赤ちゃんに授乳して、やっと寝た~と思い布団に置いた瞬間、
パチッと目を開けてぎゃーと泣く・・。
せっかく・・せっかく、寝かしつけたのに。
わたしの苦労が水の泡だわ・・
という経験、きっと誰でもあるはずです。
なかなか布団では寝てくれない赤ちゃん。
どうしたら、布団で寝てくれるのでしょう?
ずばり、赤ちゃんを寝かしつけるときのコツは3つ。
- タヌキ寝入りを見破る!(熟睡しているかどうか)
- 寝かせるときは、背中を丸くしてあげる
- 布団に置くとき、ママの体を急に離さない
この3つのコツを実行すれば、赤ちゃんが布団で寝てくれる確率がアップします。
赤ちゃんを布団で寝かせたい!寝かしつけの3つのコツ
赤ちゃんの寝かしつけのコツ1:タヌキ寝入りを見破れ!
赤ちゃんって熟睡してしまえば、ちょっとやそっとの物音では起きませんよね。
布団に下ろすときも、赤ちゃんが熟睡しているかどうか見分けるのは大事なポイント。
赤ちゃんのタヌキ寝入りを見破る方法は簡単です。
赤ちゃんの下あごを指で下げてみて、口の中の舌の状態をチェックします。
舌が奥の方で縮こまっている状態→熟睡しています。チャンスです!
舌が下歯茎のラインに沿って、口の中で「あっかんべぇ~」している状態
→まだタヌキちゃんです!もう少し、抱っこで様子を見て。
舌が上がっていて、上歯茎ラインにくっついている状態
→う~ん、微妙です。熟睡するかタヌキちゃんになるか、まだわかりません。
やっぱり様子を見て。
赤ちゃんの寝かしつけのコツ2:背中は丸~くCカーブ
赤ちゃん、特に新生児はお腹にいたときの状態がいちばん安心できる姿勢です。
大人の背骨のS字とはと違い、赤ちゃんの背骨はCカーブになっています。
また、お腹の中で羊水で包まれていたのと同じように、
おくるみで包んであげると赤ちゃんの安心感が増します。
赤ちゃんの背中が丸くなるように、寝床を作ってあげましょう。
使うものは、授乳クッションとバスタオル1枚があればOKです。
授乳クッションの上にバスタオルを敷きます。
その上に、おくるみで包んだ赤ちゃんを寝かせてください。
赤ちゃんのおしりを授乳クッションの凹み部分にあわせてくださいね。
赤ちゃんの足が下がってしまって、うまくCカーブにならないときは、
足元にスポーツタオルをクルクル丸めて、少し足を高くしてあげてくださいね。
安くてもいいので、授乳クッションは2個あると便利ですね。
あと、新生児の赤ちゃんは小さいので、授乳クッションを2個重ねて
授乳するとママの姿勢が安定してラクな姿勢で授乳できますよ。
そうそう、赤ちゃんが泣きやまないときも、
背中が丸くなるように抱っこしてあげると、安心して早く泣き止みますよ。
そのとき、赤ちゃんのおしりの方の腕を少し高めにしてみてくださいね。
赤ちゃんの寝かしつけのコツ3:ゆっくりゆっくり体を離す
赤ちゃんの背中センサー、聞いたことがありますよね?
しかし、最近の研究では「お腹」にセンサーがあることがわかってきたんです。
赤ちゃんは基本的にはママに抱っこされていることが多いですよね。
抱っこのとき、赤ちゃんのお腹は必ずママの体にくっついてるんです。
赤ちゃんは、自分のお腹がママから離れてしまうと「落ちる」と感じます。
本能的にも落ちちゃうのはこわいですよね。
そこで、赤ちゃんを布団におくときは、なるべく赤ちゃんのお腹を離さないようにします。
寝たな~と思ったら、ママの体をゆっくり離してください。
時間はかかるけど・・赤ちゃんを寝かしつける時間を短縮させる方法
新生児の赤ちゃんは昼夜の区別がついていません。
そこで、赤ちゃんの生活リズムを整えるためには、パパママの助けは必須。
昼の明るい時間帯は活動して、夜は眠る、ということがだんだんわかってきます。
そうすると、寝かしつけにかかっていた時間が少しずつ短くなってきますよ。
・朝はカーテンを開けて、朝日を浴びる
朝は、赤ちゃんを起こしましょう。
カーテンを開けて太陽の光を浴びると、脳が目覚めます。
・お昼寝のし過ぎに注意
特に、夕方6時~9時ころに寝てしまうと、
夜の睡眠にダイレクトに影響をあたえてしまいます。
新生児の赤ちゃんにはまだまだ難しいですが、
5か月ころから実行してみてくださいね。
・適度に外出を
散歩や外遊びなど、1日1回は外に出るようにしてみて。
赤ちゃんの成長にあわせて、少しずつ運動量を増やしてみてください。
たくさん遊んで疲れると、夜はぐっすり寝てくれますよ。
・お風呂は寝る1時間前には入る
お風呂に入ってすぐは体温が高いのでなかなか寝付けません。
徐々に体温が下がってくると眠気を感じます。
寝るまでの時間は、絵本を読んだりスキンシップしたりと
リラックスして過ごすと、寝付きも良くなります。
・寝る前のテレビ・スマホは絶対にNG
寝る前に、テレビやスマホは絶対に見せないでくださいね。
テレビやスマホの光は脳を刺激してしまい、眠れなくなってしまいます。
大人も同じですよ。
・初めての体験、刺激的な体験をすると興奮することも
わたしの友人の話なのですが、ハーフバースデーの記念写真を撮りに
スタジオへ出かけた日のこと。
その日の夜は、いつも以上に赤ちゃんが興奮してしまい、
なかなか寝付かない上に、夜中も何度も起きてしまい大変な思いをしたとか。
赤ちゃんは眠っている間に、日中の出来事を脳の中で処理していると言われています。
また、現実にあったことと夢の区別もつきません。
あまりにも普段とかけ離れた体験をさせる日は、
覚悟が必要ですね。
【体験談】わたしはこれで赤ちゃんを寝かしつけた!実践方法を公開
わたしが下の子を育てていた時の記録です。
下の長男が5か月、上の長女は年長さんでした。
6~7時:長男起床&授乳タイム
7~9時:朝食、朝食の片づけ・洗濯・長女の保育園準備
9時:上の子の保育園お見送り(下の子も一緒に)
9時半~11時:授乳タイム&お昼寝1回目
※ここは諦めて抱っこしたまま寝かせていました。
かわりに、この時間は寝る!とわかっていたので、
手の届く範囲に自分の飲み物・スマホ・本などを用意してから授乳。
息子の可愛い寝顔を見ながら、ちょっと一息できる幸せなひと時でした~。11~12時:買い出しを兼ねて、お散歩
13~16時:授乳タイム&お昼寝2回目
※ここは布団で寝かせていました。
最初はソファで授乳して、ウトウト寝始めたな~と思ったら一緒に布団へ。
授乳させながら布団に寝かせると、
比較的すんなり眠ってくれることが多かったです。
授乳したまま移動するというワザを覚えました。笑下の子が眠っている間に家事を済ませたり、
疲れている日は思い切って一緒にお昼寝していました。17時:上の子の保育園のお迎え(長男も一緒に)
18~21時:夕飯、片付け、お風呂、寝る準備
21~22時:授乳タイム&就寝
※家族みんなで布団へ行きます。
下の子を添い乳で寝かしつけしつつ、上の子とも小声でおしゃべりしながら寝かしつけ。
そして夜中は3~4時間おきの授乳でした。
新生児の赤ちゃんの時期は、寝かしつけに苦労すると思いますが、
ぜひ、3つのコツを試してみてくださいね。
ママの気分転換を兼ねて、外に出かけて赤ちゃんにも心地よい刺激を与えると
疲れてぐっすり眠ってくれるようになります。
日中の起きている時間が少しずつ長くなり、夜まとまった時間寝てくれるようになってきます。
少しずつ少しずつですが、成長とともに生活リズムや
その子のクセなんかもわかってきますので、寝かしつけがスムーズになってきます。
ママは寝不足でイライラすることもあると思います。
そんな時は、頑張りすぎず、パパにもきちんと協力してもらいましょうね。
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