「頻回授乳が追いつかない…」と感じること、ありますよね。
「哺乳量を測ってもらったら、ミルクを足すよう指導された」
「ミルクを足さないと泣き止まない・授乳間隔が空かない」
などは落ち込んでしまいますね。
完全母乳の育児に憧れていたけど、母乳の量が足りない、母乳育児に自信が持てない…と思ってしまうと辛くなってしまいます。
ですが実際、頻回授乳をしていても母乳の出が少なくなる時間帯もあるんです!
それはずばり夕方!
体にもサイクルがあります。
四六時中、頻回授乳をしていればいい!というワケではないんです。
母乳量を増やしたいなら、夜間に頻回授乳するのがおすすめなんです。
ですが、ムリは禁物ですよ!
わたし自身も完全母乳の育児に憧れて、産後4か月で叶いましたが、振り返ると完母にこだわり過ぎなくてもよかったな…と思います。
母乳育児は、ママにかかる負担が大きいです。
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頻回授乳が追いつかない…!実は母乳が少なくなる時間帯も
実は母乳には、1日の間によく出る時間帯と少なくなってしまう時間帯があるんです。
少なるなる時間帯、それはズバリ、夕方!
夕方って、一日の疲れが出始める頃ですよね。
母乳もいっしょで、体が疲れていると出にくくなるんです。
そこで、しっかり夕飯を食べてエネルギー補給できると、また夜には母乳の生産が復活します。
特に、夜間は母乳が多く作られるんです。
母乳を作るプロラクチンというホルモンが、夜間に活発に働くためなんです。
夜間~翌朝にかけては母乳の出がよくなりますので、このタイミングでの授乳を逃さないようにすることが大切なんです。
夜は眠くて大変だと思いますが、3時間おきの授乳が基本です。
赤ちゃんが起きない場合は、赤ちゃんの足の裏を強めに押すと起きますよ。
ですが逆に、夜によく寝る子で、頻回授乳したくても出来ない!と悩むママもいらっしゃると思います。
良く寝る子は一見育てやすそうですが、「体重が増えにくい」「脱水が心配」など、気がかりな面も。
結論は、赤ちゃんが寝ているならムリに起こさなくてOK!
ですが、6時間以上授乳が空いてしまったときは、起こすのがおすすめです。
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頻回授乳したいけど起きない赤ちゃん…起こすかどうか見極める方法
一言に「母乳育児を成功させるために頻回授乳をしましょう!」と言っても、一日中がんばればいいワケではないんですね。
体のサイクルを知ることも大事ですね。
頻回授乳とミルクの足し方
頻回授乳って本当に疲れます。
それに、ママだって赤ちゃんのお世話ばっかりしているワケにはいかないんですよね。
自分の食事やトイレ、睡眠時間も必要ですし、家事もやらなくてはいけません。
ミルクはずばり、ママが「疲れた」と感じるときに足してOKです。
ミルクを足すことに、なぜか罪悪感を抱いてしまうのですが、母乳が出ない時間帯もある!ということを知ると、ちょっとラクになりませんか?
夕方~寝る前までの時間は諦めて、ミルクを足してあげてください。
それに、夕方は家事も忙しい時間帯ですね。
さらに夕方は「黄昏泣き」と言われる赤ちゃんがグズりやすい時間帯でもあるんですよね。
ママの気持ちと体がラクになるのであれば、完全母乳の育児にこだわり過ぎず、ミルクも上手に活用してみてください。
赤ちゃんの健康も大切ですが、ママ自身の健康と心の余裕も大切です。
ただ、ミルクを与えすぎると母乳の飲みが悪くなったり、授乳間隔が空きすぎてしまうことが気になりますね。
混合育児はメリットもあるんですが、配分が難しい…!
けど、1回のミルク量にこだわり過ぎず、1日トータルの量に注目するのが、頻回授乳とミルク育児を成功させるコツです。
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頻回授乳とミルクの足し方とは?1回のミルク量よりも1日の量が大事
それに、完全母乳の育児にこだわり過ぎるとうまくいかなかったとき、ストレスになってしまいます。
ストレスを溜めこんでしまうと、どんどん母乳の出が悪くなる…という悪循環に陥ってしまうこともあるんです。
ただ、わたしも経験したのですが、ミルクを足しても赤ちゃんが泣き止むとは限らないんですよね~。
ミルクを足したのに泣き止まないと、どうしたらいいかわからなくなってしまいます。
そんなときは、思い切って散歩に出かけるのがいちばんでした!
もう家事は諦めて。
お散歩ついでにスーパーに寄って、夕飯はお惣菜かお弁当。
洗濯物は、とりあえず取り込んでパパが帰ってきてから畳む。
…という生活が続いたこともあります。
綺麗好きなママにとって、家事が思い通りに捗らないのはストレスに感じるかもしれません。
ですが今は、ママの体を休ませることが最優先。
それに、ほんの1か月ぐらいですし、週末はパパがいるので食事の支度や洗濯はいつも通りできます。
たとえ毎日お弁当やお惣菜でも、不健康にはならなかったです。
最近のお弁当は、ヘルシーなのもありますしね~。
しかも美味しい!
育児では、完ぺきや理想を追い求めると辛くなります。
柔軟に考えることが何よりも大切ですよ。
ぜひ、ママは自分自身も大切にして。
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頻回授乳なのに母乳が増えない…
頻回授乳をがんばっているのに「なんだか母乳の量が増えない…」と感じてしまうと、不安になってしまいますよね。
わたしも、初めての育児のとき、右も左もわからず、毎日悪戦苦闘してました。
母乳の出を良くするために、
- 食事に気を付ける
- 夜間授乳を欠かさない
- 体を冷やさない
などなど、とにかく色んなことを試しました。
中には、頻回授乳で1日20回以上授乳してる…というママも。
授乳間隔が空かないと、母乳量が増えてないのでは!?と心配になりますね。
ですが、ちょこちょこ飲みを繰り返す飲み方の赤ちゃんなだけかも。
授乳スタイルやリズムも、赤ちゃんの個性なんです。
そう考えると、育児書通りに育児できないのは納得ですよね。
目の前にいる赤ちゃんをしっかり観察することを、忘れないで欲しいと思います。
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とはいえ、ママの食生活を見直すことは、母乳量アップだけではなく、ママの健康と美容のためにも大切なことです。
わたし自身が、圧倒的に効果を感じたのが「水分補給」でした。
意外と、育児に追われていて水分を摂れてなかったことに気づきました。
おすすめは、ノンカフェイン・ノンカロリーの水・麦茶・ルイボスティーなど。
また、食事のときの水分補給も大事。
汁物や鍋物をプラスすると体も温まるのでおすすめです。
インスタントのお味噌汁でもOKです!
体が温まると、自然と母乳の出も良くなります。
あとは、母乳に良いと言われている飲み物をもおすすめ。
たんぽぽ茶やごぼう茶ですね。
最近では、スーパーやドラッグストアでも見かけますが、断然、ネットで買った方がコスパは優秀。
続けるには、コスパも重要ですからね。
たんぽぽコーヒーとは、たんぽぽの根から作られています。
味は、コーヒーよりも麦茶をより香ばしくしたようなかんじです。
ごぼう茶は、その名の通りごぼうから作られているお茶です。
食物繊維が豊富で、便秘に悩んでいる産後ママには強い味方!
こちらも香ばしく、飲みやすいですよ。
まとめ
「頻回授乳をがんばってるけど、母乳の量が追いついてない…!」と感じると、辛くなってしまいますよね。
まずは、一日の中でも母乳の出がいい時間帯と、減ってしまう時間帯があることを知ると、気持ちが落ち着きます。
さらに、「出てないかも」と感じるときは、ミルクに頼ることもできますね。
ですが、赤ちゃんによっては母乳を嫌がる!
ミルクの方が好き…!という子も、実はいるんです。
そんな場合は、思い切ってミルク育児に切り替えてしまう方がいい!と個人的には思います。
なぜか、母乳育児は良くって、ミルク育児は悪い、っていうイメージがあるんですよね。
たしかに、母乳は免疫力が付くと言われていますし、ミルクに比べると経済的ですよね。
でも、母乳育児もデメリットがあります。
それは「ママへの負担が大きい事」です。
授乳中は、口にするものに気を遣いますし、赤ちゃんを他の家族に預けにくいんですよね。
夜間のお世話も、必然的にママになってしまいます。
「母乳育児が辛い、楽しめない!」なら、ミルク育児に切り替えるのがいちばんです。
ママの負担が減りますし、ミルクでも赤ちゃんは健康に成長しますよ。
ぜひ、ママ自身の体と心も大切にしてくださいね。
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