上の子が年中さん(4歳)のとき、はじめて虫歯があることがわかって
とっても落ち込みました。
仕上げ磨きは毎日していたのに・・。
保育園の歯科検診で発覚しました。
保育園の先生にも、「虫歯があるなんてショックでした~」という
話を聞いてもらいました。
「虫歯は遺伝するって言いますから、あまり落ち込まないでください!
それに、今の年齢から定期的に歯医者に通うことで、虫歯予防になりますから」と。
なんと、嬉しいお言葉~!
とにかく、落ち込んでる場合じゃない!
小児歯科がある歯医者さんを予約して、早めに受診することに。
子供の虫歯はどうやって治療するの?数回に分けて治療
保育園での歯科検診の結果を持って、歯医者さんに向かいました。
やっぱり初めての歯医者はイヤだったようで、
なかなか診察台に乗ってくれません。
見かねた歯科助手さんが
「お母さんお子さんを抱っこして診察台に寝っころがってください」と。
「あ、はい・・」って、重っっっ!と思いながらもガマンするしかないですね。
初日は虫歯の場所を確認して、口を開ける練習。
このまま上手に口を開けれたら治療しましょうか~、という程度。
抱っこのかいもあってか、さくっと虫歯の部分を削ってはい終了~。
よかった、よかった。
あ、でももう一か所あるんです。
次回は、もう一つの虫歯を治療。
その次に、歯のクリーニング&フッ素&歯ブラシ指導。
長時間、診察台でじっと座ることができないので、
何回かに分けて虫歯の治療とクリーニングが行われました。
うちの娘が通った歯医者さんは、小児歯科に慣れていて
子供の扱いもお手の物!
特に歯科助手さんが、いちいちほめてくれます。
「お口上手に開けれたね~」「うがいも上手ね~」と。
他にも、子供が好きなアニメが見られるモニターがあったり、
待合スペースにおもちゃがある部屋があったり。
歯医者さん全体の雰囲気も、ハワイアンのインテリアで
統一されており、明るい感じでした。
昔の無機質でこわ~い歯医者さんの印象とはだいぶ違いました。
子供の虫歯予防には仕上げ磨き&フロスが重要
歯医者さんの歯ブラシ指導で教えてもらったことです。
大人の歯が生えそろうまでは、仕上げ磨きをしてあげてください、とのこと。
生えそろうまでは隙間があったり凸凹の部分があったりと、
隅々までキレイに磨くのは難しいんですよ、と。
教えてくれた歯科助手さんも二児の母。
お子さんは中学生ですが、今でも仕上げ磨きしてますよ、
とこっそり教えてくれました。
さらに、子供自身の歯磨きの習慣づけも。
朝・夜はもちろん、チョコレートなどを食べたあとも
歯磨きをするようにしていたら、自然と自分から歯磨きをするようになりました。
それともう一つ大事なのがフロス。
毎日じゃなくても構わないのですが、歯ブラシだけだと
どうしても磨き残しがあるので、定期的にフロスをしてください、と指導されました。
仕上げ磨きとフロス、この二つを守るようになってから、虫歯で歯医者さんの
お世話になることが無くなりました!
毎日の歯のケアは大事なんですが、「ケアしてるつもり」じゃ
ダメだったんだな~、と反省。
今は数か月に一度、定期的にクリーニングに通ってフッ素を塗ってもらっています。
ところで子供の虫歯は遺伝するの?遺伝ではなく虫歯は移る病気
虫歯と遺伝について、最近の研究では虫歯そのものは遺伝しませんが、
「虫歯のなりやすさ」は遺伝することがわかってきました。
ただ、まだ研究の段階なので日本人にも当てはまるか?はわかっていません。
「虫歯のなりやすさ」は歯や唾液の質によって決まります。
しかし、赤ちゃんの口の中には虫歯菌は存在しません。
では、どうやって虫歯になってしまうのか?
いちばんの原因は、パパやママなど身近な人から
虫歯菌をもらってしまって感染するパターンが多いようです。
子供の虫歯予防1:大人と子供の食器はわける
食器やスプーン・はしなどは分けるようにしましょう。
虫歯菌の感染リスクを低減させます。
しかし、虫歯菌に感染したからすぐに虫歯になる、
というわけでもありません。
子供の虫歯予防2:歯が生えたら歯磨きを習慣化する
赤ちゃんは、歯に触られるのが苦手な子が多いです。
歯ブラシを始める前に、ガーゼで歯を拭いてあげるようにすると、
歯ブラシもすんなり受け入れてくれます。
鼻の下を触るのも効果があります。
これは、上の歯を磨くときにくすぐったいと感じるため。
触られることに慣れておくのも大事なんですね。
子供の虫歯予防3:キシリトールやフッ素で予防
キシリトールは赤ちゃんから摂取しても大丈夫です。
キシリトールは甘いので、さほどイヤがらずに食べてくれるはずです。
1歳すぎなら、タブレットがおすすめです。
歯医者さんで定期的にフッ素を塗ってもらいつつ、
自宅でもフッ素スプレーやフッ素ジェルを使うようにしてみてください。
とっても基本的なケアばかりですが、やっぱり基本は大事です。
仕上げ磨き・フロス・フッ素・キシリトールの4点セットと、
パパママから虫歯菌が移らないように、
歯の治療と食器やスプーンの使いまわしを避けることが必要です。
子供の歯の健康を守ってあげたいですね。
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