授乳中でも、コーラを飲んでもOKです!
たまには炭酸飲料を飲んでスカッとしたいとき、ありますよね~。
でも、コーラにはカフェインが含まれているので、授乳中のママは赤ちゃんが興奮して眠れなくなるのでは?と心配になってしまいますよね。
わたしはコーヒーが好きで、妊娠中から授乳中も朝のコーヒーが欠かせませんでした。
でも、私もカフェインのことは気になるなぁ~と思い、徹底的に調べてみました。
結果、カフェインは授乳中でも多少は摂っても大丈夫!ということがわかりました。
カナダ保健省(HC)では、妊婦や授乳中の女性は300mg(コーヒーをマグカップで約2杯)までとしています。
厚生労働省「カフェインの過剰摂取について」より引用
さらに、カフェインが母乳に移行する量は1%程度と言われています。
それに、コーラ(100mlあたり)に含まれているカフェインはこれぐらい。
コカ・コーラ | 9mg ※コカ・コーラ公式サイト参照 |
ペプシコーラ | 10mg ※ペプシ公式サイト参照 |
キリンメッツブラック | 10mg ※キリン公式サイト参照 |
たとえ、500mlのペットボトル1本を飲みきっても、カフェインは45~50mg!
カフェインの量だけ比較すると、気にし過ぎなくて大丈夫そうですね。
ただし、コーラを飲むときに気を付けたいのが糖分!
コーラ1本には、なんと角砂糖14個分もの糖分が含まれているんです…!
糖分もカロリーも高いので、太ってしまうのはもちろん、虫歯にも気を付けたい飲み物です。
さらに、毎日大量の糖分をとり続けてしまうと、糖尿病などの生活習慣病のリスクも高くなってしまいます。
気にし過ぎも良くないですが、授乳中かどうかに関わらず、毎日大量に飲む生活は改めたいですね。
授乳中はコーラ飲んでも大丈夫!
授乳中でも、コーラは楽しんでも大丈夫です!
たとえ、500mlのペットボトル1本分のコーラを飲みきっても、カフェインは45~50mg。
授乳中にOKとされているカフェインの量300mgは超えないので、比較的、カフェインを気にせずに楽しめる飲み物なんですね。
ただし、コーラを飲むときに気を付けたいのが糖分。
コーラには500mlあたり角砂糖14個分もの糖分が含まれているんです!
コーラ1缶(350ml)に含まれる糖分の量だけでも、成人の1日の摂取量の目安を超えているんです。
コーヒーや紅茶にお砂糖を入れるとしても、せいぜい1~2個ぐらいですよね?
もちろん、ストレートで飲む方も多いと思います。
それを考えると、コーラの糖分の量って、ものすごいですね!
カロリーオーバーになってしまい、産後太りが加速してしまうのはもちろん、虫歯も気になるところ。
産後は赤ちゃんのお世話にバタバタしてしまい、ママはなかなか自分のことをする時間って取れないですよね。
きっと、歯磨きも例外ではないはず。
せめて、コーラを飲んだ後はすぐにうがいだけでもするようにしてくださいね!
そして、夜寝る前は、しっかり丁寧に歯磨きをしてくださいね。
万が一、虫歯になってしまったら…?
赤ちゃん連れで歯医者に通うのは大変ですよね。
授乳中でもコーラを楽しむための5つのポイント
授乳後にコーラを飲む
コーラに含まれているカフェインの量は少量とはいえ、母乳に移行してしまうのは、事実です。
血中のカフェイン濃度は、30~40分後が最高、約5時間で半分になる、と言われています。
つまり、授乳の直前にコーラを飲んでしまうと、母乳にカフェインが移行する量も多くなってしまうんですね。
また、カフェインって体内で分解されるまでかなり時間がかかるんです。
もし、夜泣きが気になる、赤ちゃんには夜グッスリ眠って欲しい・・!と思うなら、夕方以降のコーラも避けた方が良さそうです。
授乳後で、かつ午前中だと、赤ちゃんへの影響がより少なくなるんですね。
毎日は飲まない
コーラって、毎日続けて飲むと中毒性があるんです…!
たまに飲むから美味しいんだよね~♪ぐらいの感覚で、毎日は飲まないように気を付けて!
飲み過ぎを防止するためにも、買いだめはしちゃダメですよ!
冷蔵庫にストックがあると、ついつい飲んでしまいます。
家族がコーラが好きで飲む場合も、健康のために毎日飲むのは控えさせて。
少量を楽しむ、コーラゼロを選ぶ
「コーラを飲みたい!」と思っても、500mlをガブ飲みしてしまうのは、おすすめできません。
ぜひ、少量を楽しむようにしてみてくださいね。
コップ1杯程度が理想です。
また、ダラダラ飲みも絶対にNG!
「今日飲む分はこれだけ!」と決めて、飲みきってくださいね。
ダラダラ飲み続けたり、ちょこちょこ分けて飲んだりすると、虫歯の原因になってしまうんです!
ずっと口の中に食べ物がある状態では、口の中の免疫バランスが崩れてしまい、虫歯が出来やすい環境になってしまいます。
あとは、糖分を控える・・という意味でも、ゼロコーラも試してみてくださいね。
キンキンに冷やさない
氷をたっぷり入れたコップに注ぐコーラ・・特に暑い日なんかは魅惑的ですよね!
でも、キンキンに冷えた飲み物は体を冷やしてしまいます。
冷えは、母乳育児には大敵です。
最悪、母乳が詰まってしまい、しこりや乳腺炎を引き起こしてしまいます。
それに、冷えている食べ物・飲み物って、甘さを感じにくいんですよね。
ついつい、コーラを飲み過ぎちゃう原因にもなってしまいますので、冷やし過ぎにはご注意を。
さらに、甘い物を大量に飲んでものどの渇きが加速するだけです。
物足りない…と感じたら、水や麦茶で水分補給するのがおすすめです。
コーラを飲んだ後はすぐにうがいを
コーラにはたくさんの糖分が含まれています。
コーラを飲んだ後は、しっかり歯磨きをして欲しいのですが、忙しいママには、なかなか難しい場合もありますよね。
せめて、うがいだけはするようにしてくださいね。
水だけのうがいじゃ物足りない・・と思うママは、マウスウォッシュも活用してみて。
最近では、ピリピリしない低刺激のマウスウォッシュもありますので、あの独特な刺激が苦手な方でも手軽に試すことができます。
そして、家事や育児がひと段落したら、しっかり歯磨きを。
理想は、夜寝る前はしっかり磨いてほしいのですが、お風呂上がりから寝る前って、意外とバタバタしてしまいますよね。
やっと赤ちゃんが寝て落ち着いた・・と思ったら自分も歯磨きせずに一緒に寝落ち・・なんてことも。
それに、産後はホルモンバランスが崩れている影響や、カルシウム不足などで、妊娠前よりも虫歯になりやすいと言われています。
毎日のお口のケア、しっかり続けたいですね。
産後に気を付けたいカフェインはコーラだけじゃない!
カフェインを含む食品って、意外と多いんですよね。
コーヒー・紅茶・緑茶・ココア・コーラ・チョコレート・・などなど。
特に気を付けたいのが、玉露とエナジードリンク。
玉露はコーヒーの2倍ほど。
エナジードリンクも眠気覚ましのために、コーヒーよりもはるかに多いカフェインが含まれています。
どうしても、育児のストレスが抜けず、エナジードリンクを飲みたい…!と思うときは、ノンカフェインタイプを選ぶようにしてくださいね。
朝、コーヒーを飲んで、育児の合い間にコーラで一息、午後のおやつにココアとチョコレートをつまんで・・なんて組み合わせをしていると、あっという間にカフェインの摂り過ぎになってしまいます。
わたしのように朝のコーヒーを必ず飲む!という方や、コーラを飲んだ日は、カフェインの摂取には気を付けてくださいね。
ただ、意外とカフェインを含む食品は多いので、全てを気にして覚えるのは大変ですよね。
そこで、わたしの場合は、ノンカフェインの飲み物を積極的に摂るようにしてました。
ノンカフェインの飲み物って限られているので、選んで口にしないといけないんです。
水・麦茶・ルイボスティーが個人的にはおすすめです。
ハーブティーは賛否両論あるようなので難しいようですが、母乳への影響が気になる方は、授乳中でも飲めるハーブティーを選ぶようにしてみて。
他にも、母乳に良いと言われている「たんぽぽコーヒー」や「ごぼう茶」を試してみるのもいいかもしれません。
それに、万が一カフェインを摂り過ぎてしまったとしても、ノンカフェインの飲み物をたくさん飲んで排出することで、かなり血中のカフェイン濃度を下げることができるんです。
授乳をしていると、喉が渇くと思いますので、ノンカフェインのお気に入りの飲み物で水分補給するように心がけてみてくださいね。
まとめ
授乳中でも、コーラは気にせず飲んで大丈夫です!
コーラに含まれるカフェインの量は少ないですし、コーラを飲んだから赤ちゃんが眠れなくなる!なんてことはありません。
ただし、コーラで気を付けたいのが糖分。
毎日コーラを飲み続けたり、500mlを一気に飲むのはおすすめできません。
たまの楽しみとして、飲むのがおすすめです。
とはいえ、育児中はストレスが溜まりますね。
特に授乳中は口にするものに気を遣いますね。
ですが、気にし過ぎて全く飲まず、ストレスになってしまう…というのは極端で良くありません。
ストレスも母乳には良くないですからね。
お気に入りの飲み物を見つけて、毎日5分でもいいのでリラックスタイムを作ることは、とっても大事ですよ。
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