせる場所として
さまざまな使い方をしているママ、たくさんいらっしゃいます。
ただ、やはり授乳クッションは赤ちゃんを寝かせる専用の布団ではありません。
一時利用は問題ありません。
ですが、長時間の利用や夜間、ママの目が届かない場所での利用は避けた方が無難です。
夜、授乳クッションで寝かせるのはNG!
授乳クッションを使って寝かせると、今まで抱っこじゃないと寝なかった子でもスヤスヤと寝てくれることが増えると思います!
ですが、夜間に赤ちゃんを授乳クッションの上に寝かせるのは避けてくださいね。
タオルを敷いていても、赤ちゃんが授乳クッションからずり落ちてしまうことは、多々あります。
しかも、夜間はママも眠いので、常に見張っているワケにはいきませんね。
また、添い乳で寝かしつけをしたくても。
首がすわってない新生児の赤ちゃんの場合は、難しいですよね。
そのため、「新生児を布団で寝かせるのはハードル高い…」と、思っていました。
でも、夜間に布団で寝かせる方法はあります!
いつも通り、ソファなどで授乳して赤ちゃんがウトウトし始めたタイミングを狙います。
少々アラワザではありますが…
「ソファから布団まで授乳しながら移動」しちゃいます。
でも、「布団で授乳して、そのまま寝かせればいいんじゃない?」と思いますよね。
ですがわたしの場合、布団で授乳すると腰と背中が痛くてムリでした。
そこで、「授乳したまま移動する!」という方法にたどり着いたんです。
思いついたキッカケは、「抱っこ紐の中で授乳するよ~」というツワモノママの発言から。
このママは、3児の母です。
「じゃあ、家の中でも、ソファから布団ぐらいまでの距離なら授乳したまま移動できるんじゃ…?」と思い、やってみたら…できました!
ギリギリまで授乳して、そっと布団に置いたら…大成功!
さらに、ママもそのまま添い寝してあげて。
やっぱり、ママがそばにいると赤ちゃんも安心するようで。
寝つきもいいし、ある程度まとまった時間寝てくれるようになりました。
これで、わたしの寝不足がかなり軽減されました。
少々、乱暴な方法のように見えますが…。
実は、添い乳での授乳よりも、ソファでしっかりと授乳した方が赤ちゃんはたくさん母乳を飲むことができます。
ママも、夜間に母乳でパンパンになって苦しい…と感じる方は。
寝る前にしっかりと授乳すると、軽くなります。
このとき、横抱きでの授乳だけじゃなく。
たて抱きやフットボール抱きで授乳すると、乳腺炎のリスクも低くなります。
授乳クッションに長時間寝かせるときの注意点
ここまで、授乳クッションを使った寝かしつけの方法と。
「夜、寝かしつけるときは授乳クッション使わない方がいいよ」というお話をしました。
他にも、長時間授乳クッションに寝かせるときの注意点を、改めてお伝えしますね。
- 大人の目の届く範囲で使用する
- できれば、長時間使うのは避ける
- 柔らかい素材の授乳クッションは不向き
まずは、授乳クッションで寝かせる場合は、大人の目の届く範囲で使いましょうね!
やはり、赤ちゃんを寝かせるための専用の布団ではありませんので、首がズレることもあります。
寝返りができるようになる頃も、要注意です。
顔にクッションやタオルがかからないよう、気を付けてあげて。
そして、長時間使うのは避けましょう。
赤ちゃんが熟睡したタイミングを見計らって、授乳クッションを外すようにして。
このとき、あらかじめクッションに下に枕を置いておくと、布団で寝てくれる確率がアップしますよ。
また、使用する授乳クッションの硬さにもこだわってみて。
そもそも、へたりやすい・柔らかすぎるクッションは授乳にも向いていません。
「ちょっとかためかな…」と思うぐらいが、実はへたりにくくて丈夫だったりします。
授乳クッションはいつまで使う?
授乳クッションを使った寝かしつけ。
いったいいつまでOKなのか、気になりますね。
首がすわる、3~4か月ごろまでが適しています。
理由は、このころになると赤ちゃんの背骨がCカーブからS字へ変化してきます。
「背中が丸まって安心する」から、少しずつ脱却します。
そのため、布団で真っ直ぐ寝た方が寝心地がいいと感じるようになります。
さらに、寝返りをうてるようになるころには、授乳クッションではもう寝かしつけをしないほうがいいです。
授乳クッションやタオルが赤ちゃんの顔にかかってしまうと、窒息がこわいですね。
そして、首がすわると添い乳での授乳もできるようになってきます。
やはり、ママも横になりながら授乳できるのは、体への負担がだいぶ軽くなりますね。
とはいえ、寝かしつけにはまだまだ苦労する時期。
ラッコ抱きも、赤ちゃんの寝かしつけの一つの方法ですね。
とはいえ、ラッコ抱きも布団に下ろすときは大変です。
また、クセになると卒業するのが大変なんです。
こちらの記事では、ラッコ抱きのメリット・デメリット、上手に卒業させる方法を解説しています。
▼関連記事▼
赤ちゃんを楽に寝かしつけるラッコ抱き実は危険!上手に卒業するコツ
まとめ
新生児の赤ちゃんを、授乳クッションの上で寝かせることについて、お話しました。
新生児のうちは背骨がCカーブをえがいています。
そのため、授乳クッションを使って、適度なカーブを作ってあげると赤ちゃんは安心して寝てくれます。
このとき、授乳クッションの上にバスタオルを敷いてあげるのがポイント。
ハンモックのようになるため、赤ちゃんが下にずり落ちてしまうのを受け止めてくれます。
ただし、やはり授乳クッションは赤ちゃんを寝かせる専用の布団ではありません。
- 目を離さない
- 長時間の使用は避ける
- 柔らかい素材の授乳クッションは使わない
安全面に注意しながら、上手に活用してくださいね。
また、どうしても気になるときは「授乳クッション」と「ベビー布団」が一体になっているものを選ぶのも一つの方法です。
育児は毎日のこと。
ママ、そしてパパの負担も少しでも和らぐように。
育児グッズを上手に活用しながら、大変な時期を乗り越えたいですね。
以上、「授乳クッションと赤ちゃんの背骨」に関するお話でした。
なお、「昼間は抱っこのまま寝かせてもいいわ…」というママ、いらっしゃいますね。
せっかく寝た赤ちゃんを移動に失敗して起こしちゃったら、苦労が水の泡ですもんね。
実は、抱っこで寝ることで、意外なメリットもあったんです。
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