どうやら、うちの子は母乳を吸う力が弱く、あまり母乳を飲めていない感じがする。
それに、すぐに体力がないのか、すぐに疲れて寝てしまい、授乳の間隔も長い・・・。
赤ちゃんが母乳をもっと飲めるようにするために、吸う力を鍛える方法ってないのかな?と思っちゃいますよね。
ですが、残念ながら、力を鍛える方法はありません!
というのも、まずは赤ちゃんが成長するためには、しっかりと栄養をとってもらう必要があります。
ミルクを足すことも必要です!
ですがなぜか完母にこだわりすぎていて、ミルクを足すことに抵抗があるママもいらっしゃるんですよね。
完母は生後4か月でも6か月からでも、移行することはできます!
まずは赤ちゃんのためにどうするべきか?見極めてくださいね。
赤ちゃんの吸う力を強くする方法とは?完母にこだわりすぎ?
赤ちゃんが母乳を吸う力が弱く、あまり母乳を飲めていないと心配になりますよね。
特に、体重が増えていなかったり、おしっこの回数が少ないなど、明らかに母乳の量が足りない場合は、ミルクを足すことになりますね。
場合によっては、医師からミルクを足すよう指導されることもあると思います。
まずはミルクを足して、赤ちゃんも体が大きくなり、体力がつくと、しっかり母乳を飲めるようになります!
「赤ちゃんのために何が最善か?」を見極める必要があります。
ですが、なぜかミルクを足すことに罪悪感を感じてしまうんですよね。
- 完全母乳で育児できないわたしはダメな母親?
- ミルクよりも栄養がある母乳を与えるべき?
- 母乳を続けていればアゴが鍛えられて吸う力が自然につく?
母親学級や産院の授乳指導でも、「完全母乳」の考え方が主流になっていますよね。
「母乳で育てるのが当たり前。ミルクはダメ!」みたいな雰囲気、ありませんか?
でも実は、「ミルクはダメ!」なんて一言もいってないんですよね。
ミルクと比較して、母乳のメリットを刷り込まれているうちに、なんとなく完母にこだわってしまっているんです。
実は、わたしもそうでした!
上の子が4か月になるまでは、母乳とミルクの混合育児を続けていました。
ですがミルクを足す度に、なんとなく罪悪感を抱いていました。
でも、よく考えると、哺乳瓶の方がラクにミルクを吸うことができますので、力が弱く母乳を飲むのが苦手な子にとっては、ミルクの方が飲みやすい子もいます。
特に、体力がなく、寝てばかりいてあまり母乳を飲まない子は、体重もなかなか増えないため、いつまでも完母にこだわり続けても、うまくいきません。
まずは、混合で様子を見るのがいちばんだと思います!
生後4か月でも6か月からでも、完母へ移行することはじゅうぶんに可能です。
赤ちゃんの吸い付きが弱い場合も
ラッチオンがうまく出来てない
赤ちゃんがうまく吸い付いていないと、母乳って出てこないんです。
しかも、吸い付きが浅いと母乳が出てこないだけではなく、ママへの刺激もうまく伝わらないため、母乳の生産にブレーキがかかってしまいます。
さらに、吸い付きが浅いと吸われたときに痛くなっちゃうんです!
吸われるのが痛いと、授乳時間が億劫になってしまい、母乳の出もますます悪くなる・・・という悪循環に陥ってしまうんです。
実は、母乳を飲むのが下手っぴな赤ちゃんもいるんです!
みんながみんな、生まれたときから上手に母乳を飲めるワケではないんです。
授乳の姿勢が悪い
ラッチオンと同様に、授乳の姿勢が悪いと、赤ちゃんも上手に母乳を吸うことが出来ません。
横抱きでの授乳だけではなく、たて抱きやフットボール抱きなどの姿勢での授乳も試してみてくださいね!
授乳クッションを使うのはもちろんですが、新生児のうちは高さが合わない場合もあると思います。
授乳クッションを二段重ねにしたり、丸めたスポーツタオルなどを使って赤ちゃんの頭の高さを調整してみてくださいね。
ママも、正しい姿勢の方がラクに授乳できます。
ただ、どうしても授乳のトレーニングはママと赤ちゃん二人っきりではうまくいかない場合もあると思います。
行き詰ってしまった・・・感じたら、迷わず産院や母乳外来、自治体の育児相談などへ相談してくださいね!
一人で抱え込まないことが、育児ではいちばん大切です!
わたしも、些細な悩みでも健診の度にいろいろと質問してましたし、区の発育測定で保健師さんや助産師さんに悩みを聞いてもらってました!
ちょっとしたことでも、聞いてもらうとラクになります!
まとめ
「赤ちゃんが母乳を吸う力がもっと強ければ!体力もある子だったら・・・!」なんて思ってしまう気持ちもわかりますが、ムリですよね。
強制的に、赤ちゃんの吸う力を鍛える方法なんてありませんし。
赤ちゃんの吸う力を強くして、もっとたくさん母乳を飲めるようにするには、まずはしっかり栄養を摂ってもらうしかありません。
特に、体重があまり増加せず、医師からミルクを足すよう指導された場合はなおさら。
完母にこだわりすぎず、赤ちゃんのためには何が最善か?を見極める必要があります。
しばらく様子を見て、だんだん飲む量が増えて体重増加も順調なら、少しずつミルクを減らして母乳を増やしていけばいいんです。
ですが、中には体力よりも、母乳を飲むのが下手っぴな赤ちゃんもいます。
ママの授乳の姿勢が影響している場合もありますが、二人でトレーニングしていくしかありません。
産院や母乳外来、自治体の育児相談などへ相談するのがおすすめです。
一人で抱え込まずに、医師や助産師へ相談すると、とっても安心します。
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