母乳の量が減った気がする…このまま母乳が止まったらどうしよう!?と思うと不安ですね。
母乳が止まる前兆ってあるんでしょうか?
授乳の間隔が空いても張りを感じなくなった、赤ちゃんが母乳を飲むるのを嫌がるようになった…などは気になりますね。
ですが、これらが母乳が止まりそうなサインとは限らないんです。
溜まり乳から差し乳へ移行した可能性もあるんです。
でも残念ながら、本当に母乳が止まってしまうこともあるんです。
そのほとんどの原因はストレス。
寝不足や育児ストレスを溜めるのは厳禁です。
プチリフレッシュで解消するのを心がけてください。
ストレスが母乳に与える影響は想像以上に大きいんです。
赤ちゃんのことももちろん大切ですが、ママ自身のことも大切にして欲しいと思います。
母乳が止まる前兆とは?
- 母乳の出が悪くなった
- 授乳の間隔が空いても張らなくなった
- 赤ちゃんが母乳を嫌がる
- ママの体調不良
など、母乳量の変化に気づくことがありますよね。
ですが、全ての現象が母乳が止まる前兆とは限りません。
母乳の出が悪くなった
以前は母乳パッドがないとダメだったのに、今は全然濡れなくなった。
もしかしたら、母乳の量が減ってしまって、このまま止まるのでは?と思うと心配ですよね。
ですが、漏れるほどの母乳がいい!というワケでは無いんです。
産後は母乳の生産量も安定せず、母乳過多になってしまうママは多いもの。
この時期は母乳パッドが欠かせないですよね。
ですが産後数か月もすると、赤ちゃんが飲む量だけの母乳を生産できるよう、体が学習するんです。
とっても不思議ですね。
むしろ、母乳の量が安定した証拠ですので気にしなくて大丈夫です。
授乳の間隔が空いても張らなくなった
授乳の間隔が空いても張らなくなったのは、溜まり乳から差し乳へなった、という場合がほとんどです。
溜まり乳とは、授乳をしていない時間でも母乳がどんどん生産され、乳房がパンパンに張ってしまうんですよね。
ですが差し乳になると授乳以外の時間は母乳はありまり生産されなくなります。
代わりに、赤ちゃんが欲しがるときに母乳が出る!という状態になるんです。
差し乳になると、搾乳してもほとんど出ないため、心配になってしまいますが、赤ちゃんが欲しがるときに必要な量だけ母乳が生産されるよう、体が変化したんです。
赤ちゃんが母乳を嫌がる
授乳をしても赤ちゃんが母乳を嫌がると、「母乳が出てないから、怒って引っ張って嫌がるのでは?」と思い、落ち込みますよね。
ですが、母乳よりもミルクが好き!という赤ちゃんがいるのも事実。
ミルクに比べると、母乳は赤ちゃんがしっかり吸いついて、舌で乳頭に刺激を与えないとなかなか出ないんです。
それに比べると、哺乳瓶からミルクを飲むのは簡単です。
手っ取り早くミルクを飲んでお腹いっぱいにして眠りたい!という子もいるんです。
面白いですね。
これがいい!とか悪い!とかではなく、赤ちゃんの個性です。
割り切って混合育児を続けるか、完全ミルクの育児へ切り替える方が、ママの気持ちもラクになると思います。
ママの体調不良
育児中は寝不足になりますよね。
他にも、赤ちゃんをずっと抱っこしていると、肩こりもします。
慢性的な寝不足や疲れが続いているときは、母乳へも影響が出やすいため注意が必要です!
さらに、赤ちゃん中心の生活で、ママ自身のことは後回し…という生活が続くと、どうしてもストレスが溜まりますね。
母乳にストレスは大敵です。
赤ちゃんを預けてしっかり睡眠をとったり、リフレッシュする時間を取るように心がけてくださいね!
長時間、預けることが難しい場合は、赤ちゃんが寝ているときはとにかく一緒に休む。
家事は後回しにしてくださいね。
寝不足はイライラの原因になっちゃいますからね。
5分でもいいから、一人でゆっくりコーヒーを飲む時間を作るのもおすすめです。
日々の育児ストレスを溜め過ぎず、プチリフレッシュで軽減するようにしてみて。
母乳の量が減る時期
個人差はありますが、産後6~7か月ぐらいになってくると、1日の授乳回数が減ってくるため、母乳の量も自然と減る時期なんです。
赤ちゃんも、生後6か月というと離乳食がスタートしていますね。
今までは母乳やミルク主体で栄養をとっていたのが、食事からの栄養も少しずつ摂ることができるようになってくる時期です。
とはいえ、離乳食を食べる量はまだまだ少なく、食べムラもある時期ですね。
極端に母乳を減らしてしまうと、赤ちゃんの成長に良くない影響を与えてしまいます。
引き続き、ママはしっかりと水分補給しつつ、授乳を続けていく必要があります。
きちんと食事を摂ったり、育児ストレスをため込んでいないか?もチェックしてみて。
母乳の量が減ったかも?と感じても、溜まり乳から差し乳へ変わっただけかもしれません。
母乳を飲めてるサイン
1日6回以上、おむつが濡れていれば母乳が足りている!と判断できます。
体重ばかり気にしてしまいますが、グラム単位で測ることができる体重計はご家庭にないですよね。
あったとしても、気にし過ぎはよくありません。
赤ちゃんも、その日に飲む母乳の量は異なります。
大人も毎日同じ量は食べないですよね?
赤ちゃんも一緒なんです。
他にも、月齢相当の発達機能が備わっていることも大事な目安です。
首がすわった、お座りができる…などの機能面のことです。
どうやら母乳が足りてない…と感じるときは、完母にこだわり過ぎず、ミルクも適切に使ってくださいね。
まとめ
母乳が止まりそう!?と感じると、不安になってしまいますよね。
ですが、差し乳になったり、赤ちゃんの成長とともに母乳が減る時期もあるんです。
あまり気にし過ぎなくて大丈夫です。
気になるときは、ミルクを足せばOKなんです!
それよりも、母乳育児に悩みすぎてストレスになってしまうほうが問題です。
本当に母乳が出なくなってしまいます。
寝不足や疲れを感じたときは、ガマンせずに休むようにしてくださいね。
ママ自身を大切にすることも、育児ではとても大事なことです。
でも母乳が止まってしまうと、もう出なくなってしまうんでしょうか?
実は、母乳を復活させる方法はあるんです。
- 消化に良いものをゆっくりよく噛んで食べる
- ママも赤ちゃんも、下半身を温める
- 新生児並みにこまめに授乳する
- ママも赤ちゃんと一緒に眠る
ちょっとマズイかも…と思っているママ、こちらの記事で詳しく解説しています。
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