新生児の赤ちゃん、ママが授乳したりミルクをあげたり、
抱っこであやしたり・・泣き止んで眠ってくれるとほっとしますよね。
そして、次に待ち受けるのが布団での寝かしつけ。
このまま抱っこで寝かせるのはしんどいし、
特に、夜は布団で寝てくれたらどんなにラクか・・!
でもな・・万が一起こしちゃったらまた寝かしつけしなきゃいけないし・・と、ジレンマが!
でも、お昼寝だったらムリに布団で寝かせる必要は無いですよ。
ママが大変じゃなければ、新生児の赤ちゃんを抱っこしたまま
寝かせても大丈夫です。
たまに、「抱きぐせがつくから」とか「赤ちゃんの背骨は真っ直ぐにしないと」
という人もいますが、これは母親世代の育児の頃の考え方。
今は、抱きぐせはつかないし、抱っこのまま寝かせたから赤ちゃんの背骨が曲がる、
なんてことはありません。
むしろ、新生児の時期は抱っこによるスキンシップが重要なんです。
「スキンシップ」というのは、人のぬくもりを伝える行動として、とても効果的
「発育がよくなる」「入眠までの時間が短縮する」「赤ちゃんのストレスホルモンが減少する」
「東洋経済ONLINE」より引用
わたしも二児の母ですので、子供たちの寝かしつけにはずいぶん苦労しました。
特に、上の子は昼間は抱っこじゃないと寝ない子だったので、大変でした。
下の子も、抱っこで寝ることが多かったのですが、
徐々にお昼寝も布団で寝てくれるようになり、すごくラクだったのを覚えています。
わたし自身の体験談も交えながら、抱っこしたまま寝る赤ちゃんと、
日々どのように付き合っていたのか、布団で寝るようにする方法などご紹介していきます。
新生児の赤ちゃんが抱っこしたまま寝るのは大丈夫!
昼間の数時間であれば、新生児の赤ちゃんを抱っこのまま寝かせるのは
大丈夫ですよ。
もちろん、ママが大変じゃなければ、ですが。
眠いんだけれどグズグズして、なかなか寝てくれない赤ちゃん。
オムツを替えたり、抱っこをしたり、授乳をしたり・・と、
授乳クッションの上でやっと眠ってくれた~!と思うと、ホッとしますよね。
でも、布団に置いた瞬間、パチッと目を覚まして「ぎゃー」と泣いてしまったら・・?
また授乳を最初からやり直しです・・。
すごくしんどいですよね。
もう一度寝かしつけを頑張るぐらいなら、このまま抱っこのまま寝かせちゃおう・・
と思っちゃいますよね。
わたしも、そうでした。
昼間の数時間であれば、ママもガマンできないほどではありませんし、
ソファに座ったまま、少し休むことができます。
それに、抱っこのまま寝ている赤ちゃん、とても安心したようにスヤスヤ寝ています。
赤ちゃんは眠っていても、ママが側にいることを感じて安心するんですね。
しかも、新生児の時期のスキンシップはとても重要。
たくさん抱っこをしてもらうことで、穏やかで思いやりのある子に育つと言われているんです。
「抱きぐせがつく」という心配は無用ですよ。
今しかないスキンシップの時間だと思って、接してみてくださいね。
私の場合は、手の届く範囲に飲み物や本を置いて、
好きな事をする時間にしてました。
ちなみに、手元にスポーツタオルがあると便利ですよ。
ママの腕枕の代わりに、赤ちゃんの頭の下に丸めてタオルを入れてあげると安定します。
昼間のお昼寝は、必要以上に暗くしたり、静かにし過ぎたりしなくても大丈夫なんです。
むしろ、昼間は明るくて活動する時間、夜は暗くて静かに寝る時間、
というリズムをつけてあげることで、だんだん夜にまとまって寝てくれるようになります。
ただ、いくらお昼寝の時間とはいえ、
テレビやスマホの光は赤ちゃんには刺激が強すぎるので
ほどほどにしてくださいね。
赤ちゃんは抱っこで寝ると背骨が曲がってしまう?
赤ちゃんを抱っこで寝かせたからと言って、背骨が曲がってしまうことはありませんよ。
母親世代の育児では、
「赤ちゃんは硬い布団に寝かせて、背骨を伸ばしてあげなきゃいけない」
という考え方だったようですが、今は異なります。
特に、生まれてすぐの新生児は、背骨の形はCカーブを描いています。
ママのお腹にいたころの姿勢なんです。
ですので、抱っこのまま赤ちゃんが寝ているからと言って、
背骨が曲がってしまう、なんてことはあり得ないんです。
むしろ、抱っこで寝ているときの方が、赤ちゃんがの背骨が
自然なCカーブを描いていると思います。
赤ちゃんにとっては、ラクな安心できる姿勢なんですね。
新生児の赤ちゃんが抱っこしないと寝ない!布団で寝てほしい
昼間の数時間であれば、抱っこしたまま赤ちゃんが寝ていても
ガマンできる程度ですが、夜はちゃんと布団で寝てほしいですよね。
赤ちゃんが布団で寝てくれるための、3つの秘策をご紹介します。
布団に置くときはお腹が最後
よく「背中センサー」という言葉を使いますが、
最近の研究では、お腹にセンサーがあることがわかってきたんです。
抱っこで寝ている赤ちゃん、たいてはママとお腹がくっついていませんか?
赤ちゃんはお腹が離れると「落ちる!」と思ってしまうんだとか。
なので、寝かせるときは出来るだけママと赤ちゃんのお腹は
最後に離すようにしてみて。
授乳クッションを使った寝かしつけ
赤ちゃんの背骨がCカーブになるように、寝かせてあげると
安心して眠ってくれます。
- 授乳クッションを布団に置く
- 授乳クッションの上に、バスタオルを敷く
- 授乳クッションの凹んでいるところに赤ちゃんのお尻を入れる
簡単な方法ですので、試してみてくださいね。
わが家に赤ちゃん訪問に来てくれた助産師さんが
この方法で上手にベビーベッドに寝かせてくれました。
他にも、「おひな巻き」と言って、赤ちゃんの体を
おくるみや大きめのバスタオルで包んであげる方法もあります。
手足がバタバタしないように包んであげると安心してくれます。
これも、ママのお腹の中を再現しているんです。
ガーゼ生地の大きめのバスタオルがおすすめですよ。
授乳クッションを使った寝かしつけについては、別の記事でもご紹介しています。
わたしが育児の中で生み出した、荒業(!?)の寝かしつけの方法も
ご紹介していますので、気になる方は読んでみてくださいね。
新生児の赤ちゃんが授乳クッションの上で寝るのは大丈夫!背骨の秘密
添い乳で寝かしつける
添い乳は赤ちゃんが中耳炎になる、とか
ママが乳腺炎になってしまう、とかマイナスな面ばかり注目されていますが、
上手に付き合えば立派な授乳方法の一つです。
何と言っても、ママは起き上がらなくてもいいので体がラクです。
添い乳だけで寝かしつけをするのは不安!というママ。
わたしの場合ですが、寝かせる前はまず、
横抱きやフットボール抱きでしっかり授乳をしていました。
赤ちゃんがウトウトしてきたかな?という頃を見計らって布団に異動し、
添い乳で寝かしつけをすると、意外とすんなり寝てくれました。
どれも、すぐに試すことができる方法ですので、
実践してみてくださいね。
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[…] 新生児の赤ちゃんが抱っこしたまま寝るのは大丈夫!意外なメリットも […]