産休育休に入るときは、仕事の引き継ぎをまわりのメンバーへする必要がありますね。
でも、人員が少なかったり、忙しい部署で仕事の引き継ぎをするのはとっても苦労しますね。
まわりも「あの人が産休に入るから、こっちに仕事のしわ寄せがきてしまった!」と感じてしまうことも。
たしかに、引き継ぐ人は一時的に仕事のボリュームが増えるため、さらに忙しくなっちゃいますよね。
でも、本来であれば産休育休に限らず、人員の入れ替えは多少あるのが会社ですよ。
人が入れ替わる度にバタバタしているような部署は、組織に問題があるんです。
そのため、妊婦へ矛先が向いてしまうのは、違うんですよね~。
とはいえ、引き継ぎのやり方次第で、円満に産休に入ることが出来るのも事実。
わたしたちは、個人で出来ることをやるしかないんです。
産休育休は迷惑!?仕事のしわ寄せを軽くするコツ
産休育休に入る前に、仕事の引き継ぎが必要ですよね。
仕事の引き継ぎ方次第で、産休育休が迷惑!という思いが軽減されます。
手順書やマニュアルはしっかり準備
当然ですが、業務マニュアルはしっかり準備して。
何も資料がない状態で業務説明を受けるなんて…イヤですよね~。
引き継ぎ漏れや仕事のミス・トラブルにつながってしまいますので、必ずマニュアルは用意して。
すでにマニュアルがある状態でも、手順が変更になっている箇所はないか?
古い情報が掲載されていないか?なども見直してくださいね。
効率化も検討してみて
引き継ぎタスクを整理する際、ぜひ業務フローの見直しもしてみて。
もっと効率化できる部分はない?
もっとわかりやすい手順で、ミスが発生しにくい仕組み、きっとあるはずです。
たとえば、エクセルフォーマットに数式を設定して、計算ミスを無くせるようにするといいですよね。
他にも、メールフォーマットや問い合わせのQA集などもあると、便利ですよね。
引き継ぎのタイミングって、実は効率化するチャンスなんです。
引き継ぎスケジュールは余裕を持って
妊娠が発覚してから産休に入るまで、数か月は猶予がありますよね。
そのため、たっぷり時間があるように感じてしまいますが、産休前の引き継ぎは余裕をもって終わらせることが鉄則。
というのも、妊娠中って何があるかわかりませんよね。
つわりで、急にお休みや遅刻・早退しちゃう場合もあると思います。
場合によっては、医師から突然入院するよう指示されちゃうことも。
このように、万が一に備えて、引き継ぎのスケジュールには余裕を持たせてくださいね。
引き継ぎ者の仕事をサポート
新しい仕事を引き継いだ方は、今までの業務プラス新しい業務を抱えている状態。
業務量が多く、新しく覚えなければいけないことがあるときって、ものすごく大変な時期です。
そこで、引き継ぎがある程度進んで来たら、仕事のフォローに回ってあげて。
ルーティン作業などを一時的に引き受けてあげると、新しい仕事を集中して覚える時間を作ることができますね。
少しでも、引き継ぎ者の負担を軽減してあげて。
育休が迷惑=仕事のしわ寄せがキツイ
産休育休に向けて、仕事の引き継ぎをしなければいけないため、まわりは一時的に仕事量が増えますね。
さらに、人員の確保ができない!となると、ただ単に仕事の量が増えてしまっただけ…という状態に。
仕事を引き継いだぐらいでは、なかなか評価してもらえませんしね。
すぐに給料が上がるわけではないですし。
仕事の負担だけが増えて、給料は今まで通り…という状況が、どうやら不満を生んでしまっているようなんです。
そうすると「あの人が産休に入るせいで…!」と不満の矛先が妊婦へ向いてしまうんです。
でも、本来であれば、業務量と人員の確保ができてないのは会社全体、組織に問題があるんです。
個人間で解決しようと思っても、そもそも無理な話なんです。
今は、誰もが結婚・出産を経験する時代でもないですしね。
「いつかは結婚して妊娠するんだから、そのときのために、お互い助け合おう!」という考えは古いんですよね。
とはいえ、妊娠・出産に限らず、転職や病気などによる休職や退職は誰にでもあり得ます。
きっと、お互い様のハズなんですが…。
中には、残念なことに、権利ばかり主張する妊婦がいるのも事実。
きちんと引き継ぎもせず、つわりやら妊婦検診やら、挙句の果てに新婚旅行の休暇を取ります!なんていうヒドイ方も。
いわゆる「逆マタハラ」や「お妊婦様問題」はニュースでも取り上げられるほどですね。
あとは、引き継ぐ側ももっと評価されたら、きっとモチベーションが上がるハズなんです。
ただただ仕事量が増え、残業が増えて忙しくなっただけ…では、不満ですよね。
きっかけは産休に入る人の引き継ぎかもしれませんが、スキルアップやキャリアアップできるチャンスなら、多少忙しくても頑張ることができますね。
正当な評価とスムーズな引き継ぎのためにも、上司との連携も必要になってきますね。
産休育休に入る妊婦も、仕事を引き継ぐ側も、気持ちよくスムーズに進めたいものですね。
まとめ
産休育休に入る前は、仕事の引き継ぎが必須!ですよね。
仕事を引き継ぐ側にとっては、仕事量が増えるため「自分にあの人の産休のしわ寄せがきてしまってキツイ」と感じてしまうことも。
少しでも引き継ぎの負担を和らげるために、個人で出来ることもありますので、しっかり準備してくださいね。
それに、きちんと引き継ぎすることで、実はあなた自身も評価も上がりますし、復帰もしやすい状況を作ることが出来るんです。
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