妊娠したから仕事を辞めたい!と考える女性もいらっしゃいますね。
理由はさまざまですが、妊娠期間はとっても大事な時期。
ママがリラックスして過ごせる環境を作るのは、重要ですね。
ところが、会社に引き留められたり、旦那さんの理解が得られず、なかなか辞められないとストレスになっちゃいますね!
スムーズに退職する方法をご紹介します。
感情的にならず、冷静に、大人な対応で円満な退職を目指してみてくださいね!
妊娠を理由で仕事を辞めさせてくれないときの対処法
後任者がいない!は責任取らなくてOK
人手不足で仕事がまわってない、引き継ぎして欲しいけど後任者が見つからないからまだ辞めないで欲しい!などと上司から退職を引き止められること、ありますよね。
ですが、慢性的な人手不足は従業員には関係のないこと。
自分が辞めた後のことまで責任を負う必要は全く無いんです。
人手不足は組織が未熟で採用活動が上手くいってないため。
または、採用してもすぐに人が辞めてしまう場合は、仕事がキツ過ぎたり教育体制が整っていないことにも原因があります。
これは、いち従業員が手に負えることではありませんね。
上司は個人に責任転嫁してるだけです。
「人手不足だから辞めないで欲しい」は全く気にしなくて大丈夫。
診断書を書いてもらう
人手不足は従業員の責任ではないですし、個人ではどうすることもできないため、気にしなくてOK!
とは言っても、人手不足!の一点張りでなかなか辞めさせてくれない職場もあると思います。
そんなときに有効なのが、やっぱり診断書。
厚生労働省が発行している「母健連絡カード」をかかりつけの産院の医師に書いてもらえば、効力を発揮します。
※厚生労働省「母性健康管理サイト」参照
たとえば、入院するほどではないけど、つわりがひどくて通勤がツライ…という場合、「自宅療養」という項目があります。
期間も設定できますので、産院に行った翌日からでも休むことができます!
妊婦検診のタイミングで、主治医に相談してみて。
「妊婦はムリは禁物!」ですからね。
ストレスも大敵です。
退職代行は最終手段
仕事を辞めたいのに辞めさせてもらえない…という場合、退職代行を利用する方法を紹介しているサイトもありますね。
でも実際はお金がかかります!
退職するために、約3万円の費用がかかります。
3万円…決して安くはない金額ですよね。
これから子供が生まれてくることを考えると、お金は少しでも蓄えておきたいところ。
もちろん、個人の力ではもうどうにも出来ない…という場合、退職代行の力を借りるのはアリですが、最後の手段にしておいて。
また、退職代行を選ぶときも、しっかりリサーチして慎重に選んでくださいね。
悲しいですが、詐欺もありますので、気を付けて。
旦那さんが仕事を辞めさせてくれない
会社ではなく、旦那さんが仕事を辞めずに産休まで働いて欲しい!というパターンもありますよね。
まずは、「なぜ、仕事を辞めないで欲しいのか?」しっかり理由を聞いてみて。
理由によって、対処法が変わってきます。
お金が理由の場合
旦那さんの給料だけで生活していけるのか、何となく不安で退職を渋る場合も。
子供を育てることを考えると、たしかにお金は今まで以上に必要になってきます。
ですが、これから出産でお金はかかりますし、無事産休育休を取得できたとしても、奥様の給料は約半分になります。
漠然とした不安を抱えている今こそ、家計としっかり向き合うチャンスです!
それに、家計を見直すことで、実はムダを省くことができるかも。
特に、
- スマホ
- 光熱費
- 保険料
など、毎月かかるお金は節約したいところ。
さらに、実は仕事を辞めることで、節約できるお金もあるんです。
- 仕事用の服や靴、バッグを買うお金
- 毎日のランチや飲み物代
などなど。
きっちり試算してみて。
妊婦の辛さを理解してくれない場合
妊娠による体調不良は、残念ですが経験者しないと分かりません。
だからこそ、辛さを分かってくれないパートナーも意外と多いんです。
まずは、プレママ・プレパパ向けの雑誌や本を購入して、旦那さんに読ませてみて。
「プレパパの在り方」などが掲載されています。
なかなか読んでくれない場合は、両親学級に連れて行くのもおすすめ。
また、いっしょに妊婦検診に付き添いで来てもらうのもいいですね。
旦那さんがいる前で、医師に「体調が悪くて仕事がツライ」という話をしてみて。
おそらく、ほとんどのドクターは「ムリし過ぎは良くないですね」という反応になると思います。
プライドが高い男性ほど、なぜか第三者からの意見は納得して聞いてくれる傾向にあります。
奥様がずっと家にいるのがイヤ?
実は、奥様がずっと家でダラダラしている姿を見たくない!という男性も。
いつまでもキレイでいて欲しい!と思うようなんです。
そのためには、仕事で外に出ていれば、小奇麗な恰好で保てる!と考えちゃうみたい。
でも、仕事だけが外に出る理由にはならないですよね。
たとえば、マタニティヨガに通う!も立派な動機ですよね。
マタニティヨガって平日の昼間に開催されているところが多いため、仕事をしていると通うのは難しいんです。
出産に備えて、しっかり体力づくりをしておくことは、ママにとってすごく大事なこと。
他にも、今のうちにショッピングを楽しんだり、友だちとお茶したり…も楽しみたいですね。
平日なら比較的空いてるところがほとんどですので、妊婦でも安心して出かけることができます。
まとめ
妊娠したら仕事を辞めよう!と考える女性、少なくないですね。
ときには、赤ちゃんと自分のために、大きな決断をすることも大事だと思います。
ですが、会社や夫から反対されたら…?
すごくストレスですよね。
でも、今回ご紹介したように、ほとんどの場合は辞める方向で話を進めることができます。
円満に退職するためにも、大人な対応を心がけて。
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