新生児の赤ちゃんのお世話をしていると、しゃっくりが多いことに気づきますよね。
赤ちゃんのしゃっくり、そのまま放置しても大丈夫なの?
苦しそうだし、早く止めてあげた方がいいのでは?と悩んでしまいますよね。
基本的には、赤ちゃんのしゃっくりは放置してもOK!
しゃっくりは生理現象ですので、いつかは止まるので、放っておいて大丈夫です!
それに、赤ちゃん自身もさほど苦しさを感じてないんです。
と、わたしが持っている育児書に書いてありました。
念のため、区の健診のときに、助産師さんにも聞いたのですが、同様の回答でした!
わたしも二児の母ですが、二人ともしゃっくりが多かったです!
吐き戻さないかな?眠そうなのに眠れなくてグズグズしてるな・・と悩むこともありました。
赤ちゃんの機嫌が良ければ、無理にしゃっくりを止めようと焦らなくても大丈夫ですが、わたしのように寝かしつけは・・?など悩んでしまった場合の対処法もいっしょにご紹介します。
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新生児の赤ちゃんのしゃっくりは放置してもOK!
しゃっくりは生理現象ですので、基本的には放っておいても自然におさまります!
それに、赤ちゃんはしゃっくりをしていても、さほど苦しさは感じていませんので、心配し過ぎなくても大丈夫なんです!
赤ちゃんが毎日しゃっくりをしていると気になると思いますが、いつも通りご機嫌であれば、様子見で大丈夫です!
たとえ、赤ちゃんが長い時間しゃっくりをしていたとしても、何の問題もありません。
それに、新生児の赤ちゃんは、ちょっとした刺激でしゃっくりが出てしまうものなんです。
大人と比べて体の機能はまだまだ未発達の段階。
「赤ちゃんはしゃっくりが出やすいもの」と思うと、おおらかに付き合うことができるようになります!
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新生児のしゃっくりの止め方5選
しゃっくりは基本的に放置しても大丈夫ですが、赤ちゃんがしゃっくりのせいでグズグズしてなかなか寝付けない!というときは、早く止めてあげたいですね。
ゲップを出してあげる
母乳やミルクを飲むときに、赤ちゃんは空気もいっしょに飲み込んでしまいます。
空気も飲み込んでしまうと、お腹がふくれて、胃のすぐ上にある横隔膜を刺激してしまい、しゃっくりが出やすくなっちゃうんです。
母乳やミルクを飲ませたあと、げっぷを促してあげるとお腹がスッキリして、しゃっくりも止まることがあります。
ただ、赤ちゃんのゲップって、なかなか出ないことも多いんですよね。
たて抱きにして背中を優しくトントンする方法がしっくりこないな・・・というとき、試して欲しい方法がコレ。
- うつぶせにする
- お座りさせる
- あお向けにして脚をM字にする
どの方法も、赤ちゃんのお腹に適度な圧がかかりますので、自然にゲップが出てくれます。
さらに、授乳のあとではなく、合間にゲップを促す方法も個人的にはおすすめです。
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新生児の赤ちゃんのゲップが全然出ない!苦しそうに泣く場合の対処法
何か飲ませる
大人といっしょで、母乳やミルク、白湯などを飲ませると呼吸が落ち着いて、しゃっくりが止まることもあります。
いちばん手軽な方法ですので、ぜひ、試してみて!
特に、眠くてグズグズしているときは、ママも気持ちを切り替えて、寝かしつけの授乳を再トライしてみると、すんなり寝ちゃうことも多々あります。
母乳は赤ちゃんが欲しがるだけあげて大丈夫ですので、授乳がつらくなければ、母乳をあげてみてくださいね。
おむつ交換する
おむつが濡れていると、想像以上に体温を奪ってしまいます!
体が冷えていると、しゃっくりが出ちゃうことがありますので、こまめに汚れたオムツを交換してあげてくださいね。
体を温める
オムツ替えと同じで、体が冷えてしまうと、その刺激でしゃっくりが出てしまうことがあります。
夏でも、直接エアコンや扇風機の風が当たらないよう調整したり、屋内の涼しい場所へ行くときは羽織るものがあると安心です。
ママの手で、赤ちゃんの体を優しくさすったり、お風呂にいれて体を温めてあげるのも効果的です。
お散歩に連れ出す
赤ちゃんがしゃっくりが出てしまい、グズグズ不機嫌なときは、思い切って外に連れ出すのもおすすめ!
すぐにしゃっくりが止まる!という方法ではないんですが、外に連れ出すことで気を紛らわせることができ、赤ちゃんの機嫌もいつの間にかよくなる場合があります。
何より、ママの気分転換にもなりますのでおすすめです!
赤ちゃんのしゃっくりを減らす方法
赤ちゃんは母乳やミルクを飲むのがまだまだ下手っぴ。
たくさん空気を飲み込んでしまい、毎日しゃっくりが出ることも珍しくありません。
ですが、ちょっとママが気を付けてあげるだけで、しゃっくりの頻度を減らしてあげることができます。
母乳やミルクをゆっくり飲ませる
母乳やミルクを勢いよくゴクゴク飲んでしまうと、その分、空気もたくさん飲んでしまい、しゃっくりが出る頻度も多くなってしまいます。
母乳の場合は、母乳がパンパンに張っている状態で授乳しないように気を付けてみて。
母乳がパンパンだと、勢いよく母乳がでてしまい、赤ちゃんがむせちゃうこともあります。
パンパンに張っていると、「早く授乳しなきゃ!」と焦っちゃうと思いますが、搾乳してから授乳するようにしてくださいね。
それに、母乳が勢いよくでると、実は乳口(母乳の出口)にも負担がかかってしまい、白斑が出来てしまうこともあります。
赤ちゃんと自分自身のためにも、母乳がパンパンに張ったまま授乳しないよう、気を付けてくださいね。
ミルクの場合も、ゴクゴクと飲み過ぎてしまわないよう、ときどき哺乳瓶を口から離してあげてくださいね。
大人でも、一気に食べちゃうとしゃっくりが出ることがありますね。
また、できるだけ哺乳瓶の空気を飲み込まないよう、角度にも気を付けてあげて。
45度ぐらいの角度が理想と言われています。
体を冷やさない
赤ちゃんは体が冷えて体が縮こまっていると、しゃっくりが出やすくなってしまうんです。
夏でも、エアコンや扇風機の風が赤ちゃんに直接当たらないよう調整したり、足元だけはタオルで包むようにしてあげるといいですよ。
こまめにオムツを替えるのもおすすめです。
出かけるときも、ブランケットやレッグウォーマー、夏でも薄手の羽織ものがあると便利です。
絶対にNG!しゃっくりの止め方でやってはいけないこと
- 急にビックリさせる
- 赤ちゃんの耳に指を入れる
- こよりを使ってくしゃみをさせる
- 水を一気飲みさせる
大人がしゃっくりを止めたいときにやるような方法を、赤ちゃんにするにするのは絶対にNGです!
体が小さい赤ちゃんには刺激が強すぎるため、場合によっては大泣きしてしまったり、吐き戻したり・・・とリスクが高すぎます!
大泣きすると、ますます空気を飲み込んで苦しくなってしまいますので、抱っこや授乳で落ち着かせてあげてくださいね!
赤ちゃんのしゃっくりがよく出る時期はいつまで続く?
個人差はありますが、3~4か月頃になると徐々にしゃっくりの頻度が減ってきて、5~6か月頃には気ならなくなってきます。
体の成長とともに機能も発達しているので、ちょっとした刺激でしゃっくりが出にくくなってくるんですね。
また、首や腰がすわってくると、自分で上手にゲップを出せるようになってきます。
そうすると、胃の中の空気を出すことができて、胃が横隔膜を圧迫することも減ってきます。
ただし、早食いタイプの赤ちゃんはなかなかしゃっくりの頻度は減らないようです。
早食いすると一気に胃が膨らみますし、空気もいっしょに飲み込んでしまいます。
離乳食をガツガツ食べてくれるのは嬉しいんですが、丸のみしていないか?咀嚼の練習はしているか?
ママが見守って優しく声をかけるようにしてあげてくださいね。
赤ちゃんのしゃっくり中に母乳やミルクを飲ませて大丈夫?
しゃっくり中に母乳やミルク、白湯などを飲ませても大丈夫なのか?ちょっと心配になりますよね。
何かを飲むと呼吸が落ち着きますので、しゃっくり中に授乳しても大丈夫です!
ミルクでも、少量なら飲ませてあげて大丈夫です。
飲ませ過ぎが気になる場合は、白湯を与えてあげてくださいね。
白湯は、水を一度沸騰させ、常温に冷ましたものですね。
作り方もとっても簡単で、10~15分ほど沸騰させ、常温で冷ますだけです。
赤ちゃんに飲ませる目的だけではなく、ママの水分補給にもおすすめです。
ちなみに、白湯と湯冷ましはほとんどいっしょです。
ただし、白湯は作ったらその日のうちに飲みきって。
また、沸かし直しはNGとされていますので、残ってしまった白湯は処分してくださいね。
新生児のしゃっくりはどうして頻繁に起こる?
そもそもしゃっくりとは?
しゃっくりとは、肺と胃の間にある横隔膜(おうかくまく)がけいれんして起こる、生理現象ですね。
新生児はどうして頻繁にしゃっくりするの?
赤ちゃんの体はまだまだ発達途上です。
そのため、ちょっとした刺激でも新生児の赤ちゃんはしゃっくりが出やすいんですね。
他にも、おしっこをするとき、脳が信号を送るときに横隔膜を刺激してしまうことがあるんだとか。
と、わたしが持っている育児書に書いてありました!
これはもう、仕方ないですね。
赤ちゃんの体って、そういうものなんですね。
赤ちゃんがしゃっくりをするタイミングとは?
赤ちゃんのお世話をしていて、しゃっくりが多いタイミングは、やはり母乳やミルクなどを与えた授乳後ですよね。
母乳やミルクを飲むと、どうしても胃がふくらんで、横隔膜も刺激しちゃうのでしゃっくりが出やすいんですね。
他にも、体が冷えすぎてしまったときや、濡れたおむつを長時間つけていたときは、体が縮こまってしゃっくりが出ちゃいます。
うちの子は、当てはまらない気がする・・・という場合は、きっと、おしっこのタイミングですね!
脳からの信号で刺激されてしまい、しゃっくりが出ている可能性がありますね。
授乳してないし、室温も変化なし・・・というとき、おむつが濡れているかもしれません。
しゃっくりだけ?こんなときは病院へ!
- 半日以上止まらない
- しゃっくりと一緒に大量のよだれも出る
- 吐く
- 熱がある
いつもと明らかに様子が違う!という場合、しゃっくりだけじゃなく、病気の可能性もあるんです。
ちょっとでも異変に気づいたら、かかりつけの小児科へ相談してくださいね!
まだかかりつけ医がいない・・・という場合は、産院へ相談してくださいね。
まとめ
新生児の赤ちゃんの時期は、しゃっくりが出やすいので、あまり気にしなくて大丈夫です!
授乳の度に、毎回・毎日しゃっくりしていたとしても、何の問題もありません。
赤ちゃん自身も、さほど苦しさを感じていないんです。
むしろ、普通のことですので、止まるまで様子を見てあげてくださいね。
特別、「しゃっくりを止めよう!」と思わなくても、自然と止まりますので、放置しちゃって大丈夫です!
ただ、どうしても泣き止まない!
しゃっくりのせいで眠れなくてグズグズしている・・・。
そんなときは、
- ゲップを出してあげる
- 何か飲ませる
- おむつ交換をする
- 体を温める
などを試してみて。
個人的には、散歩に連れ出して気を紛らわせるのもおすすめです!
抱っこやベビーカーに揺られているうちに、眠っちゃうことも多々あります。
車があるなら、ドライブに行くのもアリだと思います。
いづれにしても、しゃっくりは自然に止まります。
ムリに止めようとせず、普段通りに接しても大丈夫です!
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