添い乳での寝かしつけ、夜に限らずお昼寝のときにも取り入れると、ラクですよね~。
わたしも二児の母で、二人とも1歳半まで完全母乳で育てたのですが、夜だけではなく、昼寝の寝かしつけのときにも添い乳を取り入れていました。
ただ、添い乳を続けていると気になるのが、
「このまま添い乳がクセになってしまい、添い乳以外の方法では寝なくなるのでは?」
「卒乳の時期も遅くなってしまうのでは?」という心配。
特に、復職を考えているママの場合、保育園でのお昼寝、保育士さんが寝かしつけに苦労してしまうのでは・・?と思ってしまいますよね。
経験上、そんなことはありませんでした。
うちの子供たちは、添い乳じゃないと絶対に寝ない!という訳ではなかったんです。
抱っこ紐やベビーカーでお散歩しているとき、車でドライブにでかけているときなんかでも、寝てくれることがあります。
それに、保育士さんはプロです!新米ママよりも寝かしつけが上手です。
子供も、ママがいない環境に適応するのが早く、驚かされました。
添い乳での寝かしつけがラクで、ママも赤ちゃんもハッピーなら大いに取り入れていいと思いますよ。
添い乳でお昼寝させると昼夜の区別がつかなくなる?
夜寝るときは、「さぁ、寝る時間だよ~」という雰囲気で、部屋を暗くして、テレビも消して静かな環境で添い乳をしているママ、多いのではないでしょうか?
添い乳はママも横になったまま授乳できるので、体を休めることができますよね。
ところが昼寝をするときまで添い乳で寝かしつけをしてしまったら、昼夜の区別がつかなくなって、夜ぐっすり眠れなくなるのでは?と心配になりますよね。
たしかに、お昼寝のさせすぎは、夜眠れなくなって生活リズムが崩れてしまいます。
でも、添い乳でお昼寝もすんなり赤ちゃんが眠ってくれるなら、取り入れてもいいと思っています。
それに、添い乳が原因で生活リズムが崩れるとは限りません。
赤ちゃんでも、生後3か月ぐらいからは生活リズムを整えるようにしてみて。
実際にわたしが気を付けていたポイントは4つ。
どれも簡単ですので、すぐに取り入れてみてくださいね。
お昼寝は必要以上に暗くしたり静かにし過ぎたりしない
「お昼寝は明るい時間に眠ること」を体験してもらいましょう。
カーテンを閉めて、必要以上に部屋を暗くしたり、物音一つ立てずに気を遣ったりしなくても、大丈夫。
わたしも、上の子のとき、せっかく眠った赤ちゃんを起こしてしまい、またお昼寝の寝かしつけをするのがイヤで、極力昼間も静かに生活していたのですが、かえって神経質な子になってしまいました。
外の物音にも反応して、起きてしまうような子でした。
でも、徐々に昼間静かに生活するのを辞めてみたんです。
そうしたら、そっとやそっとでは起きなくなりました。
もちろん、子供が成長したのもあると思うのですが、神経質にしていると、子供にも伝わってしまうんですね。
夜寝る前の3時間前は絶対に起きていてもらう
夕方の時間って、ご飯を食べたり後片付けをしたり、お風呂に入ったり・・と、何かと忙しい時間帯なのですが、この時間は、なるべく赤ちゃんには起きていてもらって。
夕方にぐっすり眠ってしまうと、夜の寝かしつけに苦労してしまいます。
早起きさせて、朝日を浴びるようにする
夜、早く寝かせるためには、早起きすることが必要なんです。
「早寝早起き」ではなく、「早起き早寝」なんです。
東京都から、小学校に入学する前にこんなパンフレットが配布されました。
子供でもわかるように、イラストがたくさん使われているので、参考にしてみてくださいね。
https://www.tokyo.med.or.jp/old_inf/hayaoki.pdf
昼間はなるべく外出するようにする
日中、お散歩にでかけるとママの気分転換にもなります。
真夏は大変かもしれませんが、涼しい時間帯を選んで外出してみてくださいね。
冬は、暖かい時間帯を選んでみて。
冬は空気が乾燥していて、赤ちゃんが風邪をひかないか心配になるかもしれませんが、冬の冷たい空気は肺を丈夫にしてくれると言われています。
添い乳での昼寝がクセになると保育園で苦労する?
保育園の方針によっては、断乳するように言われてしまうかもしれませんが、保育園に通っていても母乳育児は続けることができます。
上の子は、保育園の入園前に卒乳したのですが、下の子は、保育園に入ってから半年まで、母乳を飲んでいました。
気になるお昼寝については、保育士さんが最初はおんぶや抱っこで寝かしつけしていましたが、徐々にトントンで寝るようになったようです。
それに、ママでは気づかなった眠るポイントを発見してくれました!
下の子は、頭をナデナデされると気持ちいいようで、「これですんなり寝ますよ~」と教えてもらいました。
すごいです、保育士さん!
普段、添い乳で寝ることが多い子でも、保育園ではちゃんとわかっているようで、いい子でお昼寝しているようです。
そして日中ママと離れていた分、夜の寝かしつけは添い乳でたくさんスキンシップをとるようにしていました。
保育園に通っていても、母乳は続けることはできますので、ムリに卒乳や断乳を進めなくても大丈夫です!
赤ちゃんとママのペースを大切にしてくださいね。
添い乳を卒業させる方法はあるの?
赤ちゃんがすんなり寝てくれて、ママもラクなら添い乳での授乳はとっても意味があることだと思います。
クセになるから・・と敬遠して、抱っこでの寝かしつけに苦労してイライラしてしまうよりは、添い乳も上手に取り入れてみてくださいね。
ただ、どうしても添い乳がクセになってしまうのは心配、添い乳以外でも寝れる子になってほしい・・と思うママもいますよね。
そんなとき、試して欲しいのが添い乳をしながらトントンもする方法。
そろそろ添い乳を卒業させたい、添い乳以外の方法でも寝る子になって欲しい、保育園の入園を控えているからお昼寝が心配・・など、気になったときに試してみて。
添い乳とトントンを併用して、添い乳での授乳時間を徐々に短くしていくんです。
で、赤ちゃんが眠るまでトントンだけは続けるんです。
最初はうまくいかない場合もあるかもしれませんが、焦らなくても大丈夫です。
トントンがうまくいかない場合、他の方法も試してみて。
眉毛やおでこをナデナデされるのが好きな子もいます。
それに、添い乳をやめていきなり抱っこで寝かしつけようとするよりも、ハードルが低いと思いませんか?
添い乳がクセになりそう・・と心配するよりも、今、ママと赤ちゃんが心地いい授乳の方法を選択してみてください。
それに、母乳を飲む期間はほんのひととき。
一生続くわけではありません。
育児に正解はありませんので、自分と赤ちゃんにあっている方法を模索してみてくださいね。
まとめ
添い乳で赤ちゃんがすんなり寝てくれるなら、夜の寝かしつけだけではなく、お昼寝の寝かしつにも取り入れたいですよね!
ですが、仕事復帰を控えていて、保育園への入園が決まっている場合、「保育園でのお昼寝で苦労するのでは?」と心配になっちゃいますよね。
わが家も、下の子が保育園に入園しても母乳を続けていたので心配していたんですが、全然問題ありませんでした!
さすがに、数日間は泣いてしまって大変だったようですが、それでも数日です。
「寝れない」というより、保育園という新しい環境に慣れるのも大変だったと思います。
環境が変わるからこそ、母乳を続けてあげたい!
家にいる時間は思いっきり甘えさせてあげたい!という思いも、大事だと思います。
もちろん、ママの体力もありますので、まわりは気にせず、ぜひ、ママと赤ちゃんのペースを大事にして欲しいと思います。
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