授乳中なのに、コーヒーや紅茶、エナジードリンクなどを飲み過ぎて、カフェインを摂りすぎた!と気づくと焦りますよね。
でも、焦らず水や麦茶など、ノンカフェインの飲み物で水分補給すれば大丈夫です。
水分補給をすると、カフェインが体外に効率的に排出されます。
どうしても、母乳を介してカフェインが移行するのが気になる…という場合は、ミルクに切り替えて。
その場合、乳腺炎にならないよう、搾乳も忘れないでくださいね。
授乳中にカフェインを取りすぎたときの対処法
コーヒー以外にも、カフェインを含む食品って多いんですよね。
紅茶・緑茶・ココア・チョコレート・エナジードリンクなど。
授乳中のママでも、1日2~3杯のコーヒーは飲んでもOK!と言われていますが、気づいたらオーバーしていた!なんてことも。
だけどまずは慌てずに、ノンカフェインの飲み物で水分補給をしてみて!
水・麦茶などが手軽で、どのご家庭も常備していると思います。
効率的にカフェインを体外に排出してくれるので、血中のカフェイン濃度も下げることができます。
ただし、腹痛・吐き気・めまいなどの症状がある場合は病院へ!
このような症状がある場合は、急性カフェイン中毒の疑いがあります。
ですが、急性カフェイン中毒は、2~3時間以内にコーヒーを10杯以上飲んだり、エナジードリンクなどのカフェインを多く含む飲み物を時間を空けずに摂取してしまうと起こる症状です。
ほとんどの方は、このような危険な飲み方はしないと思います。
ですが、育児で疲れていると、エナジードリンクを飲みたくなることも、ありますね。
特に、エナジードリンクにはコーヒーよりもかなり多くのカフェインを含んでいるものが多いんです。
できれば、授乳中はエナジードリンクは控えて。
どうしても飲みたいときは、カフェインゼロの栄養ドリンクを選んでくださいね。
あとは、カフェインゼロの栄養ドリンクを選ぶのもいいと思います。
他にも、普段からノンカフェインのコーヒーや紅茶を上手く組み合わせて飲むのも大事です。
たまには「今日はカフェインをなるべく取らない!」という日を作るのもいいかもしれません。
ノンカフェインのコーヒーや紅茶は、スーパーでも手軽に手に入りますからね。
香りで癒されたい方は、ノンカフェインでもじゅうぶんに美味しく頂けますよ。
授乳中のコーヒー飲み過ぎを防ぐコツ
育児ストレスをプチリフレッシュで解消
育児で寝不足やストレスが溜まっていると、ついコーヒーや紅茶などの嗜好品を飲み過ぎてしまうことも。
他にも、甘いココアやチョコレートなどもとりたくなりますね。
慣れない育児でストレスが溜まってしまうのは仕方ないことなのですが、ママの美容と健康のためにも、暴飲暴食は避けたいところ。
日々の疲れやストレスは溜め過ぎないよう、プチリフレッシュで解消することを心がけてみて。
いちばん手軽なのが、赤ちゃんと一緒に寝る・散歩すること。
細切れの睡眠が続くと辛いですよね。
こんなときはムリし過ぎず、思い切って赤ちゃんとお昼寝して。
赤ちゃんと二人きりだと息が詰まる…と感じたら、散歩に出かけてみて。
体を動かすと、いつの間にかストレスが解消され、暴飲暴食を防ぐことができるんです。
雨で外に出かけられない…という日は、室内で出来る運動を見つけてみて。
個人的におすすめなのが、ベビーヨガ。
赤ちゃんを預けなくても、一緒に楽しくスキンシップできます。
あとは、わたしが大事にしていたのが、家事育児以外をすることの時間。
赤ちゃんが寝ているとき、溜まった家事を片付けたり、気になる育児のことを調べるママも多いと思います。
だけど、ママ自身の時間も大切にして。
本やマンガを読んで、物語の世界に没頭する時間、すごく気分転換になりますよ。
好きな音楽を聴いたり、手芸をしたり…。
自分自身が好きなことをしてみて。
水分補給の基本はノンカフェインで
カフェインが含まれている飲み物・食べ物ってたくさんあるんですよね。
そのため、完全にカフェインを摂らない!という生活は意外と難しいもの。
だからこそ、意識して水分補給はノンカフェインの飲み物を摂取するようにしてみて。
いちばん手軽なのが、水・麦茶ですね。
他にも、ルイボスティーや黒豆茶、そば茶などなど。
好みの飲み物を探すのも楽しいですね。
授乳していると、すごく喉が渇くんですよね。
実際、大量の水分を消費しています。
赤ちゃんのお世話をしていると、ママは自分のことは後回し。
気付いたら、水分補給もトイレにも行ってなかった…!なんてこともありますね。
わたしもそうでした。
でも、母乳のためにも水分補給は大事。
わたしの場合、こまめに水分補給できるよう、家の中でもマグボトルに飲み物を入れて、すぐ手の届く範囲に置いてましたよ。
これなら、気づいたときにちょこちょこ飲めるので、おすすめですよ。
カフェインが多い飲み物を知る
コーヒーや紅茶には、カフェインが多く含まれているのはよく知られていますよね。
他にも、カフェインが多く含まれている飲み物があります。
中でも、玉露、エナジードリンクは要注意です。
もう一つ、気を付けたいのが市販の甘い缶コーヒーなど。
市販のコーヒー牛乳やカフェオレ、缶コーヒーってけっこう甘いと思いませんか?
およそ、200mlあたり角砂糖4~5個入っている、と言われているんです。
それに、コーヒーって体を冷やす飲み物と言われているんですが、実はこれ、コーヒーに入っているお砂糖が関係しているんです。
糖分を摂ると血糖値が急激に上がり、その後、また急激に下がります。
血糖値が下がるとき、体温もいっしょに下がるため、「コーヒー=体を冷やす飲み物」として認識されているんです。
母乳育児に冷えは大敵!ですね
冷えは、母乳の詰まりなどのトラブルの原因と考えられています。
わたしも、産院に入院中、体を冷やさないよう、助産師さんに注意されたことがあります…!
甘いコーヒー類を飲むときは、カロリーも気になりますね。
産後太りが解消できない原因にもなっちゃいますので、毎日飲むのは控えて。
でも、たまに…の息抜きなら大丈夫ですよ。
甘いコーヒーを飲んだ後は、お口のケアも忘れずに。
歯磨きする時間がないときは、うがいやマウスウォッシュだけでも違いますよ。
まとめ
授乳中でも、1日1~2杯ほどならコーヒーを飲んでも大丈夫です。
そうは言っても、赤ちゃんへのカフェインの影響が気になる…と思ってしまいますよね。
実は、コーヒーを飲むタイミングによって、赤ちゃんへの影響を最小限に抑えることができるんです。
それがずばり、授乳後!です。
コーヒーを飲んだ後30~40分後がカフェインの濃度が最高になり、その後5時間で半分、8時間後には分解される、と言われているんです。
つまり、授乳の直前にコーヒーを飲んでしまうと、母乳に移行するカフェインの量も最大値になってしまうんですね。
ちなみに、わたしの場合、こんなかんじで授乳中のコーヒーを楽しんでました。
朝、起きてすぐに授乳。
朝食のときにコーヒーを1杯飲む。
お昼頃に授乳をしてお昼寝をさせる。
寝ている間にもう1杯コーヒーを飲んでリラックス。
もし、夜の寝つきが悪いかも、夜は朝までぐっすり眠って欲しい!と思っている場合は、夕方以降のカフェインは控えた方がいいかもしれませんね。
カフェインは、体の小さい赤ちゃんには影響が強く出る場合もあります。
興奮・覚醒してしまって、なかなか寝ない・・というケースも。
授乳中のコーヒーを飲むタイミング、ぜひ気にしてみてください。
あとは、たまにはノンカフェインで過ごす日を作ってみてもいいかもしれません。
だけどガマンし過ぎず、コーヒータイムを上手に取り入れながら、育児ストレスをため込みすぎないよう、ホッとする時間は大切にしてみてくださいね。
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