頻回授乳をして、少しでも母乳を増やしたい!
だけど、肝心の赤ちゃんがよく寝る子で、なかなか起きてくれない…は困るんですよね。
良く寝る子は一見育てやすそうですが、なかなか体重が増えなかったり、おしっこの量が少なかったりと、心配になる面も。
そこで、
- 6時間以上空いてるときは起こす
- 寝る前にしっかり飲ませる
- おしっこが少ないときは脱水に注意
- 哺乳瓶で与えるのも有効
などを試してみて!
体重が増えない赤ちゃんは母乳を吸う力が弱く、なかなか飲めない場合もあるんです。
それに比べて、哺乳瓶は弱い力でも簡単にミルクが出てきます。
もちろん、搾乳した母乳を与えるのでもOKです。
頻回授乳したいけど起きない赤ちゃんどうする?
頻回授乳したいけど、肝心の赤ちゃんがよく寝る子でなかなか起きない…!という場合、困りますよね。
特に、夜中の授乳は母乳を作るホルモンが活発になるため、母乳量アップには大切と言われていますね。
基本的には、わざわざ寝ている赤ちゃんを起こさなくて大丈夫です。
ですが、生後6か月までの赤ちゃんには夜間授乳は必要と言われています。
離乳食が始まる頃までは、母乳やミルクの量を極端に減らすのはNGです。
そのため、
- 6時間以上空いてるときは起こす
- 寝る前にしっかり飲ませる
- おしっこが少ないときは脱水に注意
- 哺乳瓶で与えるのも有効
などの方法で、しっかり授乳してあげて。
6時間以上空いてるときは起こす
目安としては、赤ちゃんが6時間以上寝続けている場合は、無理やり起こしてでも授乳してあげてください。
「寝る子は育つ」とは言いますが、これはあくまで、たくさん飲んだ子の場合。
赤ちゃん、特に新生児のうちはしっかり母乳やミルクを与えないと、なかなか体重は増えません。
そのため、もし産院などからミルクを足すように指導された場合は従って。
「母乳の出が悪いから…」なんて落ち込む必要はありませんよ!
寝る前にしっかり飲ませる
よく寝る子で、今寝かしつけをしたらしばらく起きないな…というのがわかっている場合は、寝る前にたくさん飲ませるのも一つの方法です。
ミルクも含め、しっかり飲んでもらえれば、多少赤ちゃんが寝すぎてしまっても安心ですよね!
実際、わたしも産院で教えてもらった方法です。
細切れの睡眠ってツライですよね…。
むしろ、ママもゆっくり5~6時間連続で寝れるなら、こっちの方がいいですね。
ただ、母乳の分泌がいい方は、乳腺炎が心配ですね。
赤ちゃんが起きなくても、張ってて辛いときは、ラクになるまで搾乳してみて。
搾乳の量は気にせず、「ラクになった」という感覚が大事です。
おしっこが少ないときは脱水に注意
おしっこの量が少ないときは、脱水が心配ですね。
1日6回以上、オムツが汚れていれば母乳は足りている、と判断できます。
でも、暑い日や乾燥が気になる季節は、多めに飲ませてあげてくださいね。
おしっこのニオイがキツイときも、要注意です。
哺乳瓶で与えるのも有効
夜中に起こしても、全然起きない赤ちゃんもいるんですよね~。
そんな子でも、直母よりも哺乳瓶の方が母乳やミルクをしっかり飲んでくれることが多いんです。
直母の場合、しっかり吸いつかないと母乳が出ないため、赤ちゃんにとっては大変なことなんですよね。
その点、哺乳瓶は軽く吸っただけでも出てきます。
搾乳した母乳でもいいですし、ミルクでもいいので、哺乳瓶を試してみるのも一つの方法です。
それに哺乳瓶だと、赤ちゃんがどれくらい飲んだか一目瞭然なので、気持ち的にも安心できます。
頻回授乳で起きないと母乳量も減る?
母乳の量をアップさせたり、維持するためには、赤ちゃんの吸う刺激が何より重要ですね。
特に、夜間は母乳を作るホルモンが活発になるため、深夜の授乳は大切と言われています。
でも、起きない赤ちゃんを育てている場合、どう頑張って起こしても起きてくれないため、大変ですよね。
起きたとしても、ウトウトしてしまって寝ながら飲んでしっかり吸ってくれない…とか。
このままだと、母乳の量が減って、止まってしまうのでは!?と不安ですね。
でも、大丈夫です。
夜中に授乳すると、効率的に母乳の量がアップする!というだけで、授乳している限り、母乳が止まることはありません。
夜中は赤ちゃんがなかなか起きない代わり、昼間に頻回授乳する、という方法もアリです。
それよりも、気にし過ぎてストレスになってしまう方が、母乳には良くないんです。
中には、産後数か月経って、母乳が張らなくなった…と感じるママもいらっしゃると思います。
ですが、たいていの場合は、溜まり乳から差し乳へ移行しただけです。
赤ちゃんが飲む量と、母乳の生産量が釣り合ってくると、差し乳へ移行するママがほとんどです。
まとめ
頻回授乳したくてもなかなか起きない赤ちゃん。
このままだと、母乳の量が増えないのでは!?と心配になりますね。
もちろん個人差はありますが、夜間の授乳回数が少なかったとしても、母乳が止まってしまうことはありません。
ただ、赤ちゃんの体重が増えない、おしっこが出ていない、などは心配です。
哺乳瓶で搾乳した母乳を与えたり、ミルクを使ってもOKですので、赤ちゃんの様子を見ながら授乳は続けてくださいね。
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