夜寝る前の寝かしつけの授乳、いったいいつまで続ければいいのか?ふと疑問に思いますよね。
早い子だと、離乳食をしっかり食べられる生後7~8か月ぐらいで、寝る前の授乳が不要になる子もいます。
ですが、あくまで目安です。
個人差が大きいため、焦らずに進めることが大切です。
わが家の場合、二人の子供が完母で育ったのですが、二人とも卒乳する1歳半まで寝る前の授乳は必須!でした…。
ママも子供もムリなく安心して眠ることができるなら、寝る前の授乳は意味があると思います。
母乳は子供の心の栄養にもなってますからね。
ママも、安心しきった顔で眠るわが子を眺めるのは、癒しになるんですよね~。
とはいえ、いつかはやってくる卒乳。
わが家で、ムリなく母乳なしで眠れるようになった方法をご紹介します。
- 牛乳を飲ませる
- 添い乳とトントンを併用する
どちらも負担なくできる方法ですので、今夜からでもすぐに試すことができますよ。
寝る前の授乳はいつまで?
寝る前の授乳は、早い子だと生後7~8か月ぐらいで不要になる子もいます。
ですが、あくまで目安です。
- 離乳食をしっかり食べることができている
- 1回の授乳で飲む量が増えている
- 体重の増加が順調
このあたりをクリアしていれば、夜中にお腹が空いて目覚める!ということが減ってきます。
ですが、離乳食はまだまだ食べムラがある時期ですね。
授乳も1日に何回もしている、間隔も空かない…という子は、まだ焦らなくて大丈夫です!
寝る前の授乳を続けてあげてくださいね。
寝る前の授乳なしでも眠れるようになった方法
うちの子たちが、寝る前の授乳なしでも眠れるようになった方法をご紹介します。
授乳を辞めると、夜の寝かしつけに苦労しそう…というのが悩みですよね。
自分で眠れるよう、ねんねトレーニングした方がいいのかな?と考えちゃいますよね。
ですが、難しいねんトレはしなくて大丈夫なんです!
わが家の場合、二人とも卒乳する1歳半ぐらいまで、寝かしつけの授乳は続けていました。
上の子の場合
上の子は、寝る前に牛乳を飲ませたらあっさり眠るようになりました!
牛乳は、お腹にたまりやすく満腹感もありますし、寝る前の水分補給にもなります。
ですが、寝る前の母乳やミルク、牛乳って虫歯が心配ですよね~。
でも、実は虫歯って、離乳食の食べかすが歯に付着した部分から起きやすくなるんです。
つまり、寝る前にしっかり歯磨きをして、歯垢をしっかり除去できれば、虫歯のリスクはグンと下げることができるんです!
また、哺乳瓶でミルクや牛乳を与えると「哺乳瓶むし歯」になりやすいのでご注意を!
飲ませるときは、ストローやマグで飲ませてくださいね。
さらに、牛乳のあとに水か麦茶を飲ませれば、口の中がスッキリして虫歯になりにくくなります!
ただ、一つだけ気を付けたいのが牛乳を与える時期。
牛乳は、「1歳過ぎてから与えましょう」と言われていますので、1歳未満の子にはこの方法は試さないでくださいね!
下の子の場合
下の子は、あまり牛乳が好きじゃなかったため、上の子と同じ作戦は通用せず…。
下の子は、添い乳とトントンを併用した寝かしつけで、徐々に母乳なしでも眠れるようになりました!
やり方はとっても簡単。
まずは、いつも通り添い乳をします。
そして、添い乳と同時にトントンもしてあげるんです。
ですが、その子によってトントンよりもなでなでが好きな子もいますので、わが子が眠くなるスイッチ、探ってみてくださいね。
赤ちゃんがウトウトし始めたら、添い乳は辞めます。
ですが、赤ちゃんがしっかり眠るまで、トントンだけは続けます。
これで、徐々に母乳なしでも眠れる子になりますよ。
ただ、最初はうまくいかないと思います。
根気がいる方法ですが、いきなり断乳する方法とは違い、ママにも赤ちゃんにも負担が少ない方法です。
断乳すると、赤ちゃんは泣き続けますので、ママも辛くなっちゃうんですよね。
かわいそうで、断乳するのを諦めた…というママ、まわりに結構いらっしゃいます。
言い聞かせも大事
寝る前の授乳を卒業させたいとき、実は赤ちゃんへの言い聞かせも大事なんです。
「説明しても言葉はわからないよね?」と思っちゃいますが、赤ちゃんは言葉はわからないなりに、ママの表情や声のトーンから、さまざまなことを読み取ろうとしているんです。
わたしも、最初は半信半疑だったんですが、上の子の卒乳のとき、言い聞かせをしてみたら、効果を感じました!
赤ちゃんってすごいんですね。
卒乳のシーンだけではなく、保育園の入園前や、新幹線や飛行機などに乗る前などでも有効です!
他にも、
- 入眠儀式を作った
- オルゴール音楽を流すようにした
- 寝る前は絵本タイムにした
などの方法もあります!
寝る前の授乳なしにしたら気を付けたいこと
水分補給
お風呂上りに水や麦茶を飲ませてあげれば大丈夫です!
乾燥や暑さが気になる時期は、さらに寝る前に水か麦茶を飲ませると安心。
ミルクや母乳からの水分補給だけではなく、水やお茶も飲めるようにトレーニングすることは大切です。
特に、保育園に入園すると、麦茶での水分補給がメインになります!
野菜ジュースや果汁を飲ませている方もいらっしゃいますが、糖度が高く、水分補給には向いていないので、あまりおすすめできません。
母乳のケア
自然卒乳の場合は、あまり母乳のケアは必要ありません。
ですが、寝る前の寝かしつけの授乳だけ辞めたい!という場合、かなり授乳の間隔が空くことになりますよね。
しこりや乳腺炎ができないよう、適宜搾乳するのを忘れないようにしてくださいね。
特に、深夜の時間帯は母乳を作るホルモンが活発になりますので、朝起きたら母乳がカチコチだった!とならないよう、ご注意ください。
子供の気持ちに寄り添う
母乳は子供の体の栄養だけではなく、心の栄養にもなってることが多いんですよね。
そのため、授乳の回数を減らすと、子供にとってストレスになる場合もあります。
さらに、授乳は親子が自然にスキンシップできる時間でもあったんですよね。
授乳タイムがなくなった分、親子で過ごす時間やスキンシップは今まで以上に意識してあげてくださいね。
まとめ
寝かしつけの授乳って、ママへの体の負担もかかりますし、なかなか寝ないとストレスにもなっちゃうんですよね~。
いくら添い乳でも、長時間の授乳は腰や肩に負担がかかることもありますし。
もし、添い乳がツライな…と感じたら、まずは寝る前の授乳をしっかりソファなどで行うことも大事ですよ!
授乳の姿勢を変えると、ママもラクですし、添い乳よりも赤ちゃんもしっかり母乳を飲むことができるので、早めにウトウトし始めます!
横抱きなどの授乳と添い乳は、上手く組み合わせてみてくださいね。
その上で、添い乳とトントンを併用した寝かしつけや、思い切って牛乳を与えてみる、などで寝る前の授乳を上手く卒業できるといいですね。
ただ、母乳自体も、いったいいつまで続ければいいのか?悩みますよね。
がんばって授乳してるけど、
- 母乳の量が増えない
- 乳腺炎などのトラブルを繰り返している
- 赤ちゃんが母乳を嫌がる
などなど、うまくいかないこともあるんですよね。
他にも、次の子の妊娠を考えていたり、保育園の入園を控えていたり。
実は、母乳そのものも「いつまでは最低限続けなきゃいけない!」という考え方はないんです!
ママの気持ちを大切に、授乳の終わりを決めていいんです。
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