赤ちゃんにミルクを飲ませるとき、人肌の温度に冷ましてから与える、
というのは産院や母親学級の調乳指導で教わりますよね。
ただ、この「人肌」がなかなか難しい・・。
ミルクの温度が一目でわかる方法があれば嬉しいですよね?
もちろん、温度計じゃないですよ。
哺乳瓶の色でミルクの温度がわかる「マジックベイビー」ってご存知ですか?
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これ、知ってたら欲しかったな・・と思ってしまいました。
もう、うちの子供たちには必要ないんですが・・。
毎回、ミルクの温度でもどかしさを感じていて、
思い切って温度計を買おうかな、と思っているママ、
「マジックベイビー」に買い替えるのはいかがでしょうか?
わたし自身は、完全母乳の育児でしたので、あまりミルクは使わなかったのですが、
それでも、完全母乳に移行するまでは混合育児だったので、ミルクのお世話になっていました。
ミルク育児、意外と手間がかかって侮れないんですよね~。
哺乳瓶のほか、わたしが実際に使っていて便利だったものも一緒にご紹介します。
目次
ミルクの温度が一目でわかる「マジックベイビー」とは
ミルクの温度をたしかめる方法として、自分の腕の内側に1~2滴垂らして
「少し熱い」と感じる程度の温度が最適と言われていますね。
温度は40度ほど。
ただ、この「少し熱い」と感じるのは個人差もあるため、
「熱いかな?あげても大丈夫かな?」と不安になってしまうこともありますよね。
この、人によって感じ方が違う、を解消してくれるのが「マジックベイビー」なんです。
哺乳瓶の色の変化でミルクの適温を見分けることができるので、
熱すぎる・冷たすぎるを回避できるんです。
飲みごろになると、哺乳瓶の色が戻ります。
赤ちゃんによっても、ミルクの好みの温度がある子もいますので、
最初は見極めが必要かもしれませんが、慣れてしまえば一目でわかるので便利です。
ミルクの温度を手早く冷ますコツと調乳のポイント
国産の粉ミルクは国産の水で調乳することが大前提です。
基本的には水道水でOKですよ。
粉ミルクを溶かすときの適正温度は70度
70度以上で調乳しないと、稀に粉ミルクの中に含まれている菌が殺菌されないため、
必ず70度以上で粉ミルクを溶かすよう、厚生労働省のガイドラインにも示されています。
- 70度以上のお湯を使うこと
- 2時間以内に飲まなかったミルクは捨てること
WHOガイドライン要約より抜粋
わたしが使っていて便利だったのが、70度に保温できる電気ポット。
ポットにお水を入れてセットさえしておけば、ミルクを作ろう!と思った時にいつでも使えます。
他にも、自分のお茶を淹れるのにも使ってました~。
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ミルクを手早く冷ますコツ
水道から水を流しっぱなしにし、そこに哺乳瓶を当てるとあっという間に温度が下がります。
ただ、急激に温度が下がるのでこまめに確認することは必須です。
水道代がちょっともったいないかも・・と、わたしのような堅実な主婦の方(?)は
ボールに溜めた水で冷ますのもいいですよ。
このとき、哺乳瓶の中のミルクがクルクル回るようにしながら冷ますと温度が均一になります。
残ってしまったミルクは思い切って捨てる
ミルクはたくさんの栄養が含まれているため、雑菌も繁殖しやすいんです。
勿体ないから・・と言って取っておかず、捨ててくださいね。
そしてすぐに哺乳瓶は消毒!
電子レンジで消毒できるものや、消毒液に浸すタイプなど、いろいろありますが
どれも面倒で・・。
いちばん簡単で確実なのが煮沸消毒。
- 鍋に哺乳瓶がつかるぐらいのたっぷりのお湯をわかす。
- 沸騰している状態を保ったまま、哺乳瓶を7分間入れておく。
- 残り3分になったところに、乳首(ニプル)やキャップを入れる。
もちろん、これが面倒・・というママもいると思いますが、
個人的には消毒液代もかからないし、電子レンジにセットする手間も省けるのでイチオシです。
ただし、ママのやけどにはじゅうぶん注意してくださいね。
ミルクの温度や調乳に自信がないなら・・道具に頼る
振り返ると、赤ちゃんの時期はあっという間に過ぎてしまいました。
完全母乳に移行したこともあり、ミルクを飲んでいた時期はほんのひととき。
それでも、やっぱり初めての育児でミルク一つ作るのにもとっても苦労したのを覚えています。
ただでさえ、日々の育児で悪戦苦闘しているパパママにとって、
子育ての便利グッズはありがたいものです。
思い切って、便利な哺乳瓶に変え替えたり、電気ポットを用意したりして
少しでも育児の負担が軽くなるといいですね。
もう一つ、缶の粉ミルクって結構な量が入っていると思いませんか?
しかも、賞味期限は1ヶ月と短いため、使いきれなかったら捨てなきゃいけないので
ちょっともったいない・・。
わたしのように、少量しか使わない・使う予定がないというママは、
キューブ型のミルクが使い勝手がよかったですよ。
粉ミルクに比べると、若干溶けにくいのがデメリットですが、
個包装になっているので保存期間が長いのが嬉しかったです。
余ってしまっても、離乳食用にミルクがゆを作るときに活用できました。
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ところで、みなさんフォローアップミルクってご存知ですか?
特にミルク育児のママは、時期がきたら何となくフォローアップミルクに切り替えなきゃ、
と思っている方もいると思いますが、実はムリに飲ませなくても大丈夫なんです。
詳しくは、別の記事でご紹介していますので、気になる方はあわせて読んでみてください。