離乳食の取り分けレシピってどうしたらいいのか?迷うことありますよね。
赤ちゃんが食べられる食材や調味料で、そして赤ちゃんが食べられる固さに茹でなきゃ・・・と考えると、結局取り分けじゃなく、別で作った方がラクなのでは?と思っちゃいますよね。
油や砂糖、料理酒などの調味料や、市販の合わせ調味料(鍋のスープや焼きそばに付いているタレなど)も使っていいのか?気になりますし。
ですが、しっかりとポイントをおさえれば、取り分けレシピで離乳食作りはグンとラクになります!
わたしも二児の母で、特に上の子の離乳食作りは悪戦苦闘しましたが、取り分けレシピを覚えてから、時短で料理できるようになりました。
しかも、しっかりとダシを取って作った料理は、大人も美味しく頂けます。
取り分けレシピのコツをご紹介しますので、少しずつ試してみてくださいね!
離乳食を取り分けで作るときのコツ
赤ちゃんが食べたことがない食材はあとから入れる
辛いものや薬味など、赤ちゃんに向かない食材もありますよね。
大人用に薬味などを入れたい場合は、後入れにするようにしてくださいね。
ただ、赤ちゃん向きの食材だけど、まだ食べさせたことがない・・・という場合、まずはスープのダシとして与える、という方法もあります。
赤ちゃんが苦手な食材も、まずは野菜スープにして与えてみると、すんなり食べてくれることも多いです。
わが家も、子供が苦手な葉物野菜やブロッコリーなどを煮て、煮汁で他の野菜ペーストにくわえたり、魚や肉にとろみを付けたりするのに使いました。
簡単な方法ですが、野菜の旨味を感じることができるので、おすすめです!
食材にはしっかり火を通す
赤ちゃんが食べやすいように野菜は柔らかく、肉や魚には中までしっかり火を通す!ということは鉄則です。
葉物野菜など、大人用にシャキシャキ食感を残したい場合は、あとから入れるという方法もあります。
根菜類は柔らかくなるまで煮てくださいね。
大人用に味付けする前に取り分ける
食材に火が通ったら、味付けをする前に離乳食用の食材を取り分けします!
たったこれだけで、使う鍋が一つ減りますし、数種類の野菜ペーストを一度にたくさん作ることができますね。
必要に応じて小鍋で再加熱する
赤ちゃん用に野菜や肉・魚に味付けやとろみ付けしたいときは、小鍋があると便利です。
食材と煮汁を入れて再加熱し、月齢にあわせて醤油や味噌などで味付けをすれば、あっという間に完成します。
油や砂糖、料理酒は使ってもOK
少量の油は便通を良くするのに役立ちます!
便秘が気になる子には、ぜひ、取り入れてみてくださいね。
砂糖は、食材の旨味を引き出すのに最適な調味料なんです。
「さ・し・す・せ・そ」の順番に調味料を入れると味がしみ込みやすくなります。
たとえば、肉じゃがを作るとき、砂糖を最初に入れて1分ほど煮込んでから他の調味料を入れると、味がしみ込みやすくなります。
これは、野菜の中に砂糖が入り込んで、野菜と他の調味料の味の浸透を助ける役割をするからです。
薄味で味付けしても、ほんのりとした甘さと醤油の旨味を感じる優しい味に仕上がります。
料理酒は、魚の生臭さを消したり、お肉を柔らかく仕上げたりするのに最適ですね。
しっかり火を通せばアルコールは飛んじゃうので、臭みが気になるときは使ってくださいね。
市販のコンソメや鍋キューブなどの調味料は、できるだけ使わない方がいいです。
とはいえ、絶対にダメ!というワケではありませんので、4倍ぐらいに薄めて使ってみてくださいね。
気になるときは、ベビー用の和風だしやコンソメなどを使ってくださいね。
鍋キューブを1歳の子に使ってもいい?
鍋キューブなど、お鍋のスープの素があると、味が決まるので鍋料理の準備がグンとラクになりますよね。
ですが、1歳の子にも鍋の素を使った食材を与えていいのか?悩みますよね。
結論は、鶏ダシや寄せ鍋、野菜だしなど、優しい味のスープなら使ってもOKです!
ただし、味見をしてみてしょっぱいな・・・と感じたら、薄めて与えてくださいね。
塩分が多いと、どうしても子供の体に負担がかかってしまいますので、気を付けてくださいね。
それに、子供のころに減塩の生活をしていると、将来病気になるリスクが低くなる!という研究結果もあるんです。
離乳食の取り分けレシピおすすめ2選
煮込み料理
豚汁やポトフ、カレーやシチュー、肉じゃがや鍋物など、煮込み料理は離乳食の取り分けがしやすいレシピです!
どの料理も、しっかりと食材に火を通し、野菜も柔らかく仕上がるため、ペーストにしたりカットしたりと、月齢にあわせた形状にしやすくて便利です。
ダシで煮込めば、ダシの旨味もいっしょに食材にうつるので、食べやすくなります。
わが家の場合、煮込み料理を作るときは圧力鍋を使っています!
圧力鍋は短時間で調理できるだけではなく、野菜がトロトロに仕上がるので大人も子供も美味しくいただけます。
しっかり火は通っているのに煮崩れはしていないので、離乳食に取り分けるときも便利です。
お刺身
料理する時間がないときや、疲れている日はよくやるんですが、大人用にお刺身を買ってきて、数切れに火を通して赤ちゃんに与える、という方法です。
ちょっと贅沢な感じもしますが、お刺身の厚さならフライパンで焼くだけですぐに火が通るし、少量の油と醤油で味付けもすぐにできちゃいます。
白身魚のお刺身なら、離乳食の初期からでも与えることができますし。
初期の場合は、茹でるだけでOKですね。
あとは、とろみをつけたり、おかゆに混ぜておじや風にしてあげてもいいですね。
まとめ
離乳食の取り分けのコツとレシピをご紹介しました。
多少、料理する前に組み合わせを考えたり、煮込む時間も考慮しなくてはいけませんが、慣れれば離乳食作りがグンとラクになります!
取り分けレシピのいいところは、やはり一度に調理できるので、鍋やまな板などの洗い物の減るし、一つの鍋で調理することでエコにもつながりますね。
個人的には、圧力鍋がおすすめ。
短時間で料理できる上に、タイマーをかけちゃえば放置もできます。
あとは、ダシをしっかりとることで、素材の旨味が引き出されます。
昆布とかつおダシを使った料理は、大人も子供も美味しくいただくことができます。
それに、やっぱり大人が美味しい!と感じる料理は、赤ちゃんも美味しいと思ってくれるため、たくさん食べてくれます。
たとえば、離乳食のレシポ本を眺めていても「この組み合わせないわ~」と思うレシピ、ありませんか?
「う~ん・・・」と思いながら作ったものは、やっぱり子供もあんまり食べないことが多いんです。
ママも味見をするのは大事です。
・・・というのを、自治体の離乳食作りの教室に参加したときに教えてもらいました!
他にも、離乳食を作るとき、離乳食専用の調理器具や鍋は揃えた方がいいの?
大人と同じものを使っていいのか?というのは、気になりますよね。
消毒も毎回必要?とか。
結論は、大人と同じ鍋で大丈夫です!
理由は、
- 離乳食をはじめるころには赤ちゃんの免疫がアップしている
- 離乳食は基本的にしっかり火を通している
ため。
詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
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