夜中の授乳って、ツライですよね。
朝までぐっすり眠れないのが、こんなに体にこたえるなんて思わなかった…。
いったいいつまで夜間授乳は続くの?と思ってました。
わたしが持っていた育児書には
「生後5~6か月ころになると夜まとまって眠れるようになり、夜間授乳がなくなる子も」
と書いてあり期待してたんですが…
見事に期待を裏切られてしまいました!
生後半年以上経っていても、夜中1回どころか、2~3回起きることも珍しくありませんでした。
わが子の場合、夜間授乳が自然になくなることは残念ながらなかったんです。
むしろ、下の子は夜泣きが激しく、卒乳する1歳半まで夜間授乳が続いたんです。
でも、
- 夜寝る前に言い聞かせをする
- 添い乳とトントンの寝かしつけを併用
という、この2つの方法で夜間授乳を少しずつ減らしていくことができるんです。
赤ちゃんにもママにも負担が少ない方法ですし、今夜からでもすぐに試すことができますね。
わたしももっと早く知っていれば…と思いますが、徹底リサーチしましたので、寝不足で悩んでいるママ、今日から試してみてください!
夜間授乳は自然になくならない!
赤ちゃんは月齢が進むにつれて昼夜の区別がついてくるので、徐々に夜、まとまった時間寝てくれるようになります。
さらに、離乳食がしっかり進んで、よく食べる子は夜間の授乳回数が自然と少なくなってきて、なくなる子もいます。
…というのは、かなり理想的なお話。
育児書通りになんていきません~。
離乳食を1日2回、しっかり食べられるようになってくると、夜中にお腹が空いて目覚める回数は減ってくる、という理論はわかるんですが、なかなか上手くいきません。
どうしてなんだろう…?と思い調べてみて、わたしなりにしっくりきた答えがこちら。
子供は成長するに連れて、行動範囲が広がりますね。
ずり這いやハイハイ、つかまり立ちから歩けるように…と。
「あれも気になる!これも気になる!触ってみたい!はぁ~、冒険って忙しい…!」と感じてるんだとか。
外の世界に出て、たくさん刺激を受けてドキドキワクワクを感じたら、ホッとする時間が必要になってくるんですよね。
実は、大人もいっしょで、外に出かけると気を張ってるので疲れますよね。
家に帰ってくるとホッとするはず。
緊張して凝り固まった脳や体をほぐすために、部屋着に着替えたりお菓子をつまんだり、お風呂にゆったり入ったりと、何かリラックスできることをしてるはず。
テレビ観たりマンガ読んだりもですね。
赤ちゃんにとって、ホッとリラックスする瞬間って母乳なんです!
母乳は心の栄養とも言われていますね。
夜間授乳に限らず、赤ちゃんが成長するほど外からの刺激をたくさん受けるため、ますます母乳を欲しがる…という状況になるんですって。
夜間授乳を自然に近い形でなくす方法2つ
とはいえ、夜間授乳は寝不足の元!
ママだって、ゆっくり寝て疲れを取りたいですよね~。
寝不足でツライ…と感じたときに試してほしい方法がこちら。
夜寝る前に言い聞かせをする
意外と赤ちゃんへの言い聞かせって、効果があるんです!
夜寝る前に
「今日は、夜寝る前におっぱい飲んだら、朝まで飲まないようにしよ?大丈夫、ママは隣で寝ているから。朝までいっしょにグッスリ寝ようね!」と。
言い聞かせをした結果、夜間授乳の回数が徐々に減っていき自然になくなった!という方、たくさんいらっしゃるんです!
もちろん、最初からうまくいくとは限りません。
赤ちゃん本人も乗り気になってくれないとうまくいきませんからね。
1回の言い聞かせではなく、繰り返し、語りかけてみてくださいね。
夜寝る前だけではなく、昼間など気づいたときに言い聞かせをするのも効果があるようです。
「赤ちゃんって、言葉はまだわからないよね?」と思っちゃいますが、実は、ママの表情や声のトーンで感情や状況を読み取っているんです。
授乳だけじゃなく、保育園の入園を控えているときや、帰省などで新幹線や飛行機で騒いでほしくないな…というときにも、有効な方法です。
うちも、飛行機に乗る前は必ず言い聞かせをしたおかげで、おとなしく搭乗することが出来ました。
添い乳とトントンの寝かしつけを併用
夜間授乳は自然になくならないの?と悩んでいるママの多くが添い乳での寝かしつけをしているんです。
添い乳って、ママが横になったまま授乳できるので、特に夜中の授乳の強い味方!ですよね。
わたしも添い乳を積極的に取り入れてました!
でも、添い乳で寝かしつけると、赤ちゃんが夜中に頻繁に起きてしまう、というデメリットもあるんです。
まさに、うちの子がそうでした!
理由は、「眠ったときは母乳を飲みながら安心していたのに、夜中に目が覚めると大好きな母乳がない!」とパニックになってしまい、泣いて起きてしまうんです。
なるほど。めちゃめちゃ心当たりがあります。(笑)
泣きながら母乳を求めて来るので、トントンなんかじゃ寝ないんです。
結局また添い乳で寝かしつけ。
また夜中に目が覚めてパニック…を数時間おきに繰り返し。
うん、まさにわが家がこのパターンでした!
振り返ると、悪循環にはまっていたんです。
そこで、この負のスパイラルから脱却する方法が、「添い乳とトントンを併用した寝かしつけ」。
いつも通り、添い乳で寝かしつけをするのですが、同時にトントンもしてあげます。
徐々に添い乳の時間を短くしていき、寝るまでトントンだけは続けるんです。
そうすると、寝入ったときの状況と夜中に起きたときの状況があまり変わらないので、赤ちゃんはさほどパニックにならないんです。
もし、夜中に目が覚めても再びトントンだけで寝たり、自力で寝付くことも。
もちろん、トントンじゃなくてもOK!
頭や眉間・眉毛・おでこなどを撫でてもらうのが好きな子・・など、さまざまな子がいますので、ポイントを探ってみてくださいね。
添い乳での寝かしつけってクセになるからやめた方がいい、なんて言われることもありますが、やっぱりママにとってはラクだし、赤ちゃんも安心して寝つきがいいのは助かりますよね。
それに、添い乳も立派な授乳方法の一つだと思っています。
実際、わたしがお世話になった産院では、退院後の生活をスムーズに過ごせるよう、添い乳の授乳の指導もありましたよ。
そろそろ添い乳での寝かしつけを辞めたいな、夜泣きがヒドイな、夜間の授乳をなくしたいな…と思ったときに対処すればOKだと思います。
要注意!夜間授乳はムリに減らさないで!
夜間授乳をなくしたい!と思っているママでも、新生児の間はムリに夜間授乳を減らさないように気を付けてほしいと思います。
それに、夜中に母乳を欲しがる赤ちゃん、実は合理的な理由があったんです。
母乳を作るプロラクチンとういホルモンは、深夜の時間帯に最も分泌されます。
深夜にたくさん母乳を飲む赤ちゃん、成長に必要な栄養を効率よく摂っていたんですね!
それに産後数か月はママも、まだまだ母乳の分泌量が安定しない時期。
夜間の授乳間隔を極端に空けてしまうと母乳の量が減ってしまったり、逆に母乳でがパンパンに張ってしまい乳腺炎を引き起こしてしまったり、と思わぬトラブルを招いてしまいます。
母乳は吸う刺激がないと生産されなくなってしまいます。
せっかく母乳育児が軌道に乗ってきた頃なのに、夜間の授乳を極端に減らしてしまうと母乳の生産にもブレーキがかかってしまい、母乳が出なくなってしまうこともあるんです。
逆に、母乳の出がいい方。
夜中に授乳しないとパンパンに張ってしまいますよね?
やがて母乳が詰まってしまって乳腺炎や乳口炎など、痛い思いをしてしまいます。
夜間授乳、ツライと思いますが、新生児の時期に極端に授乳回数を減らしてしまうと、母乳育児に支障をきたす場合もありますので、しばらくはがんばってください!
特に、冬の授乳は大変ですよね。
わたしもちょうど、寒い時期に夜中の頻回授乳を経験しました。
- エアコンのタイマーをセットする
- サッと羽織れるものを枕元に置いておく
- あったかいスリッパを用意しておく
こんな感じで、乗り切りました!
ぜひ、ご自身にあう方法を見つけてみてください。
まとめ
目安としては、「離乳食を1日2回、しっかり食べられるような頃」が夜間の授乳を徐々に減らしていくタイミングです。
離乳食の進み具合については、個人差が大きいと思いますので、焦らずじっくり取り組んでみてくださいね。
特に、1歳過ぎているのに夜間授乳が増えた!と悩んでいるママ、離乳食の進み具合が関係しているかもしれません。
別の記事でも解説していますので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
▼関連記事▼
1歳過ぎたのに夜間授乳が増えた!?なぜ?夜中の授乳のやめ方2つ
それから、母乳以外でも水分を摂れるようになっているのが理想的ですね。
寝ている間は意外と汗をかいてしまうもの。
もしかしたら、夜中に目が覚めてしまう赤ちゃん、喉がかわいているだけかも。
白湯や麦茶を飲ませると落ち着いて、再び寝付く子もいるようです。
母乳以外で寝てくれるようになると、だいぶ夜中に起きる回数も減ってくるし、ママもぐっすり眠れると疲れが取れますよね。
慣れるまでは大変かもしれませんが、少しずつトレーニングしてみてくださいね。
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