緑茶はさっぱりとした飲み口なので、授乳中にのどが渇くと
ついつい緑茶ばかりで水分補給をしてしまう・・というママもいますよね。
緑茶はカテキンも含まれているため、風邪予防も期待できちゃいますしね。
ただ、授乳中だと気になるのは緑茶に含まれているカフェインの量。
緑茶の他、代表的な飲み物のカフェインの量はこちら。(100mlあたり)
コーヒー | 60mg |
玉露 | 160mg |
紅茶 | 30mg |
せん茶 | 20mg |
ウーロン茶 | 20mg |
※内閣府の「食品安全委員会」参照
緑茶の中でも、玉露のカフェインの量はダントツですので、
授乳中でカフェインが気になる方は、避けた方がいいかもしれません。
ただ、授乳中でもカフェインは摂っても意外と大丈夫なんです。
カナダ保健省(HC)では、妊婦や授乳中の女性は300mg(コーヒーをマグカップで約2杯)までとしています。
厚生労働省「カフェインの過剰摂取について」より引用
それに、カフェインが母乳に移行する量はわずか1%程度と言われています。
2Lのペットボトルの緑茶を1日でがぶ飲みしてしまったり、
水分補給をコーヒー・紅茶・緑茶など、カフェインが入っている飲み物ばかりではなければ、
授乳中でも緑茶は楽しむことができるんです。
さらに、緑茶は淹れ方によってカフェインを抑えることも。
- 60度のお湯で入れる
- 水出しの緑茶にする
授乳中でも緑茶を楽しむポイントをご紹介していきますね。
目次
授乳中に緑茶ばかり飲むのはNG!でも淹れ方でカフェインを抑えられる
授乳中だと、コーヒーや紅茶は意識して避けているママも多いと思いますが、
緑茶って・・?
あまりカフェインを意識していない方も、きっといますよね?
それに、実家に帰省した際や、旦那の実家に遊びに行った際などに出されたら
飲んでしまいますよね~。
ただ、コーヒーに比べると、緑茶に含まれているカフェインの量は少ないですし、
湯呑などの小さめのカップで少量飲む分には、カフェインはさほど気にし過ぎなくても大丈夫です。
さらに、自分で緑茶を淹れる場合、淹れ方によってカフェインの量を抑えることができるんです。
60度のお湯で入れる
沸騰したお湯で緑茶を淹れると、強い苦みが出て、カフェインの抽出量も多くなります。
逆に、60度くらいのぬるめのお湯で緑茶を淹れるとカフェインの苦みが減り、
お茶の甘さが際立つようになります。
カフェインの量と緑茶の苦みって、比例するんですね!
そのため、味が濃く苦みが強い玉露はカフェインが多く含まれているんですね。
また、新茶にもカフェインが多く含まれていますので、
カフェインが気になる授乳中は、玉露や新茶は避けた方が良さそうです。
でも、60度ぐらいのお湯って・・?と思いますよね。
そこで、活躍するのが保温設定の温度が選べるポット。
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赤ちゃんのミルクを調乳するために、購入したご家庭も多いのではないでしょうか?
70度のお湯は、赤ちゃんのミルクの調乳はもちろん、
紅茶や緑茶を美味しく淹れる適温と言われていますので、ぜひ、活用してみてくださいね。
水出しの緑茶にする
大きめのボトルに茶葉と水を入れて冷蔵庫に一晩入れておくだけの、簡単水出し緑茶。
60度のお湯で淹れるよりも、さらに苦みが少なくなり、甘いお茶に。
夏の水分補給に最適ですね。
授乳中は緑茶ばかりではなくノンカフェインの飲み物も
授乳中って、けっこう喉が渇くんですよね。
そんなとき、緑茶はさっぱりとした飲み口で、ほのかな甘みもあり飲みやすいので、
ついつい水分補給は緑茶ばかり・・というママもいるかもしれません。
緑茶の他にも、コーヒーや紅茶、ココアやチョコレートなどにも
カフェインは含まれていますので、食べ合わせには気を付けてみてくださいね。
でも、ノンカフェインの飲み物って意外と少ないんです。
意識して口にしないと、ついついカフェインの飲み物ばかり水分補給してしまう結果に。
水・麦茶・ルイボスティーなど、ノンカフェインの飲み物での水分補強を
授乳中は心がけてみてくださいね。
ノンカフェインの飲み物で水分補給をしていると、
万が一、カフェインを摂り過ぎてしまった日があっても、
体内のカフェインを輩出して、血中のカフェイン濃度を下げてくれます。
ただ、どうしても緑茶が飲みたい・・!という場合、
デカフェの緑茶もあるので、そちらを選ぶとより安心ですね。
知らなかったんですが・・あの生茶からデカフェが出てるんですね!
自分でお茶を淹れる時間が取れない、もっと手軽に緑茶を楽しみたい!と思う方、
授乳中はもちろん、夜寝る前などカフェインを抑えたいときにもいいですね。
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あとは、粉末タイプのカフェインレス緑茶もあるんですね!
ペットボトルの飲料に比べると、場所を取らないのがいいですね。
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母乳育児で緑茶を飲んだから赤ちゃんが寝ない!という心配は無用
緑茶に含まれているカフェインの量はコーヒーと比べても少ないので、
緑茶を飲んだから赤ちゃんにカフェインの影響がダイレクトに響いて
赤ちゃんが寝なくなってしまった!というのは考えにくいです。
赤ちゃんがぐっすり朝まで寝てくれなくなった、
もしかして、カフェインが原因?でも緑茶ばかり飲んでるわけじゃないし・・
と悩んでいるママ、カフェイン以外にも原因があるかもしれません。
それはズバリ、添い乳かもしれません。
決して、添い乳での授乳方法がダメ!と言ってるわけではありませんよ?
むしろ、添い乳での授乳はママが横になることができるので、疲れているときにはラクですよね。
だけど、夜間授乳がツラい・・
そろそろ夜間授乳が自然になくなる時期だと思っていたのに、
むしろ起きる回数が増えている!?と悩んでいるママ、別の記事で対策をご紹介しています。
赤ちゃんにもママにも負担が少なく、今夜からすぐに実践できる方法ですので、
ぜひ試してみてくださいね。
夜間授乳は自然になくなるの?2つのコツで朝までグッスリ眠る子に
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