離乳食作りには「小鍋があると便利!」と聞きますよね。
ですが、「小鍋」と言っても素材も種類もさまざま。
「どんな特徴があるの?」
「どんな鍋なら使いやすいの?」
逆に、「離乳食作りに適さない素材もあるの?」など、気になりますよね。
基本的には、
- ステンレス鍋
- ホーロー鍋
の、どちらかがおすすめです!
逆に、
- アルミの鍋
は、おすすめできません。
アルミの鍋は低価格ですが、衝撃に弱く、耐久性も低いため、意外と扱いが難しいんです。
どうせ買い足すなら、離乳食が終わったあとも長く使える鍋を選ぶのオススメです!
長く使えるものは、結局コスパ最強だよね!
離乳食の鍋で安全なもの2選
離乳食用に、小鍋を買い足すなら、
- ステンレス鍋
- ホーロー鍋
の、どちらかがオススメです!
理由と、それぞれの特徴をご紹介しますね。
ステンレス鍋
ステンレス鍋のメリットは3つ、あります。
- さびにくい
- 変形しにくい
- 保温に優れている
ステンレス鍋の素材は”ステンレス鋼”というのもので出来ています。
英語で「Stainless steel」で、直訳すると「さびにくい鉄」という意味。
さびにくく、変形しにくい。
つまり、丈夫であることは、最大の特徴ですね。
また、保温効果も抜群。
実は、ステンレス鋼はマグボトルやタンブラーなどにも使われている素材です。
つまり、じっくりコトコト煮込んで、野菜などを柔らかくしたい離乳食の調理には、ピッタリですね。
さらに、ステンレス鍋で便利なポイントは、お米を炊ける!という点。
うっかり、おかゆのストックを切らしてしまったり、炊飯器をセットし忘れてしまうことって、あるんですよね~。
(わたしは何回もあります・・・。)
特に、多層コートのステンレス鍋なら焦げ付かず、しかも炊飯器よりも短時間でお米を炊くことができちゃうんです。
ただし、優秀そうなステンレス鋼にもデメリットは存在します。
それが、「焼くことには不向き」という点。
保温性に優れいているステンレスですが、実は、熱伝導がよくないというデメリットがあります。
熱伝導が悪いと、熱ムラが出やすく、結果、焦げ付きの原因になっちゃいます。
とはいえ、離乳食の初期では油を使った炒めものはしません。
あくまでも「煮る」ことだけに使うのであれば、ステンレス鍋は抜群の使い勝手です。
「宮崎製作所」の鍋はとても人気ですね!
国産の鍋ですので、離乳食作りにも安心です。
ホーロー鍋
ホーロー鍋とは、鉄やアルミなどの素材に、さらにガラスでコーティングされた鍋のことです。
ステンレス鍋と同様、保温性に優れ、じっくりコトコト煮込む料理に向いています。
ガラスでコーティングされているため、おしゃれな見た目が多いのも特徴。
ですがその反面、「重い」のはデメリット。
また、強い衝撃を与えると、ガラスのコーティングが割れてしまうことも。
乱暴に扱わないよう、注意が必要です。
ホーロー鍋の中なら、「野田琺瑯」が人気。
鍋の両方に注ぎ口が付いているのが特徴で、右利き・左利きのどちらでも使えます。
こちらも、国産の商品ですので安心して使えますね。
今回ご紹介した「宮崎製作所」も「野田琺瑯」も国産。
それなのに、手が届きやすい価格設定なのは嬉しいですね。
「ストウブ」や「ル・クルーゼ」も憧れます。
ですが、1万円超えちゃいますので、購入するのに勇気がいります。(笑)
アルミの鍋は危険!?
アルミニウムの鍋は100均でも見かけますよね。
アルミの鍋は、とにかく軽いのが特徴。
さらに、熱も伝わりやすいため、離乳食で使っても問題なさそうですね?
ですが、アルミの鍋は衝撃に弱く、少しぶつけただけでもすぐに変形してしまいます。
また耐久性も低いため、高温で長時間の調理には向いていません。
じっくりコトコト…というワケには、いかないんですね。
さらに、IHに対応していないものがほとんど。
意外と制約が多く、扱いが難しいんですね。
せっかく低価格で手に入れても、すぐにダメになってしまう可能性が高いんですね。
また、「アルミの鍋で調理すると、アルミニウムが溶けだす」という話、聞いたことがありませんか?
ですが、調べてみたところ、心配するほどではないことがわかりました。
- 実はアルミニウムとは、ありとあらゆる植物に含まれている
- アルミニウムを摂取しても、体への吸入率はわずか0.1%ほど
ビジネスジャーナル「アルミニウムやステンレスの鍋は、人体に危険?」より引用
もし、ご自宅にアルミの鍋しかないのであれば、離乳食作りとして、一時的に使うのは問題ありません。
ですが、やはり、離乳食の調理に「アルミの鍋は不向き!」という事実は変わりありません。
今回ご紹介した、ステンレス鍋、またはホーロー鍋を買い足した方が安心です。
まとめ
離乳食は少量しか調理しないため、小さめの鍋があると便利ですよね。
ですが、小さめの鍋と言っても、ステンレス鍋やホーロー鍋など。
種類もたくさんあり、迷いますね。
離乳食で使うのは一時かもしれませんし。
それでも、小鍋ってあると便利です。
お味噌汁や副菜を作ったり、たまごを茹でたり…と。
離乳食が終わったあとでも活躍する場面がたくさんあります!
どうせ買うなら、長く使える物がいいですね。
以上、離乳食にあると便利な「小鍋」のお話でした。
こちらの記事では、離乳食の調理器具を分けるべきかどうか?
記事を書いています。
せっかく離乳食専用にと思って買った鍋。
旦那さんが、ウッカリ自分用に使っていたら、どう感じますか?
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