妊娠初期は、つわりの症状で仕事に行くのがしんどいですよね。
ですが、吐き気などの症状が落ち着いて、安定期に入ったはずなのに、何となく眠い・ダルくて仕事に行きたくない…。
もしかして、わたしサボり癖が付いちゃったのかな!?と思いますよね。
ですが「倦怠感」も実は立派なつわりの症状。
「休みたい」と思う気持ちは、実は体からの大事なサインかも。
わたしも妊娠中はつわりが長く続いたため、仕事に行くのが本当に大変でした。
とはいえ、遅刻・早退・欠勤を繰り返してしまうと、職場に迷惑をかけてしまいますよね。
そこでわたしは思い切って上司に相談して、産休まで時短勤務を利用しました。
妊婦でも「母健連絡カード」を産院のドクターに書いてもらえれば、時短勤務可能ですよ!
妊娠中に仕事をサボりたくなるのは当然だった
妊娠初期は、つわりの症状で会社に行くのがしんどいことが多いですよね。
- 吐き気
- 食べづわり
- ニオイに敏感
- とにかく眠い・ダルイ、頭痛
などなど。
安定期と呼ばれる時期に突入しても、つわりの症状が長く続く人もいれば、吐き気などの主な症状はないけど、とにかく眠い・ダルイ…という方も少なくありません。
つわりには個人差が大きいんですよね。
また、一人目のときはつわり無かったけど、二人目の方がツライ…なんて場合も。
まさにわたしがこのパターンで、二人目の妊娠中のつわりがひどかったです。
同じきょうだいでも、別々の人間をお腹で育てているんだから、つわりの症状も違って当然!と助産師さんに言われたことがあります。
中でも「眠い・ダルイ」という症状。
パートナーからもなかなか理解を得られない。
「怠けてるだけじゃないの?」と見えちゃうんですよね。
ですが決して怠けてるワケじゃないんです。
吐き気などのつわりの症状が無くても、毎日毎日24時間体制で、大切な赤ちゃんを育んでいることに変わりはないんです。
見た目に現れなくても、体の中は大忙し。
赤ちゃんを育てるための栄養は、全て母体から調達しているんです。
そのため、たとえ家事や仕事をしてなくても疲れやすいと感じてしまうのは当然のこと。
見えないところでたくさんのエネルギーを使っているんですね。
1日の中でも体調は大きく変化しますし、気持ちも揺らぎやすい時期。
わたしがお世話になった産院のドクターは「安定期というものは無いと思って」と言ってました。
妊娠中は体を第一に働き方を考えてみて
わたしは二度の産休育休を経験したことがあるのですが、やはり産休まで仕事を続けるために、働き方を工夫しました。
時短勤務を利用
わたしの中で、いちばん良かった方法がコレ。
「母健連絡カード」を産院のドクターに記入してもらい、会社に提出。
※厚生労働省:母性健康管理サイト参照
上司経由で人事へ提出することで、1時間の時短が認められました。
朝、体調が良くても満員電車に乗ってるうちに気持ち悪くなり、途中下車。
そして、そのまま引き返す…
ということが多かったんです。
遅刻・早退・欠勤が多くて、当時は職場のメンバーにたくさん迷惑をかけてしまいました。
そこで、まずは思い切って上司に相談。
体調が悪い日が続いているため、次の妊婦検診で担当医師に「母健カード」を書いてもらい、時短勤務を利用したい、という旨を先に伝えておきました。
そして「母健連絡カード」とともに申請書を提出して、スムーズに時短を利用できました。
やはり、先に上司に相談しておくのは大事ですね。
「妊婦の権利だから」と、上司へ事前の相談なしに申請書を提出する妊婦さんもいるようですが、社会人としては良くないですね。
在宅ワークに切り替える
通勤や立ち仕事がツライ!と感じる妊婦さんも多いですよね。
テレワークに切り替えれば、通勤の負担が無くなりますし、気持ち悪くなったときに自宅ならすぐに安静にできますね。
他にも、フレックスタイムを利用する方法もありますね。
上司と相談してみてくださいね。
一時的に契約社員になる方法も
仕事は辞めたくない!
けど、どうしても体がダルクて眠くて毎日出社するのはツライ…という場合。
いったん、契約社員になる方法もあります。
働く日数と時間を減らすことができますので、体への負担もグンと軽くなりますね。
ただし、その分、また正社員に戻るには何年もかかるでしょうし、お給料も減ってしまいますので、慎重に検討してみて。
まとめ
一言に「つわり」といっても症状は人それぞれなんですよね。
吐き気や頭痛などはしんどいですし、まわりも気遣ってくれます。
けど、なぜか眠い・ダルイ・疲れやすい、などはわかってもらえない!
自分でも「怠け癖がついちゃったのかな!?」と落ち込んでしまうこともあると思います。
ですが、「倦怠感」も立派なつわりの症状。
いくら安定期に入っても、24時間体制で赤ちゃんをお腹の中で育んでいることには変わりありません。
いくら規則正しい生活を心がけていても、つわりってどうすることもできないんですよね。
とはいえ、仕事をしている以上は責任もついてまわります。
産休まで仕事を続ける方法を考えることも大切なことです。
自分と赤ちゃんのために、ライフスタイルを見直す時期なのかもしれませんね。
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