母乳育児はメリットばかり注目されているような気がします。
もちろん、母乳は赤ちゃんにとっては最高の栄養食!
赤ちゃんの心も体も成長させてくれるし、ママの体にとっても
産後の子宮を収縮させたりカロリー消費をして産後太りを防止できたりとメリットはたくさん。
わたしも、産院が母乳育児を推奨していたこと、
母乳育児のメリットに魅力を感じて二人の子どもを母乳で育てました。
でも、実際は大変なこともたくさんありました!
デメリットに感じたことを包み隠さず告白したいと思います。
わたしが感じた完全母乳育児のデメリット3つ
とにかくチクチク痛い、授乳も痛い
初めての母乳育児、授乳が痛いし、母乳が作られるときにツーンとした痛みがあったりと、
「こんなに痛いなんて!」と感じました。
いくら出産前に乳房のマッサージ、お手入れをしていても初めての授乳の刺激は痛かったです。
でも、授乳の痛いみは妊娠中からの簡単なマッサージで軽減できるんです!
とっても簡単な方法を別の記事でご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
初めての授乳は痛い!妊娠中の簡単ケア2つでスムーズな母乳育児
授乳をしていないときでも、母乳が作られるとツーンと張ってイヤな痛みを感じることも。
この痛みは徐々に無くなっていきましたが、慣れるまでは大変でしたね。
しかも、乳腺炎になってしまってしこりが出来てしまい、焦りました~。
これは、自分が勉強不足だったなと思うんですが、
授乳のときの抱っこの仕方が毎回同じだったことが原因でした。
でも、幸いにも自宅ケアで乗り切ることができました。
こちらも別の記事でご紹介していますので、あわせて読んでみてください。
乳腺炎の症状は赤ちゃんにとっても災難!早めに解消する2つのコツ
ママが口にするもの全てに気を遣う
食べ物・飲み物・飲み薬など、授乳中は気を付けなきゃいけないことがたくさんあります。
食事は、美味しい母乳を作り、母乳トラブルに泣かないためにもかなり気を付けました。
ちょっとぐらい・・と油断して揚げ物を食べたら、なんと一発で乳腺炎になってしまいました!
もちろん、体質にもよると思うのですが乳管が細いタイプだと、
一発で母乳が詰まってしまうこともあるんです。
コーヒーも大好きなんですが、やっぱり控えていましたね。
でも、あまり神経質になりすぎても良くないので、適度に楽しんでいました。
授乳中のカフェインについては、別の記事で詳しくまとめています。
飲む量はもちろん、タイミングも見計らえばコーヒーや紅茶を楽しめますよ。
授乳中のカフェインは大丈夫!でも飲む量とタイミングだけは要注意
中でも、一番気を遣ったのが飲み薬!
頭痛持ちで、妊娠前から鎮痛剤は手放せなかったのですが、
産後はさらに夜中の授乳で何度も起きなければいけなかったので睡眠不足による偏頭痛が悪化・・!
育児って体力勝負なので、少しでも体調が悪いとしんどいですよね。
授乳中でも飲める薬を飲むようにしていました。
効き目はイマイチでしたが・・。
偏頭痛が心配だったので、鎮痛剤については妊娠中から産院のドクターに相談していました。
ママが病気になった!
薬とも関係してくるのですが、産後や授乳中って意外とママの免疫力が落ちているので
体調を崩しやすいんです。
特に、二人目の育児のとき、インフルエンザと胃腸炎にかかってしまい辛かったです。
インフルエンザは上の子が保育園でもらってきちゃったんです!
インフルエンザが大流行した年だったんですが、この年に限って予防接種をしなかったという・・。
下の子を11月に出産して、あまりわたしが動けなかった・・という言い訳なんですが、
上の子と一緒に仲良く寝込みました~。
さらに災難だったのが、下の子が2か月だったんですがこのときすでに完全母乳の状態。
ミルクなんて一切受け付けない!という子だったんです。
あとでいろいろ調べたら、インフルエンザにかかっても授乳OKだったんですが、
このときは知識が浅く、断乳をしました。
わたし自身も乳腺炎のリスクがあるので、高熱でしんどい体で起き上がって
搾乳してなるべく張らないように気を付けるのが本当につらかったです・・!
胃腸炎のときは、授乳OKだったんですが、脱水にならないように気を付けました。
授乳すると、想像以上に水分がとられるんですよね!
普通に風邪をひいてしまったときも、普段は病院にあまり行かないんですが、
授乳中に飲める風邪薬が欲しくて診察を受けていました。
完全母乳育児のデメリットを経験しても母乳育児を続けた理由
母乳育児はママにとってツラい・しんどい経験をたくさんしました。
それでも、母乳育児を最後まで続けた理由は、やっぱりメリットの方が大きいと感じたから。
二人とも、大きな病気をせずにスクスク成長してくれました。
ミルクってやっぱり手間もお金もかかるんですよね。
ミルク代・哺乳瓶代、外出のときの荷物になる・・など。
ミルクを調乳している時間も赤ちゃんを待たせることになりますね。
でも、母乳だったらママがいて、授乳する場所が確保できれば
特別な荷物や道具は必要ありません。
そして、何よりメリットだなと感じたのが、寝かしつがラク!ということ。
添い乳ができるようになってからは、寝かしつけはもちろん、
夜中の授乳も起き上がらずにできるので、寝不足も少し軽減されました。
母乳育児のメリットとデメリットとミルク育児について
完全母乳の育児は本当に大変なことがたくさんありました。
あのときの自分はよくがんばったな~と、ほめてあげたいと思います。
でも、ミルクを足すことに罪悪感を感じないでほしい、と思います。
ママが体調を崩したときなんかは、やっぱりミルクは活躍します。
完全母乳をがんばりたいけど、でも最初は誰でもうまくいかないと思います。
そんなとき、「母乳がでなくてごめんね・・」なんて思わずに、
思い切ってミルクをあげてママの心も体もラクになればいいな、と。
というのも、わたし自身、なぜかミルクを足すことに罪悪感を抱いていました。
やっぱり一人目の育児で不安をいっぱい抱えていたんだと思います。
母乳でもミルクでも、赤ちゃんはスクスク育っていきます。
あまり完全母乳にこだわりすぎず、ママが笑顔で赤ちゃんに接することが
いちばん幸せなことなんじゃないかな、と感じています。
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