授乳中や授乳後に、チクチクいや~な感じの痛みがある。
気付いたら、白い水ぶくれのようなものが出来ている…!
焦りますよね。
わたしも白斑は繰り返し出来てしまう体質で、毎回毎回悩まされました…。
そんなとき、わたしが出会った白斑の対処法がコレ!
- 温める
- 軽くマッサージする
- 授乳or搾乳をする
体を温めてから母乳マッサージをすると、母乳の出が良くなったんです!
そのあと、搾乳や授乳をすると、あっさり白斑が取れて母乳の通り道が開通!
白斑が取れると、痛みもスッと消えて「助かった~」となりました。
ですが、残念ながら白斑って繰り返すんです。
なるべく母乳トラブルを減らすために、わたしの場合は水分補給がいちばん合ってました。
白斑がチクチク痛いときの対処法
白斑が出来てしまうと、チクチクとイヤ~な痛みが…!
人によっては、授乳中にガマンできないほどの激痛が走る方も…。
とにかく痛みを何とかしたいですね!
おすすめの解消法はこの3ステップ!
- 温める
- 軽くマッサージする
- 授乳or搾乳をする
だいたいこの方法で、白斑のつまりは解消できます!
わたし自身、何度も白斑を繰り返してしまう体質だったのですが、一度も母乳外来には行かずに、セルフケアで解消できました。
温める
お風呂に入って体が温まると、血行が良くなりますね。
血行が良くなると、母乳の流れも良くなります。
冷やすよりも、温めたほうがつまりを解消するには効果が期待できます。
お風呂前に、乳頭クリームなどを塗ってラップで保護。
専用のクリームがない場合は、オリーブオイルでもOKです。
そのあと、お風呂に入ると白斑がふやけて取れやすくなることもあります!
が、取れなくても気にしないで。
爪でカリカリしちゃうと、かえって傷ができて痛い思いをしちゃいますので、軽くガーゼやタオルで拭き取る程度にして。
お風呂に入るタイミングじゃないな…というときは、蒸しタオルを当てるだけでも血行が良くなりますよ。
軽くマッサージする
お風呂で温まったら、軽く母乳マッサージをしてみて。
しこりがわかるようであれば、指の腹で優しく乳頭に向かってマッサージを。
このとき、グリグリ押したり、肌を強くこするのはNGです!
他の乳腺が傷ついてしまうおそれもあるため、やり過ぎには気を付けてくださいね。
授乳or搾乳をする
お風呂の中なら、温める・マッサージする・搾乳を1セットで行うことができます。
お風呂で温まって血行が良くなり、そこにマッサージを加えると、さらに母乳の流れが良くなります。
そのタイミングで搾乳すると、つまりが解消されて、一気に白斑が取れることも。
けど、搾乳で白斑が取れなくても焦らないで。
あとは、とにかく赤ちゃんに吸ってもらうしかありません。
搾乳よりも、赤ちゃんの吸う力の方が強いため、授乳で取れることの方が多かったです!
最初はチクチク痛くても、白斑が取れると痛みがスーッとひいていきます。
「はぁ、助かった~」と思いますよね。
だけど、白斑が取れた後は、水ぶくれが破れて傷が出来ているのと同じ状態。
放っておくと、白斑が再発する可能性も高いですし、ばい菌などが入ってしまうリスクもあるんです。
そこで、おすすめなのが口内炎薬の「新デスパコーワ」。
口内炎の薬ですので、多少赤ちゃんの口に入っても大丈夫。
薬を塗って、ラップで保護すればOK。
薬を塗ると、痛みも和らぎますし、傷の治りも早いです。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
▼関連記事▼
繰り返す白斑には新デスパコーワと授乳の工夫で対処!ミルクも活用
授乳中や授乳後にチクチク痛い!原因とそれぞれの対処法
白斑や目立ったしこりがあるワケじゃないのに授乳中や授乳後に痛みがある…!という場合も、あるんですよね。
自分が気づかないだけで、炎症が起きていたらどうしよう!?と不安に思っちゃいますね。
チクチク痛む原因と対策をまとめました。
母乳が作られるときに痛む
授乳後、乳房の奥のほうからツーンとしたいや~な痛みがある場合。
これは、母乳が作られるときに感じる生理的な痛みですので、心配いりません!
特に、初めての出産の方が感じやすい痛みのようです。
それもそのはず。
今まで使われたことがなかった乳腺にはじめて母乳が作られて通っていくんですから!
母乳が通るときに乳腺が拡張するため、熱をもってジンジン痛む場合もあります。
そんなときは、ご自身が気持ちいいと感じる程度に冷やすと落ち着きますよ。
乳房がパンパンのまま授乳した
授乳の間隔が空いてしまい、乳房がパンパンになってしまった!という経験、ありますよね?
特に、夜はママも眠いのでついうっかり、授乳が3時間以上空いてしまうことも。
そうなると、乳房はパンパン。
焦って赤ちゃんを起こして授乳しなきゃ!と思ってしまいますが、実は、それが良くないんです。
わたしも、助産師さんに教えてもらったんですが、乳房がパンパンに張っている状態で授乳しちゃうと、乳口(母乳の出口)に大きな負担がかかっちゃうんです。
そうすると、乳口で炎症が起きてしまい、授乳の度にチクチク痛い!という状態になってしまうんです。
これが、白斑の原因です。
授乳時間が空きすぎても、まずは慌てないことが大切。
搾乳してから授乳するようにしてくださいね。
目安として、乳輪が耳たぶぐらいの柔らかさになるまで搾乳してみて。
これなら、赤ちゃんも吸いつきやすいので、深くラッチオンできます。
赤ちゃんもむせにくいですし、乳口(母乳の出口)への負担も和らぐため、乳口炎の予防になるんです。
母乳の飲み残しがある
授乳後に乳房全体がチクチクジンジン痛いのは、乳腺炎の可能性が高いんです。
乳腺炎のいちばんの原因は、母乳の飲み残しと言われています。
乳房にしこりがあるときは、とにかく赤ちゃんに吸ってもらうしかありません!
吸ってもらうとき、コツがあります。
しこりを外側から押しながら授乳し、しこりのある方向に赤ちゃんの下あごが来るように授乳の姿勢を工夫してくださいね。
赤ちゃんの下あごがある方向の乳腺は、たくさん刺激されるため母乳がどんどん吸われるんです。
いつも横抱きばかりの授乳の方は、フットボール抱きやたて抱きも取り入れるといいですよ。
赤ちゃんの飲み方が下手っぴ
赤ちゃんの吸い付きが浅いと乳首に負担がかかってしまい、授乳後にチクチクジンジン痛む場合があります。
実は、母乳を吸うのが下手っぴの赤ちゃんもいるんです。
そんな場合は、親子でじっくりトレーニングしていくしかありません。
なんだかうまくいってないかも…という場合、産院や母乳外来、自治体の助産師さんに相談してみてくださいね。
授乳でチクチク痛い!母乳トラブルを防ぐコツ
もう二度と、授乳でチクチクする痛い思いはしたくないですよね。
母乳トラブルを予防するために、以下のポイントをおさえてみてください。
授乳間隔を空けすぎない
授乳の間隔が4時間以上空いてしまい、母乳がパンパンに張っているとき、慌ててそのまま赤ちゃんに飲ませると、乳口炎のリスクが高まります。
赤ちゃんが浅い吸い付きになってしまい、乳口にも大きな負担がかかってしまうため、炎症も起きやすくなってしまうんです。
とは言っても、特に夜間の授乳は空いてしまうことがありますよね。
徐々に赤ちゃんの眠る時間が長くなってくると、ママも寝ていたいですよね。
わたし自身も、はっと気づいたら5時間も授乳間隔が空いてしまい、ママの乳房はパンパン!
慌てて赤ちゃんを起こして授乳をした!
…という経験があります。
でも、乳房がパンパンに張っている状態で授乳しても赤ちゃんは上手に飲めない上に、むせちゃうことも。
授乳間隔が空いてしまったときは、慌てて赤ちゃんを起こす前に、搾乳しましょう。
乳輪まで柔らかくしてから授乳すると、授乳のチクチクする痛みも軽減され、赤ちゃんも深く吸い付いて上手に飲んでくれます。
授乳後に飲み残しが無いか簡単チェック
まずは、自分で触ってみるのがいちばんわかりやすいですね。
授乳後に、乳房を触ってみて硬くなっていてしこりができている部分がないか、チェックしてみて。
乳房全体がフワフワなら大丈夫です!
次に、腕を上や横に伸ばしてみてください。
突っ張って腕が上げにくい方向はありませんか?
特に気になる部分がなければOKです!
たった数十秒でできる簡単チェックですので、ぜひ、習慣化してみてくださいね。
水分補給
母乳をあげていると、けっこう喉が渇きます。
水分補給はこまめにするようにしてくださいね。
ただ、水分補給にもポイントがあります。
できれば常温以上で、ノンカフェイン・ノンカロリーの飲み物がおすすめです。
水・麦茶・ルイボスティーなど。
特に、たんぽぽコーヒーやごぼう茶は母乳に良いと言われているのでイチオシです。
たんぽぽコーヒーは、取り扱っているお店が少ないので、ネットでの注文が便利です。
たんぽぽの根から作られている飲み物ですので、コーヒーとはまた違った風味があります。
「苦みが強い麦茶」と表現する方も。
ごぼう茶はスーパーなどでも見かけますので、手軽に手に入ります。
こぼうの香りがして、たんぽぽコーヒーよりも飲みやすいようです。
また、食物繊維も含まれているので、産後の便秘解消にも期待できます。
ただ、慣れない育児に追われていると、なかなか自分のことって後回しになっちゃいますよね。
気づいたら、全然水分摂ってなかった!なんてことも。
こまめに水分補給ができるよう、マグボトルを用意して常に手元に置いておくのがおすすめですよ。
時間があるときに、少し多めに飲み物を作っておくと安心です。
食事は関係ない?
母乳と食事について、最新のWHO(世界保健機関)の研究では「関係はあるだろうけど、よくわかってない」というのがホントのところのようなんです。
なんだか曖昧…ですね。
でも実際、わたしのまわりでも授乳中は何を食べても母乳が詰まったことはなく、トラブル知らずだった!という羨ましいママもいらっしゃいます。
ですがわたしの場合、ショートケーキやフライドチキンを食べたら一発で詰まってしまったことがあります。
要は、体質…なのかもしれませんね。
ここからは持論なのですが、母乳は血液から作られていますよね。
母乳だけじゃなく、人の体って食べたもので出来ています。
そのため、「食事と母乳は関係ない!」と言い切ってしまうのは、しっくり来ないなぁ、と思うんです。
脂っこいものや甘いもの、お餅・果物・乳製品など…大量摂取は禁物だと思います。
でも、毎日育児・家事に追われるママにとって、
「これは母乳に悪い」
「これは母乳に良い」
など一つ一つ確認するのは大変ですよね。
そこで、わたしが気を付けていたことは、「和食中心の食生活にすること」です。
毎日手作りの食事じゃなくても、育児で疲れているときはお惣菜やお弁当に頼ってしまってもいいと思います!
ただ、メニューを選ぶときに、焼き魚のお弁当や、野菜がたくさん入っているお惣菜を選ぶなど、少し工夫するだけでお弁当やお惣菜でも栄養面はバッチリです。
中でも、「白米」「根菜類」「脂肪の少ない肉・魚」「汁物」は、特に母乳に良いと言われています。
トラブルを減らすために、母乳にいいと言われているものは、積極的に食べたいですね。
適度にリフレッシュを!
最後に、母乳にとっていちばん良くないのはストレスです!
とはいえ、「母乳トラブルを気にし過ぎないで」「育児ストレスを溜めないで」というのはムリな話ですよね。
実際、チクチク痛いと気になりますし…。
慣れない育児に追われ、思い通りにいかない家事。
自分のことは後回し…の毎日。
ストレスが溜まらないワケないんですよね。
「ママは笑顔で!」も意外とプレッシャーでした。
そこで、わたしが大事にしていたことが、毎日のプチリフレッシュの時間。
とにかく、家事や育児のことを全て忘れて、のんびりリフレッシュする時間を作ること!です。
何も考えずにコーヒー飲んだり。
スマホで育児のことを調べる時間を減らして、代わりにマンガを読んだり。
一人時間の確保が難しいときは、赤ちゃんと一緒に散歩に出かけるのもいい気分転換でした。
外に出たついでに、そのまま夕飯のお惣菜買ってきたり。(笑)
1日5分でもいいので、育児以外のことを考える時間、とっても大事です。
まとめ
授乳中チクチクする、白斑のイヤ~な痛み。
とにかく痛みを何とかしたい!ですね。
- 温める
- 軽くマッサージする
- 授乳or搾乳をする
わたしはよく、お風呂の中で一通り終え、そのあと授乳すると白斑がとれたり、しこりが解消されることが多かったです!
さらに、わたしが実際に母乳トラブルを減らすためにアレコレ試していちばん効果があるな、と感じたのは水分補給でした。
母乳の分泌が多く、乳管も細いことを自覚しいていたので、食事には気を付けていました。
それでも、白斑ができてしまい落ち込んでいました…が、自分の生活を見直してみると、水分が足りてないことに気づきました。
慣れない赤ちゃんのお世話に追われ、ついつい自分のことは後回しにしがち。
授乳をして、スヤスヤ寝ている赤ちゃんを抱っこしたまま、ソファでそのまま動けずに、1~2時間座りっぱなしも当たり前。
せっかく寝た赤ちゃん、ベッドに置くと起きてしまうんです。
赤ちゃんを起こしてしまうぐらいなら・・と思い、じっと座っていました。
そんなとき、手元にマグボトルを用意しこまめに水分補給をしていました。
すると不思議と、母乳のトラブルが減っていきました。
ノンカフェイン、常温以上の飲み物、がポイントですよ。
早く授乳の痛いトラブルから解放されることを祈っています…!
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