1歳半の歯科検診で虫歯があることがわかり、
とてもショックでした・・・。
しかも、歯科医からは、
「母乳は虫歯になりやすいため、やめるように」
と言われてしまいました。
断乳を決意し、試みたのですが・・・
結果は惨敗。
わたし自身も断乳がとてもツラくなってしまい、
断念してしまいました。
そこで、「虫歯の原因って本当に母乳だけ?」
と疑問に思い、徹底的に調べてみました!
すると、意外な事実が続々と判明!
- 母乳が虫歯の直接の原因にはならない
- 母乳に含まれている成分は、虫歯菌を抑える働きがある
- 虫歯を予防するには、毎日の歯のケアが重要
毎日の歯のケアをがんばった結果、
今では虫歯が1本のない、
健康的な歯の子になりました!
添い乳が虫歯の原因に?添い乳前に歯のケアをすれば予防できる
赤ちゃんの寝かしつけで添い乳をすると、
歯のケアができないまま眠ってしまいますよね。
これでは、
「虫歯になってしまうのでは?」
と心配になってしまいますよね。
でも、大丈夫!
実は、虫歯になってしまう主な原因は、
「口の中に食べかすが残っていること」
なんです。
つまり、添い乳をする前、
できれば食事のあとすぐに
赤ちゃんの口の中のケアをすれば
虫歯になるリスクをグンと下げることが
できるんです!
赤ちゃんの口の中をガーゼで
優しく拭き取るか、
赤ちゃん用の歯ブラシで
歯磨きをするなど、
歯が生え始めたら、
口のケアをスタートしてくださいね!
赤ちゃんの歯磨きの仕方は、
別の記事で詳しく解説しています!
歯医者の専門雑誌に掲載されていた、
ものすご~く役に立つ情報ですので、
ぜひ、あわせてチェックしてくださいね。
赤ちゃんの歯磨きはいつから?歯磨きが好きになる簡単2ステップ
さらに、母乳が虫歯の原因になることは、
少ないことが、最近の研究でわかってきています。
母乳そのものが直接むし歯の原因にはなりません。
「日本赤十字社医療センター」の記事より引用
母乳に含まれているラクトフェリンという成分は、
虫歯菌の増殖を防ぐ役割があるほどです。書籍「最強母乳外来」より引用
なんと、母乳は虫歯になるリスクを
抑える働きまであるんですね!
これなら、焦って断乳しなくても
良さそうですね。
母乳が虫歯の原因になるとは限らない!フッ素は有効
赤ちゃんの虫歯ケアで
いちばん有効と言われているのが
フッ素です。
歯医者さんでも、フッ素塗布が受けられますもんね。
ただ、赤ちゃんを歯医者に連れて行くのは大変!
大人しくクリーニングさせてくれるとは限りません。
そこで、手軽なのが
自宅でフッ素入りの歯磨きを使うことです。
フッ素入りで、かつ、ジェルタイプがおすすめ!
歯磨き粉が泡立ってしまうと、
汚れが落ちているかどうか
よく見えないため、
ジェルタイプの歯磨き粉で
泡立てずに仕上げ磨きするのがおすすめです。
ドラッグストアでもよく見かけますので、
お子さんが好きな味を用意してあげてくださいね。
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ただ、歯磨き粉を使うときに気になるのが
うがいのことですね。
まだうがいできないし、
歯磨きはまだ使わない方がいいかな・・・
と思いがちですが、大丈夫!
赤ちゃんのうちは、よだれが出るので
自然に余分な歯磨き粉を出すことができます。
それに、赤ちゃんに歯磨き粉を使う場合、
歯ブラシに1ミリほど乗せるだけでOK!
ごく少量なら、うがいができなくても
気にならないですね。
それに、うがいができるようになってからも、
おちょこ1杯程度の水でうがいするのがおすすめ。
理由は、口の中にフッ素が残っている方が
虫歯予防に効果があるからです。
もう一つ、歯磨きのごほうびとして
タブレットがあるといいですよ。
キシリトールも歯に良いと言われていますよね。
1歳半ごろから食べられるものが大半です。
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虫歯になったから断乳・・その前に歯医者&正しいケアを
万が一、赤ちゃんが虫歯になってしまったら、
「母乳が原因かも」と思い、
断乳を考えるママもいるかもしれません。
でも実は、母乳が虫歯の原因になるとは限りません。
断乳をすることよりも先に、
まずは小児歯科でしっかり治療をして、
自宅でのケアを見直しましょう。
断乳って、赤ちゃんもママも
ツラい思いをしてしまうため、
あまりおすすめできません。
歯磨きも、赤ちゃんとの
楽しいスキンシップの時間になるよう、
かわいい歯ブラシを揃えたり、
好きな味の歯磨き粉を買ったり。
道具に頼りながらでもいいので、
しっかりお口のケアできるようにしてくださいね。
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